僕の心の埋まらない空洞
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 | 2012年09月21日 僕の心の埋まらない空洞 ダブル不倫、ストーカー、心変わり。どれも自分には関係ないと思ってた。栄転を目前にした検察官が最後に手がけた事件は、社内不倫の果ての殺人だった。故意なのか、それとも事故なのか。「検事さんにだけは本当のことを知ってもらいたい」と、恋の始まりから終わりまでをねっとり語る被告の言葉が、真面目な官吏のおだやかな毎日を少しずつむしばんでいく。思わず我が身を振り返る心理サスペンス長編。 (「BOOK」データベースより) |
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| この作者は本当に女性なのか？そうした疑問がどんどん膨らんでいった。ここに描かれている男達・・二人・・実質は一人なのかも、と感じられたのは私だけではないのかも。 男性の心理描写が驚くほど緻密に描かれていた。埋まらない空洞にぴったり収まるピース、まさにその通りだと感じた。 この作品に心揺さぶられる人は決して少ないないのではないだろうか。正直心の内の深層心理を解き明かされた気がした。 賛否あるだろうが、私個人としては星五つ、久しぶりの五ツ星作品。 | ||||
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