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悲業伝
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悲業伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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大人が楽しむのは自由、 しかし青少年が読むと、心を病みます。 人格形成に悪影響が及ぶ可能性があります。 この作者の著書は最近だいたいざっと目を通しましたが 酷いものです。 「クビキリ・・・」などは、あの「酒鬼薔薇事件」を思い出して ぞっとします。 | ||||
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話の設定の作り方、初め方などは完璧、キャッチーな語り口で先を読みたいと思わせられた悲鳴伝から始まり、最初の違和感を感じ始めたのは2作目の悲痛伝あたりから「・・おや?」と思い始めました。西尾さんの作品は物語の細部にこだわって語られているのは間違いないのですが、全体の流れをあとから思い返してみると、びっくりするくらい内容が似通っている事に気づきます。 化物語シリーズや刀語シリーズ、当伝説シリーズなどを読んでの感想とも一致しているのですが、そちらの作品でそこまで気にならなかったのはテーマがある程度絞られていた、また人間関係とそのやり取りに重きが置かれていたから、つまり目的と行動が一致していたからこそ全体を通して意味がある描かれ方だったと思うのですが、テーマに壮大になり、世界を相手にするにもかかわらず、唐突に死者の数や犠牲者の数が大きくなるだけで、内容に変化が無いというだけでここまで違和感を感じるものかと思わされました。 そういう小説なのだと言われれば、趣味嗜好の話になるので良い悪いで語られる性質ではないのかもしれませんが、印象的な設定と登場人物の設定だけを入れ替えて、ウケるように設定して、ショッキングなシーンを羅列しただけ、こうすれば面白いだろう?前後のストーリーの繋がりや、重さなんかはどうでもいい!と考えられている様な気がしてなりません。 今までのやり方の発展系と言えば聞こえはいいのですが、ただ今までの延長線上にあるだけでバランスを欠いた重複表現や、パターン化された人物表現などもそろそろ伝えるべき情報とのバランスが崩れてきているように感じます。 タイトルに描きましたが自家撞着的な表現というか書きたいものだけを書いて、読者を置いてけぼりにしていく感じがどうも大暮維人さんのマンガのような行き詰まり感を思い出させる為、今回の作品はおおまかなあらすじだけを追い、ほぼ読み飛ばしてしまいました。 残念ながら価格なりの内容を感じさせる作品では無いという評価とさせて頂きます。 | ||||
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ようやく動いたと思った前巻から一転,冒頭から回想や昔話というやや予想外の始まりで, それ以降も大きく時間を戻し,主人公とは別の視点からここまでを描いた巻となっています. ただ,あのときの裏側といったものであったり,新しい場面や情報はいくつかあるものの, 多くはすでに知っているもので,別視点という演出上,ある程度重なるのは仕方ないにせよ, 続いているゲームのルールや出来事といった,今さらのものを連ねられるのはしんどいところ. また,シリーズ特有の言い回しがこれに拍車を掛け,一人称と三人称が入り交じる語りは, 抑え気味で淡々としている割には冗長なため,ページ数や字面ほどのものは入ってきません. 少女の特異性を強調する様子は,主人公の時と似ており,これに何らかの意図があるのか, このほか,気になる言葉や名前,さらには『終わったあと』のことにもたびたび触れるなど, 進展は少ないながらも次を意識させる内容でしたが,さすがに引っ張りすぎの感は否めません. | ||||
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