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木曜日ラビは外出した



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木曜日ラビは外出したの評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

安定した面白さ。再版の価値あり。

ボストン郊外の(架空の)街バーナード·クロッシングの大地主が殺された。
地主は、ユダヤ人嫌いを自認し、ユダヤ教会の近くに信号機を建てる案に反対したり、ユダヤ人の不動産業者に土地を売り渋ったり、自分の家の家政婦や出入りの左官屋とも折り合いが悪く、敵が多かった。
バーナード·クロッシングのユダヤ教会のラビであるデイビッド·スモールが、例に依って、さんざん引っ張った挙げ句最後の14ページで謎を解き明かす。
金曜日から一巡する"ラビ·シリーズ"で、最後にこの本を読んだけど、シリーズで初めて、後半3分の1くらいで犯人が分かりました。
……シリーズの中では、犯人当ては、割合簡単だと思います。
また、この作家の特徴として、時代背景や人物描写に力が入っていて、ウーマンリブとか会社の買収なんかが描かれていて、そういう面での面白さがあります。

因みに、ハリィ·ケメルマン著の作品は、以下の通りです。
①『金曜日ラビは寝坊した』(1964年)
②『土曜日ラビは空腹だった』(1966年)
③『日曜日ラビは家にいた』(1969年)
④『月曜日ラビは旅立った』(1972年)
⑤『火曜日ラビは激怒した』(1973年)
⑥『水曜日ラビはずぶ濡れだった』(1976年)
⑦『木曜日ラビは家にいた』(1978年)
⑧“Someday the Rabbi Will Leave”(1985年)
⑨“One Fine Day the Rabbi Bought a Cross”(1987年)
⑩“The Day the Rabbi Resigned”(1992年)
⑪“That Day the Rabbi Left Town"(1996年)
          (Wikipedia調べ=2022年1月25日)
……見ても分かりますが、⑧~⑪は、日本語版が出ていません。
……日本語版を出してほしいです。
……それと、①~⑦は、絶版になっているので、再版してほしいです。
木曜日ラビは外出した (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:木曜日ラビは外出した (世界ミステリシリーズ)より
4150013357

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