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階段途中のビッグ・ノイズ
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階段途中のビッグ・ノイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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先輩たちの不祥事で廃部寸前に追い込まれている本田高校 軽音楽部。たった一人残った啓人は、幽霊部員の伸太郎に引っ張られ、軽音楽部の存続を賭けて、文化祭”田高マニア”でのライブを目指すことになった。メンバーは二人。不祥事のせいで、冷たい目で見られている彼らに、はたして一発ドカン!はくるのか ・・・ 残りのメンバー探しから始まって、反発、和解、涙、友情、恋、そしてアクシデント という分かり易い展開。絶対こうなると先が予想ができる。これが実に心地良い。 どうにも頼りない主人公 啓人、直情径行型の伸太郎、ギターテク抜群のモテ男 勇作、つかみどころのない徹。屋上に差し掛かる階段途中の部階(=部室)で、彼らの奏でる音楽が、不協和音から一体感に変わるとき、感動がうまれるのだ。他の生徒たちも除々に理解を示し始める。目頭がアツい。だが、ここでウルウルしてはいけない。 クライマックスのライブが待っている。 詰め掛けた大勢の観客。高まる歓声。リードギターの勇作が、アクシデントを抱えたまま、1曲目We Will Rock Youが始まる。どうなるの ・・・ やっぱりそきたかー! ああ〜幸せ。青春小説は、ある程度、予想どおりにならなければいけないのだと確信した。 本書は、なんといってもキャラクターが生き生きとしていて良い。バンドメンバーの他に、マッシュルームカットの顧問 加藤先生(カトセン)、啓人の気になるコ 亜季、バンドをそれとなく応援する校長先生、軽音楽部と敵対(?)している森先生などなど。彼らを巻き込んでのライブの描写がすばらしい。映画になったら私はきっと泣いてしまうだろう。 カバーイラストも見ているだけで元気がでる。ステキ! | ||||
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「陽だまりの彼女」を読んで、登場人物の心理描写が繊細で感情移入して作品を読むことができすごく気持ちがよかったので、この作者の本をもう一冊読みたいと思い、アマゾンで検索して評判の良かったこの本を購入しました。 すごくさわやかな青春小説。陽だまりの彼女にあったような大どんでん返しはまったくなく、予想していたことが予想したとおりに起こるとても読みやすく分かりやすい小説でした。期待しすぎていたせいか、大きな感動は得られませんでしたが、さわやかな読後感が気持ちのいい本で、青春時代の忘れものを取りに行ったような甘酸っぱい小説です。 | ||||
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いや〜、面白かった! バンドメンバーだけではなくて、彼らのまわりの先生たちや同級生、それぞれのキャラがいい! 「いるいる、こういうムカつくヤツ」って感じの男の子に向かって、 ”人のことばっかり批判してんじゃねーよー!自分では何にもやらないくせに! 悔しかったら私と勝負して勝ってみろ!”って言っちゃう女の子。 いろんなところで、それぞれのキャラだからこその気持ちのいいシーンがでてきます。 そして、ラストの文化祭ライブは圧巻ですね。 WE WILL ROCK YOU が頭の中で流れて、会場の盛り上がりの中にいるような気分になって興奮しました! KISS, QUEEN 世代の46歳の私にはこの選曲はたまりませんね。 | ||||
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TSUTAYAのポップに100000000%の爽快感とあった。確かに爽快。巻き起こるハプニングも、予定調和で完結する。 バンドに情熱を燃やす少年達の物語な為、ギターやベースやらの知識があった方が、より楽しめる。 私はさっぱりパリパリな為少しマイナスを。 | ||||
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私自身が軽音部に所属していたのがきっかけで買ったのですが、本当にこれは面白かったです。 爽やかな話で、登場人物の一人一人、愛嬌があり親しみを感じました。 これぞ青春! 私もこんな青春を送りたい← | ||||
