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(短編集)
中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート中国行きのスロウ・ボート
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【この小説が収録されている参考書籍】
中国行きのスロウ・ボートの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全70件 61~70 4/4ページ
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村上春樹、初期の珠玉の短編集。特に「最後の午後の芝生」は青春の一場面を、断面的にさっと切りとったような爽快さともの悲しさが感じられる、彼ならではの傑作ではないかと思います。感情を抑制しつつ、押さえられているが故により印象的な情感を簡潔にクロスさせながら物語は進行していきます。 実際に読んだのは、もう二十年近く前ですが、(なんと毎年)夏がくると読みたくなり、そのたびに読み返しています。 本来的に彼の(少なくともこの頃は)文章に向かう能力というものは、歯切れの良い短編向きだったのではないか、という感を強く持つ代表作。 | ||||
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随分昔に読んだ。タイトルの「スロウ・ボート」自体はとても短い話だったが、とても村上春樹的といえば村上春樹的、ここからはじまったといえばここからはじまったといえる、原点みたいな物語だった。 そもそも、村上春樹の小説はかなり微妙なバランスにおいて成り立っているように思う。「スロウ・ボート」も、もうひとことおおくても、すくなくともバランスを崩してしまいそうな、地点に立っているように感じる。 もしかすると、彼の育った神戸という土地自体が、なにかのバランスにおいて成り立っているところなのかもしれない。ああ、これは全くの想像にしぎないが。 | ||||
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この本は、(個人的に思っているのですが)孤独を描くことが上手な村上春樹の初期の短編集です。進化する作家(おじさまといっていい年になるのだろうにとてもそうはいえない、恐れ多くて)ムラカミですから、もちろん最近の作品のほうがなかされている気はします。同じ昔の作品でも「蛍」のほうが私は好きですし。 でも、今はどこにいるのかも判らない友人や、もしかしたらもっとかかわりあえたかもしれない同級生、本当に好きだったのに実在さえ怪しくなった初恋の人とか、ただ電車の中で隣り合って言葉を交わした人でも。たくさんの引っ越しを繰り返して大人になった私には、他生の縁があったはずなのに、もう会うことはきっとないと判ってしまっている人々がいます。そして、そういう人は、きっと誰にでもいます。その人たちと別れるという必然を、忘れないでいて、時々思い出すように、時間と空間を隔てた相手に対する、生きていれば積み重ねざるを得ない痛みがあると思います。人と関わりあうからこその孤独があると思います。中国行きのスロウボートは、その痛みをゆりおこすような気がします。そして、だからこそ、普遍的なテーマであるこの孤独をこれからも抱えていく意思を再確認できるのです。 だから、できれば、自分にもある別れの積み重ねを意識して読んでください。 | ||||
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なんていうか、色でいえば黄緑色・・・季節でいえば初夏のあまり暑くない午後2時ごろ・・という感じなのです。 芝生の話しがあるからかもしれませんが・・・ 短編ってあっという間におわってしまうので読んだ感じがしないのが多いなかこれは読みおわったときにとても気持ちがよくなる小説だと思います。 何度も何度も読んだのに、また読みたくなるなんて不思議です。 村上ワールドを知りたい人には、絶対読んでもらいたい1冊です。この心地よさを味わってほしいと思います。 | ||||
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なんていうか、色でいえば黄緑色・・・季節でいえば初夏のあまり暑くない午後2時ごろ・・という感じなのです。 芝生の話しがあるからかもしれませんが・・・ 短編ってあっという間におわってしまうので読んだ感じがしないのが多いなかこれは読みおわったときにとても気持ちがよくなる小説だと思います。 何度も何度も読んだのに、また読みたくなるなんて不思議です。 村上ワールドを知りたい人には、絶対読んでもらいたい1冊です。この心地よさを味わってほしいと思います。 | ||||
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良かったです。 読みやすいし。 深刻すぎる話でもなく、お洒落に読めました。 かっこいいー。 | ||||
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僕もこれが村上春樹で一番好きな短編集です.1983年頃,羊をめぐる冒険を読んだ後に読んだので,彼は短編も書くんだ,と驚いたのを覚えています.他の人が書いているように 午後の芝生....はいいです.青い空と芝生の草いきれとレモネード?だっだけ,本当に眼に浮かび,鼻や肌で感じるって感じでしょうか.他に表題作もいい.それから,題を忘れたけど,ホテルで出会った女性の過去をあてる話,これと先の芝生は長編に膨らむかな,と期待していたんですけど.今でも一年に一回くらい読み返しています. | ||||
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必ず読みかえしてしまう短編集です。 特に「午後の最後の芝生」は私の中の夏そのものです。 登場する人物のすべてが、夏の寂しさに溢れていて、大好きな一編です。 | ||||
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長編のためのスケッチではなく、純粋に完結する短編集。上質の言葉は、上質の酒のように、シチュエーションにこだわって読みたい。小説がクセを持つことは、小説家にとって一つの勲章みたいなものだと思う。 | ||||
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『ノルウェイの森』から村上春樹に入ったような人には面白くないかもしれない。しかし、僕にとっては一番好きな短編集である。 所収の短編の中では「中国行きのスロウ・ボート」と「ニューヨーク炭鉱の悲劇」が一番お勧めです。 | ||||
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