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ギフテッド
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ギフテッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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新人類の誕生を匂わせるストーリーの展開を過去、現在、未来の構図で描いている。読む者をどんどん本の中に引き込んで、先を知らねばならなくなってしまう。 | ||||
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小説を読みたいと思ったので読みました. 本作品は,時間軸に沿って様々な話が平行して進みます.その中で,ギフテッドの秘密が徐々に明かされていきます.登場人物の様々な視点で物語が展開していくため,最後まで飽きずに読めました. ドラマ化しても面白くなる,そんな予感のする内容でした. ほかのレビューで書かれている方がいらっしゃいますが,伏線の別の回収方法があったのかなとも思いました. | ||||
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アメリカのテレビドラマ『HEROES』を思い出した。 こうした特殊能力を持つ、いわゆる新人類が現れる時代は本当に来るかもしれない・・。かな。 | ||||
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これからです!この様な人達が増えてます! 良く書かれています! | ||||
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緊迫感だけでなくスピード感もあり、一気に読んでしまいました! | ||||
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ヤバい面白い!! こんなに面白い小説を読んだのは久し振りだ。 山田さんの本には毎回衝撃を受けるが、この本は別格だった。 色んな感情が沸き起こって来て楽しめる。 | ||||
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『百年法』を読んで以来、山田宗樹さんの世界観にハマってしまい、 その流れでこの『ギフテッド』も読んでみました。 山田さんの著書の面白いところは、SFミステリー的な要素で話を展開させ、 それが政治的、社会的側面からも描かれている点だと思います。 『百年法』も『ギフテッド』もSF的な問題を、 現代の政治や社会の視点から取り扱っており、 「実際のこんな問題がおこったら、今の社会はどうなるのか?」 という想像をかきたてられます。 この本も最終的な構図は 力はあるが少数派のギフテッドVS力はないが多数派の非ギフテッドとなります。 多数派の非ギフテッド(一般国民)は自分たちより力のあるギフテッドを社会的にどう受け入れるのかという、 SF的な話から複雑で政治的な問題へと発展します。(“力”についてはネタバレに近いので、詳細な説明は省略します。) 読んだ感想としてはラスト以外は最高でした。 ラスト以前はSF的要素と政治的要素が上手く絡み合い、 ボリュームのあるページ数ながらも、それを感じさせないほどの 面白さがありました。 時系列を微妙に入れ替えて、より話の起伏が激しくしてある点も面白かったです。 しかしラストは「力のある少数派の意見を多数派はどう扱うのか?」という問題についての、 山田宗樹さんの持論が展開されるのを期待したのですが、 明後日の方向に話が展開され、ポカーンとしているままに終わってしまいました。 ある意味SF的な終わり方でした。 あそこは賛否両論起こることを前提として、もう少しSF的な終わり方ではなく、 政治的な結末を描いて欲しかったです。 | ||||
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1ページ目から9割目位のいよいよラストという辺りまで文句なしに読み易く面白かった。 ただ最後の締めくくりの1割だけが何か惜しい・・という気がしてならない。 火星へテレポートが飛躍しすぎで、全人類ギフテッド化へという方向で決着をつけるのも無理がありすぎるような。 ギフテッドたちをもはや旧人類には全く理解できない異質の新人類としてクールに描き切ったものが アーサ−Cクラークの幼年期の終わりだとすると、 こちらはアイデンティティや選民意識といった旧人類的価値観を捨て切れていない、 「理解できる」新人類たちのドラマ、その胸の内を堪能できる。 一日で完読してしまう作品は久しぶり。 | ||||
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百年法、代体と読み、今現在はありえないと思うが、将来あるかもしれないと思わせる物語に惹かれてギフテッドも読みました。本来ギフテッドとは天才として生まれて来た人のことを指すようですが、この本では確かに与えられた才能ではあるが、天才として祝福されるものではなく、あまりに超越しすぎて逆に異物として扱われてしまった「ギフテッド」の苦悩、また普通の人の恐怖、恐慌が描かれています。 先の物語でも同じようにこうなったらどうしますか?という問題が突きつけられ、その問題がありえないなと思いながらもスッと入ってくるので読みやすく、ページも進みます。 いずれの本でも主人公と思われる人(どの角度でも見やすいのが山田宗樹の書き方だと思います)が非常に真摯でひたむきな人間像なので、どうしようもない問題であってもなんとなく解決気味にできるのが読みやすいのではと思います。 あくまで解決気味で、物語が将来あるかもと思わせるぐらいしっかりした展開をするので、実際、万一こういった問題が起きたらこれでは終わらないだろうと思ってしまうのが好みの別れるところかも知れません。 特にこのギフテッドはなんとなくハッピーエンド的にしていますが、根本の部分では解決していないと思います。悪意とは言いませんが、もっと強い思想を持ってギフテッドが動いていたらもっと強烈に振り切るはずですが、それを書き出すと終わらない創世記話になりかねない物語になってしまいます。 私を含め、性善説な方にはおすすめな物語だと思います。 | ||||
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ギフテッドと非ギフテッドとの争いや国会議事堂でのシーンはページを読む手が止まらなくなりました。この本で山田氏のファンになりました。SFが好きなら是非ともおすすめします。唯一、欠点を挙げるとするなら、回想が頻繁に入るので時系列を掴みにくいかもしれません。 実写化してほしいですね〜。 | ||||