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自分もバンドをやっている身から、題名とジャケに惹かれ何気なく手に取ったのですが、内容は想像以上でした。 笑いあり涙あり恋愛あり友情ありの正しく"青春"。それでいて青春小説特有の鬱陶しさがない。 テンポよく進む内容にページをめくる手が止まりませんでした。 また、有名所の洋楽アーティストをピックアップしているので洋楽好きの方は思わずにんまり。もちろん知らない方でも全く問題なく読めます。 読後ここまで清々しい気分になれる小説は久しぶりに読みました。ひねくれた性格が浄化されたような気もします。笑 バンドマンの方はもちろんのこと、そうでない方にも是非読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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よくある青春小説と思い期待をせずパラパラとページをめくっていくと離れられなくなった。 キャラクターの個性がたっていて、文章がリズムがある。 読んだ後、スカッとしますよ。 わたしは音楽にはあまり触れたことがありませんが作中で登場する曲をダウンロードしてしまいました。 | ||||
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廃部寸前の部員一人の軽音楽部が仲間を集めて、最後は文化祭で大暴れというだけの物語ですが、バンドメンバー同士の性格の違いからくるすれ違いと相互理解、女の子との微妙な距離感の変化、先生との対立、先生も人間なんだということ等、色々なことが自分の高校時代にシンクロして、グッときます。ラストは「ベタだなあ」と思いながらも泣いちゃいました。 | ||||
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何となく 買ってみたんですが 読み始めたら 止まらず ハマってしまいました | ||||
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先輩が部活中に隠れてヤクを吸ったせいで、廃部命令が下ってしまった軽音楽部。 ひとりで真面目に部活を続けてきた啓人は、虚しい思いを抱えながら後片づけをしていたのですが、 そこに思わぬ闖入者が現れて、事態は思わぬ方向へ。 啓人は個性的かつマイウェイすぎるメンバーを束ねて、学園祭でのライブの成功を目指すことに……!? 久々にスカッとしました。面白かった…!! 音楽、とくにロックは全く分からない私ですが、それでも思わずロックいいなぁ〜聞きたいなあと思ってしまうほど魅力的な描かれ方でした。 オトナの理不尽な圧力に、真正面から全力で立ち向かう軽音メンバーの眩しいことといったら。まさにロックンロール! お約束な展開ではあるのですが、それでもぐいぐい惹きこまれました。 個性的でデコボコながら、時折すごくいいコンビネーションを見せるメンバーたちもよい感じ。 章ごとに4人のメンバーの視点が入れ替わるので、「この子、他のメンバーからはああ見えてたけど、こういう考え方をしてるんだな」といったことが分かるのが楽しかったです。 | ||||
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あなたはロックバンド…好き? バカで熱い青春ストーリーって…好き? 胸が爽やかになる読後感って…好きですか? 高校を舞台に熱きバカ達の青春が爆発する!! 規則規則で生徒をがんじがらめにする嫌な教師に、味方?になってくれる謎の教師… かけがえのない仲間 魅力的なクラスメイト 絶体絶命の軽音部が奇跡を起こす!!! 青春映画の傑作「シコふんじゃった」や「スウィングガールズ」、「ウォーターボーイズ」etc…そのどれにも負けない! 映画を越える小説の誕生です!! さぁ一緒に、ロックしようぜ〜っっ!! | ||||
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CDやレコードでジャケ買いがあるように本でも、そういう買い方もアリと教えてくれる作品。僕は(例えば)”小説や漫画で音楽を表現できるか”という事を(自分の)テーマの一つとして持っているので、とても興味深く読ませて頂きました。ポンコツツギハギ感はあるものの、何というか”ダサカッコイイ”感を感じさせてくれて、グイグイ引っ張る疾走感もありました。10代20代は勿論、30代40代にも、「忘れちゃいないけど、こういう事をおざなりにしていませんか?」という事を軽妙に教えてくれる筆力には、脱帽しました。勿論、突っ込みドコロもありましたけど、(野暮だなと思い、書くのを止めました。)それを補って余りある作品。それから、表紙の神山啓人クンの弾けんばかりのジャンプに免じて星一つはオマケです。(笑)最後の曲紹介のページも粋で素敵です。(表紙の)まんまの話に、久しぶりに若さ溢れるストレートなポップチューンを堪能させて頂きました。ご馳走様でした。(追記ですが)作中に出て来る曲を全く知らなくても充分、楽しめますよ。(o^-')b | ||||
