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(アンソロジー)

蒐集家(コレクター)―異形コレクション



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【この小説が収録されている参考書籍】
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)

蒐集家(コレクター)―異形コレクションの評価: 4.00/5点 レビュー 5件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

グロテスクなものが多い

蒐集といってもいろんな種類があるわけですが、異形コレクションなのでありきたりのものにはなりません。
20作中よかったと思ったのは7作。

夢枕獏「陰陽師 蚓喰法師」
北原尚彦「愛書家倶楽部」
石田一「いちばん欲しいもの」
冲方丁「箱」
早見裕司「終夜図書館」
岬兄悟「記憶玉」
中島らも「DECO-CHIN」

「終夜図書館」は作家となった人の喜びと不安、恐れ、業界の裏事情などについていろいろと考えさせられました。
こちらのレビューで知りましたが、中島らもさんの作品はなんと急逝される3日前に書かれた遺作だったのですね。前半はすごく共感しながら読んだのですが、後半の強烈な展開が驚きでした。そうきたか・・と。
スプラッタなものも多く、特に平山夢明「枷」は凄まじすぎました。ここまで凄惨に描く必要があったのかと。これでもかとグロテスクさが迫ってくるので嫌悪感でだいぶ読み飛ばしました。ごめんなさいです。
今回はかなり尖った作品が多く、好みが分かれるかもしれません。
蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:蒐集家(コレクター)―異形コレクション (光文社文庫)より
4334737390

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