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降魔弓事件



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【この小説が収録されている参考書籍】
降魔弓事件 (トクマ・ノベルズ)
降魔弓事件 (徳間文庫)

降魔弓事件の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

お約束の破天荒なトリックが無くて残念

名探偵:狩野少年シリーズの第6弾。(本当は「・・・の事件簿」とかいう作品がこの間にあるのだが、残念ながら未読)

今回も例によって、旧家に伝わる恐ろしげな伝説と、それにまつわる血で血を洗うような惨劇が・・・、というお話。狩野くんシリーズでは、かつて起きた事件や事故が隠された発端となって現在の事件が起きる、という流れが多いのだが、第1弾からこっち、どんどん時代は遡って、本作では完全に歴史的伝承の世界に突入している模様。なかなか壮大な設定ではある。

さて、例によって謎めいた不可能犯罪ぽい事件が起きて、しかし結局その謎は狩野くんがばっさりと解くわけですが、いつもより事件発生タイミングが遅い感じがしますね。そのためか、事件を考察する時間帯が短くなっている気がする。サブキャラの女性陣もなんだか出番が少ないし、警部のお小言も短めだし、猫のジャンヌも活躍どころが少ないなあ。家庭内事情のどろどろ具合も前作に比べると大したこと無いなぁ。シリーズ最初のころお約束的にでてきていた破天荒なトリックもない。

狩野くんも既に中学生なので、彼女もできたみたいだし、なんだかんだ言っておとなしくなってきたということなんでしょうか。(違うよな)

降魔弓事件 (トクマ・ノベルズ)Amazon書評・レビュー:降魔弓事件 (トクマ・ノベルズ)より
4198503060

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