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秀逸な設定故に自分の中でハードルを上げすぎてしまったのか物語としては普通。もう少し危機感を煽るというか盛り上がりがほしかったのが正直な感想で、超能力SFとしては貫志祐介の「新世界より」の下位互換という印象。 | ||||
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主人公の颯斗は小学校六年生で全日本人が受ける検査で ギフテッドであることがわかり そのことで差別というか苛めをうけて ギフテッドを集めた学校に行くのですが・・・ ギフテッドは臓器が多いだけではなく 超能力があることがわかり ギフテッドとそうでない人との間の軋轢というか 区別?差別? そしてギフテッドは人類の進化系なのか? やたらスプーン曲げがでてくるのが ちょっと笑えて 最後は火星でちょっぴり後味すっきりしなかったけど それなりに一気に読めて楽しめました | ||||
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やっぱり「百年法」以降の山田宗樹は飛び抜けている。 山田宗樹が描く物語の設定のは、自分にとってはどんぴしゃりとハマる。ここまで、自分の趣味にハマる作家さんはいない。 今作品も、とても楽しくエンターテインメントとして一気に読破した。このスケールの作品ならば、百年法と同量のページ数で読みたかった。それだけが悔しい。ただ、それ程にのめり込める作品だということを皆さんにも知っていただきたい。 | ||||
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正直言って予想以上のおもしろさでした。 作者の他の作品も読んでみようと思ってます。 | ||||
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ギフテッドという、未知の臓器をもつ人間が見つかった。彼らにはどんな力があり、普通の人間と何が違うのか。ギフテッドに対する恐怖が広まった時、恐怖の連鎖が始まる。 500ページ近くあるが、おもしろくて最後まで一気に読んだ。ギフテッドの特殊能力に注目するだけでなく、非ギフテッドがどのような行動をとるのか、ギフテッドとの共存をどうするのか、非常によく考えられていて、社会の混乱や恐怖がリアルに描かれていた。 特に、ギフテッドと非ギフテッドの橋渡しとして、新聞記者の視点で物語が展開される場面があったのがよかった。ギフテッドがいかに阻害されていくか、未知の恐怖に遭遇した時、果たして人はどんな行動をとるのか。考えさせられる作品でもあった。 | ||||
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ギフテッドと呼ばれる体内に未知の臓器を持つ子供たちが、未知であるが故に世間に受け入れられず、政治に翻弄され、仲間同士の葛藤に苛まれる姿が、彼らの成長とともに書かれています。 大まかな設定はオーソドックスかと思いますが、颯斗達7人の絆も上手く描かれ、非ギフテッドのフリーライターや高能力の女子高生のギフテッドも実に良い役回りを演じてます。 ギフテッドに対する対応がやや硬直的に感じられたので、もう少し非ギフテッド側(フリーライター以外)の目線のドラマもあって良かったかなと思います。 | ||||
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アキラを思い出した。 特に金田とテツオの対決に近しい構図。 アレックスは結局。。。 | ||||
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山田氏の小説は、何よりその設定が秀逸だと思ってます。今回も期待に違わず一気に読みました。 1点、不満というか、要望というか…。人物の心情描写が欲しい所はあるんですが…。立場が違うカテゴリの対立部分などはすんなりと腑に落ちてくる筆致なのですが、個々のキャラがどういう過程の元にそういう考えになっていったのか、という部分が毎回多少物足りなく感じます。 とはいえ、面白い事は間違いないですw | ||||
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最近発売された有名作家の新作を何冊か読んだが、 この『ギフテッド』が抜群に面白かった。 設定、構成、ストーリー、どれもが一級品。 ぜひ映画化を希望します!! | ||||
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小学校6年生の颯斗の登場から物語は始まる。ある時、検査を受けて自分が「ギフテッド」だということを知る。それから、地元の学校から浮いてしまい、結局ギフテッドばかり集まった学校に行くことになる。そこで彼はかけがえのないギフテッドの仲間を得る。ギフテッドとは何なのか。それは次第に明らかになる。 その特殊性ゆえに、ギフテッドは目の敵にされ、国からも問題視される。特別なギフテッドと平凡な人間。それが、ある事件をきっかけにしてギフテッド排除の動きが急速に高まっていく。 この本を読んで、才能とは何だろう、と考えざるを得なかった。天才や運動神経抜群の者なら他人から評価され、称賛される。しかし、ギフテッドは同じように特別なのにそのことで差別され、追い詰められていく。ならば、そんな才能など必要ないのではないか、と思える。平穏な人生を送りたいなら。天才児なども周りになじめず、周囲から孤立することもある。才能のない身としては、少しでもそんな物があれば、と夢想するが、実際にはない方が幸せなのかもしれない。それよりも自分の好きなことを見つけて、思う存分それをしたほうが幸せなのだろうとも思えてくる。 物語の方は、思いがけない結末を迎える。ちょっと意外な終わり方なのだが、著者は進化し、新たな段階に入った人類を表現したかったのかもしれない。異質なものに対する間違った差別、特別な才能を持つことの損得、そんなことを描きたかったのだろう。ギフテッドの謎で読者を引きつけ、その能力によって引き起こされた事件でさらに読ませる。最後まで、どういう結末になるのだろうと想像しながら一気に読めた。ラストの肩すかし感を除けば、抜群に面白い小説である。 | ||||
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