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銀翼のイカロス
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銀翼のイカロスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 1~20 1/2ページ
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表紙、本文にシワが多数あり最悪、又、黄ばんでおり読みづらい | ||||
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商品のレビューではないが、ダンボウルの中に本とサプリメントの袋が固定されないで入っていたため、本の間に袋が入り、ページが切れ曲がっていました。送り返すのも大人げないと考え、今後、本の購入しなければ、このような不愉快な思いをしなくて済むとあきらめました。(思い出したから) | ||||
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2019年、広告費でついにネットに逆転を許したテレビ業界。 半沢直樹の大ヒットによって死に体となっていたテレビ業界は ゾンビのように息を吹き返した。 バブル後世代・歌舞伎・勧善懲悪・時代劇・・・ 半沢直樹という作品は自信を喪失した日本人が安心する要素に満ちている 半沢直樹に見る日本の後進性と内向き志向 ドラマ 半沢直樹 が大ヒットしている理由は 『日本が負け続けているから』 自信を喪失したテレビ業界と中高年が安心する 歌舞伎・時代劇・勧善懲悪だから高視聴率を獲得できたのだ。 企業内のポストを巡ってオジサンたちが争う物語である。 本来なら、新しい日本企業がどう世界と戦うかと いう物語にこそ未来があったのだ 私のレビューに一言もまともに反論できず 愚劣な島国根性が抜けきらない、納豆臭い哀れな低能劣島人がコメ欄に沸いているな(笑) | ||||
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それを言ってはおしまいだとは思うけれど、 いつものパターンである。 先駆者たちには、シリーズものとして長く続いている作品というものがあるが、 それらは巧妙にパターン化されていない1話完結で、 かつ通底する設定が存在する。 比較すると作者は本シリーズに限らず一定のパターンで書いており、 何作か読んでいれば、登場人物が全て出てきた時点で結末が読める。 そういう点で、本作も当然に頭取はこうするであろうことは、 諸兄もすぐに分かったと思う。 ドラマ化しやすいキャラクターと物語であるが、 今後もこの作家を追っていくかというと、 それはなかなか難しい話である。 | ||||
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ベストセラーだし、TVでも人気なので、一度読んでみた。勧善懲悪なのだろうと予想していたが、その単純さは想像を超えていた。申し訳ないが、私にはまったく付いて行けなかった。最後の20ページほどは、読むのが虚しく、斜め読み。過去の事実をモチーフにしているにしては、現実とストーリーが違いすぎ、白けてしまう。JALのタスクフォースは問題もあったが、資産の実態を白日に晒した。銀行も最終的には債権放棄に応じる。フィクションとはいえ、JALの放漫経営と甘えた社員を、巨額の公的資金投入があった銀行員の目で批判するのは、読んでいて恥ずかしくなった。 | ||||
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敵役が回を追うごとに強くなってしまう昔の少年漫画のような流れになっているような気もする本作。今度の敵役である国家権力的なものを正当化するためだけに再建の舞台である航空会社が引っ張り出されてきたような印象を受けるし、事実航空会社の描写はすくない。先が読める展開にて、かなりな飛ばし読みをしても筋はちゃんと追えるのがこのシリーズのいいところか。安定のワン・パターンなので、新しい登場人物がでてくる毎にコイツはギャフン要員か?などという、妙な判断をしながら読んでしまった。時間つぶしにはよい。 | ||||
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いつもながら爽快感がありあっという間に読み終えました。今回は債権放棄という銀行にとっては大きな重荷を政治がらみの非論理的な対応を迫られるところに屈折せずやりあう半沢の姿が清々しいかったです! | ||||
