99の羊と20000の殺人(原宿コープバビロニア:心臓のように大切な)
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります ライトミステリでよく見られる,不遜な変人探偵と説教役の助手という組み合わせ. ただ,掛け合いが多くテンポはいいものの,探偵のアクの強さに目新しさは見られず, 助手の女子大生の過去も,結末の二人のやり取りも含めて中途半端に終わった印象です. 特に後者については,いきなり重い階層が入ったかと思えば,以降は特に何もなく, 最後の最後でまた急にという扱いには,キャラ付けのための安易な設定に映りました. このほか,面倒な調査を外部に投げ,結果だけを受け取るやり方にはちょっと違和感も. とはいえ,江戸時代の試し斬りの文化や,ある一族に代々受け継がれていた因習など, 始まりの様子からはいささか予想外な,伝奇作品のような雰囲気を漂わせたかと思えば, そこから現代へと繋がり,強烈な怖気が走る真相が暴かれていく終盤には目が離せません. また,犯人の言い分は身勝手で,正しさへの問い掛けにも今さらの感があったのですが, それでもやらずにはいられなかったその想いには,憎しみとは違う感情が湧いてきました. 一方,文庫化に当たり改題となったタイトルについては,あまりピンとは来ませんでした. | ||||
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