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これは絶対に映画化にしたらおもしろいと思います。 私は青春小説(若くておバカな熱い感じの。)が大好きで 本屋で「今年の青春小説はコレ!」と紹介されてあったので 迷うことなく購入しました。 読んで初めのほうは、ありきたりでよくある話(落ちこぼれ学生が 仲間と出会い、奮闘しながら最後はどっか〜ん・・・みたいな。) だと思って、そんなにおもしろい本かなぁと思っていました。 だ・け・ど・・・! 最後まで読むにつれて惹きこめれてしまいます! 自分自身も彼らのライブに参加して、頭を振ったり、リズムをとってしまいます! しかも、意外などんでんがえしもあり、今までの青春小説とは一味違った 小説でした。 この本の中にはGreen Dayやkiss、Offspring、ラモーンズまで たくさんの洋楽が出ています。私はipodで彼らの歌を聞きながら この本を読みました。読みながら「この歌を練習してるんだ〜。 」など本当に物語のその瞬間を感じることができます。 なので、この本を読む際には、Green Day、kiss、Offspring、ラモーンズ のアルバムをゲットするべしですよ! | ||||
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こういうまっすぐでわかりやすい青春小説は大好きです。 自分が高校生のときに軽音楽部なんてなかったですが、あのころのこういった空気感がとてもなつかしく、爽快な気分になれました。 カトセンのキャラ好きです。 | ||||
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先輩の不祥事のせいで、先生だけでなく同級生のほか学校中からも白い目で見られながらも憧れの文化祭に出場をめざす軽音部の奮闘。 登場人物たちも、ストーリーもどこかでみたことがあるような感じですが、まっすぐな青春小説で読んだ後爽快感がありました。ただ、先生の裏切られた気持ちもわかるような(大人だって傷つく)気がして、自分も年とったなーって笑ってしまいました。男子のほうが共感するかもしれないですね。 | ||||
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自分も昔はバンドをやっていたので、 すっかり同じような気分で読んでしまいました。 高校生の頃の、無駄に元気な情熱とかパワーが伝わってきて、 自分も若返ったかのような錯覚を覚えました。 直前のアクシデント、そして・・・・・ あまりにもベタで、予想通りの結末ですが、 それでも爽やかな気分で読み終えました。 いつもはメタルっぽいものしか聴かないのですが、 書中に頻繁に出てくるので、 グリーンデイとやらのCDを衝動買いしてしまいました・・・ 洋楽ロック好きの人にも是非どうぞ。 | ||||
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廃部に追いこまれそうになった軽音楽部の存続をかけた高校生。 音楽が好きでやりたいメンバーが、啓人と伸太郎以外に、勇作や徹も加わり、 音楽の成長だけでない、メンバーの信頼関係も盛りこみ、校舎の匂いが甦る1冊に仕上った。 生徒を信頼する先生の葛藤や、 他人を嘲笑うことで安心したい嫌な同級生なども加わり、 1つのことに夢中になれる高校生のエネルギーを感じる本だった。 | ||||
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ちょっと読み始めたときはスウィング・ガールズぱくりかと思ったが全然いい。 最初は微妙に緩い感じだけど、波に乗ると止まらない。 中で出てくる曲が聞きたくなった。 ぜひとも、映画化してもらいたい。 カトセンは湯浅弁護士かな? | ||||
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前作の『ボーナストラック』もこの作品も表紙で損をしています。ストーリー的にはさほど凝ったものではありませんが、読み始めるととまらない。BGMは前作ではアンドリューW.K.の『アイ・ゲット・ウェット~パーティー・一直線!』でしたが、今回はTHE OFFSPRINGです。IXNAY ON THE HOMBREを一緒に購入されることをおすすめします。 | ||||
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筋書きはわかりやす〜い青春小説なのだけど、結構共感するところがある。権力=教師に対し声をあげられない主人公、逆に主張はできるけど周りの人間の気持ちに鈍感なベーシスト、厳し過ぎる顧問の態度に疑問を抱いて吹奏楽部を辞めるドラマーだとか、音楽に一生懸命なあまり楽しむことを忘れてしまうギタリストだとか、そういうのって、会社で働いていてもいるよな〜という思ったり、自分の身につまされたり。現役高校生よりももしかしたら働き出した人のほうが、心情移入できるかも。爽快感のあるラストが気持ちいい。 | ||||
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