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経眼窩式
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経眼窩式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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いろいろ突っ込みたい部分はありますが,これがデビュー作と言う事で,期待を込めて☆5つ。 兎に話術(構成のプロット)が上手で,誰が真実を話しているのか,誰が嘘を並べ立てているのか,何度も判断に迷いがあった。 (読者が) 主人公らしい人が成長していくのも本編のミステリー部分と同じくらい楽しめるし,途中で作家さんが男性だと言う事をすっかり忘れてしまったくらいです。 今自分的には,深木彰子さんと同じくらい期待して,次回作を楽しみにしています。 ...「エイトハンドレッド」の次ですよ!! | ||||
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島田荘司選の第6回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作ということですが、一般にイメージされる本格ミステリーとは少し違う印象を受けます。選評の中にもあるように社会派ミステリーと思います。 内容はよく練られ、また上手く恋愛小説の要素を織り込んで書かれているかと思いますが、必要ないのではと思わせるような記述もありやや長文の印象でした。 詳しくは言えませんが、黒幕の印象が薄かったのが残念でしたが、主要人物の一人である女性の心理描写等は上手く描けていたと思います。 | ||||
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読了後のおぞましさ、居心地悪さは、もし作者の意図するところであればお見事としか言いようがない。どうやら「福ミス」は「嫌ミス」の代名詞のようである。歴代受賞作もその例外ではなかった。『メフィスト』や『ミステリーズ』なら、さもありなんと納得するけれども、「ばらのまち」福山の対外イメージと符合しているとはとても思えないのですが、主催者である福山市はそれでよしとしていらっしゃるのだろうか。よけいなお世話ではありますが。 新人さんだからとやかく言うのも無粋なのだが、表情や心理の描写におけるステロタイプの画一表現の反復、頻出は、読み手としてはなかなか物語世界へ入っていけない障壁になった。一応「文学新人賞」なんだから、ガジェットやストーリー設計さえ及第点ならばいいだろう、とは納得できかねるところではあります。選者島田荘司氏の評には「新人離れのした力量」「手際のよい筆さばき」「天賦の語彙のセンス」と褒め言葉が並んでいますが、たいへん失礼ながら、凡庸鈍感な一読者としてはやや違和感を感じてしまいました。 | ||||
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