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4作目ともなると、そろそろマンネリである。東映のプログラムピクチャーであれば、まだいいかもしれないが、文体やストーリー展開、キャラクター造形と、こうまで一本調子では飽きが来るのも当然だ。東映の時代劇にしろ任侠映画にしろ実録ヤクザ映画にしろ、あれだけ多くのキャストやスタッフが関わって、客を飽きさせないように苦心惨憺していても飽きられてしまった。本書は執筆者が池井戸潤一人なのだから、飽きられない方がおかしい。 出てくる敵役は、これまでの半沢直樹シリーズに出てきたような奴らばかり。自民党の下野とそれに伴う民主党政権発足、全日空の経営危機など、執筆当時タイムリーだったネタをぶちこんでいるが、それが逆に物語を陳腐にしている。紋切り型の勧善懲悪に、リアルを持ち込むのは、作劇法としてはいただけない。白井国土交通大臣が蓮舫をモデルにしているのは、誰にでもわかる。実際の蓮舫はあれよりはまともだが。 一番不満なのは、帝国航空という日本の航空行政において大変大きな存在の浮沈から物語が始まるのに、それがメインではないということ。帝国航空に政治家や銀行の汚職を絡ませているだけで、帝国航空は出汁にすぎないのだ。前作『ロスジェネの逆襲』では、ベンチャー企業への経営支援など、物語と登場する企業がうまく結び付いていたが、本書は違う。これなら別に、大手ゼネコンだろうが自動車工場だろうが、何でもよかった。 話題性ありきで本書は書かれた。そういう印象を強く受けた。思えば、ドラマが空前のヒットを遂げた後を受けての執筆である。作品としての完成度よりも、よりわかりやすく、より映像化しやすいものを書くのは当然とも言える。自作の映像化に積極的な池井戸ならば尚更だ。黒崎の再登場と、彼の微妙なキャラクター造形の変更は、ますますそれを強調している。 最後に。物語のラストで、私はガッカリした。こういう展開になるかもしれない、とは思っていたが、そうなってほしくなかった。半沢直樹シリーズの掉尾を飾るとき、半沢の前に立ちはだかるのは彼を措いて他にないと思っていた。しかし、そうはならなかった。このまま半沢直樹は、島耕作になるのだろう。そして半沢の過去を、より詳細に描くスピンオフがいくつも書かれるのだろう。半分冗談だが、半分本気でそう思っている。 | ||||
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週刊ダイヤモンドで連載中にテレビドラマが大ヒット。舞い上がっちゃったんですかね? | ||||
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正直期待して読みましたがロスジェネ迄は好きでした。もうこれは・・・つまんないです。 ドラマ化の為に書かれたストーリー展開。 島耕作か・・将来半沢は頭取になるのでしょ・・って気がした作品でした。 次作で同様なら図書館でもう十分です | ||||
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シリーズの読後の印象は、レビューを読めばその感触がよくわかる。 今回シリーズ4作目まで来ると、いささか陰りが見えてくる。 特に3冊目の前作 「ロスジェネの逆襲」と比較して、★★★以下の レビューが極端に増加しているのが、その証左である。 (1) デッサンがしっかりしていない絵画と同じ。 (2) ただただ半沢の言葉で本書の魅力を維持しているだけ。 (3) TVドラマで惹きつけた坊ちゃん、嬢ちゃんを相手にしていてはお終い。 (4) 登場人物を俄かファンに分かり易くして、政界も、金融界も ビジネス界も、深く描き上げてないから底が非常に浅い。 ということで、シリーズが進むにつれて、徐々に読者離れが進みそう。 | ||||
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その昔、2008年頃に池井戸潤という名を初めて知った。 銀行内部の問題を描いた作品で、我々70年代初めの入行より後の、バブル組というのも目を引いた。 そして図書館にあった「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」を借りた。 当時は借りる人も無く直ぐに借りられた。 率直に面白かった。 そして続いて「シャイロックの子供たち」、「銀行仕置人」、「不祥事(花咲舞)」、「仇敵」、「銀行総務特命」、「金融探偵」、「銀行狐」などを懸命に読み漁った。 とても面白かった。 投稿レビューも当時は非常に少なかった。 しかし直木賞受賞があり、TVドラマ「半沢直樹」のお蔭で爆発的に人気が出て、ミーハー読者が一気に増え、図書館でのウェイティングが驚異的に長くなってしまった。 本書も昨年8月に予約して、半年後の今年2月に晴れて借りられた。 隔世の感だ。 しかし本書を読み始めて、最早あの昔に感動したあの池井戸潤の作品ではなかった。 バブル入行組では大阪西支店、 花のバブル組では営業二部、 シャイロックの子供たちでは大田区の長原支店が舞台だ。 基本は大田区内の住宅地にある支店がホームだ。 そこには銀行内部の事件と、取引先との関係や、本部や金融庁検査という組み合せが、地味だが面白かった。 しかし本書に至るとどうだろうか。 永年ナショナルフラッグであった航空会社の凋落と、憲民党と進政党の政争、政府と政府系金融機関と金融庁。 その舞台を描くのであれば、より深く掘り下げた真面目なドキュメンタリータッチの重厚な話の展開が欲しい。 そこに描かれるのは浅く表面的なつまらない展開で、しかも変わり映えしない。 全てはTVドラマのキャラがそのまま登場して安易であり、話の展開・構想にinnovationというものがない。 金融機関に永年籍を置いた者から見ると、正直申し上げて内容、会話は実につまらない。 あの「商事」、東京中央商事が帝国航空の物流部門に出資を検討中、ということで始まるが、早々に出資の話は呆気なく打ち切りだ。 「商事」とは三菱商事のつもりなら、その出資提携案件も頗る単純であまりに軽い。 東京中央銀行の「審査部」は、業績不振の問題先企業を扱い、帝国航空も入院する病院だ。 それを資本系列大企業、つまり三菱グループを担当するような「営業第2部」に移管する。 商事の出資案件があるとは言え通常はあり得ない。 