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さいごの毛布



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【この小説が収録されている参考書籍】
さいごの毛布 (単行本)
さいごの毛布 (角川文庫)

さいごの毛布の評価: 4.28/5点 レビュー 25件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.28pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全25件 21~25 2/2ページ
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No.5:
(5pt)

犬好きにはたまらない。きっと愛読書になる。

作者の「犬が好きで好きでたまらない」がよく伝わってくる本です。我が家もラブラドールを飼っていますが、本当に描写そのものです。「さいごの毛布」の表題から、辛い内容を彷彿させられますが、全く違っていてホンワカです。そして、この作者の卓越した心理描写に引き込まれます。読後、誰かに話したくなる、おススメしたくなるようなそんな本です。
さいごの毛布 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいごの毛布 (角川文庫)より
4041046076
No.4:
(1pt)

次は買わない

全体的に読み易いが、内容とタイトルが繋がらない。余り面白くなかった
さいごの毛布 (単行本)Amazon書評・レビュー:さいごの毛布 (単行本)より
4041106494
No.3:
(5pt)

犬と人間との幸せについて考えさせられた。

犬は飼ったことがなかったのですが、十分に楽しめました。
老犬ホームという施設についてもよく分かったし、こういうところって必要なんだなとも思いました。
最後まで看取ってやれない様々な事情を抱えた飼い主と、犬たち。こういう小説ってとかく飼い主を批判しがちで、ずっと手に取るのをためらっていたのですが、どちらがよいとも悪いとも作者が主張せず、ただこういう事実がありますよということを分かりやすく読者に伝え、読者に委ねたのが一番よかったと思います。
さいごの毛布 (単行本)Amazon書評・レビュー:さいごの毛布 (単行本)より
4041106494
No.2:
(4pt)

老犬ホームの人犬ドラマ

老人ホームならぬ老犬ホームを舞台にした人と犬とのお話し。登場する人間たちだけでなく、老犬ホームに暮らす犬たちも、飼い主のもとで死を迎えられないそれぞれの事情を背負っている。そんなどこかに生のわだかまりを抱えた犬と人との、これまた人間ドラマならぬ人犬ドラマのなかに、家族とのコミュニケーションもうまくとれず就活にも挫折し続けていた若い女性主人公が入りこみ、それまで気づかなかった人や世間や自分自身に開眼してゆく。日常の謎をあつかったミステリ的な展開もふくみ、軽妙なタッチで一気読みさせる面白さがあるが、一つ一つ立ち止まって咀嚼すると、複雑で深い人の世の陰影がかいま見えてもくる良作である。
さいごの毛布 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:さいごの毛布 (角川文庫)より
4041046076
No.1:
(4pt)

犬は昨日を愛する生き物。今日も昨日と一緒であればいいと思ってる

というフレーズが本文にあるのですが、この言葉だけでもこの本を読む価値があったと思います。
人付き合いと自己表現がうまくいかず、家族とも他人ともうまくできない悩みを抱えた智美が、老犬ホームでの仕事を通じて、悩みを乗り越えていく(と、いうより元々長所を短所と勘違いしてた?)過程を楽しみました。
浅慮な飼い主達に苛立たしさを感じる部分もありましたが、両面から物事を見つめ、ブレる事のない経営者の麻耶子の存在故に、じりじりせずにゆったりと物語を楽しめました。
さいごの毛布 (単行本)Amazon書評・レビュー:さいごの毛布 (単行本)より
4041106494

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