憲民党(自民党)時にあった帝国航空修正再建プランの有識者会議が、 政権交代で進政党(民主党)は全て否定し、帝国航空再生タスクフォースと入れ替える。 しかもこれは女性の白井国交相の私設諮問機関だそうだ。 その白井大臣は一民間の帝国航空の件で、東京中央銀行に乗り込み、「7割債権カットの稟議書」の早期回付を促す始末。 一時が万事に下らないストーリー展開に、このままでいいのか、と他人事ながら心配する。 銀行関係の小説では、江波戸哲夫氏は銀行をもう書いておらず、高任和夫氏は時代小説に転向したのが非常に残念だ。 江上剛氏は最初は素晴らしかったが、徐々に荒唐無稽になってきて、今では読むに値しない。 池井戸潤氏もその傾向を辿っているような気がする。 ここで本来あるべき銀行小説の原点を見つめ直すべきではないかと、忠告したい。 勧善懲悪に快刀乱麻を断つのも、あまりに大衆迎合TV的に突っ込み過ぎると、ドタバタに陥り、飽きられていくのを心配する。 あっと言わせる秘策も、数十倍返しも、何にも怖いものなしの次長の活躍も、一般読者には受け入れられても、私にはもっと現実味と深さが欲しい。 表面的になでた薄っぺらい小説にしたらダメだ。 | ||||
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「イカロス」 という言葉から航空会社の裏事情をたっぷり盛り込んだ話だと期待していたら、 平成の徳政令の話だった・・・・・・。ちょっと肩透かし。 それぞれの立場の人間が我田引水で、片翼が傾いて墜落寸前の航空会社をひっぱり合っている。 そんなどろどろした巨大な事案を、債権放棄の件だけで終わっているのがもったいない。 経営不振に陥った航空会社が冒してきた過ちは、政治家たちのそれとどっこいどっこいのはずで、 彼らだけを悪者としてピントを合わせるのは片手落ちではないだろうか。 白か黒かを決定づけるのが最大の魅力である半沢シリーズだが、 この社会的な大事件を、そのシンプルなフォーマットでひとくくりにするのは危険だと思う。 鳥の羽の蝋が溶けると父から注意されていたにもかかわらず、 太陽に近づき、失墜したイカロス。 せっかく粋なタイトルがつけられているのだから、航空会社の暴走ぶりにも大いに紙面を割いて欲しかった。 | ||||
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帝国航空の立て直しでの活躍に期待していたので、債権放棄の有無といった 外面だけの物語に終始し、半沢の奸計も無く、一点突破のご都合主義による 大団円に些か失望。 宿敵の暗躍だけが唯一の読みどころですかね。 | ||||
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そうです、いつもの半沢さんのやつです。 苦境に立ち、政治家の陰謀を掴み、行内の暗部を暴き、勝利?する。毎度の事です。 今回は頭取さんが勇退するのが、目新しいくらいですね。 「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」の様な内容の物、読みたいです。 | ||||
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つまんなかった。リアルすぎたのか、書ききれてないとこがあったからかあわなかった。 過去3作品とは違う。残念。ロスジェネが一番面白かった。 | ||||
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ついに国家権力と闘う半沢直樹 でも、その相手の知力があまりにもしょぼすぎる・・・ 現実もたしかにその程度、いや、それ以下の政治家しかいませんけれど。 もっと頭キレキレの相手との闘いが見たいです。 | ||||
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銀座界隈の言ってみたいような飲み屋が次々と出てくるのは筆者の取材努力の賜でしょう。 JALというモデルがある話なのでおもしろみも新鮮さもない。 JALの再建自体は筆者のあずかり知らない世界のようで描写はない。 | ||||
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期待して読みましたが、半沢シリーズで一番面白くなかった。次作に期待します。 | ||||
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パターン化しているのは構いません、氏の作品は半沢シリーズ以外も殆どが似ていますし、読者もそれを求めている部分はあると思います。しかし今回の作品に関しては、内容が半沢のサイドストーリーなレベルに留まっているというか…。敵は大物ですが馬鹿ばかり、反撃のヒントもあっさり見つかる浅さで、個人的には「半沢にとっての大事件」というよりも、世間的には大事件だけれども、半沢にとっては日常業務・普段こんな仕事してるんですよーという掘り下げの足りないもののように感じました。最後の逆転・倍返しは分かっていてもそれでも手に汗を握るという風ではありませんでした。今までのシリーズがそれぞれ水戸黄門のスクリーン劇場版なら、今回は毎週テレビでやってる水戸黄門という感じです。ただ、非常に読み易く面白いことは確かです、書き急いだのかなという印象です。 | ||||
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