ハピネス

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評判

ハピネスの評価:

3.45/5点 レビュー 128件。 B ランク

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平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 121〜127 7/7ページ
No.7
(4pt)

ママ友にもいろいろ

うちにもチビちゃんいるのでどんどんハマりながら一気に読みました。 子育て世代の専業主婦には楽しめる本だと思います。 ただママ友にもいろいろで、こんな薄っぺらい付き合いだけでは無いよ(笑)と突っ込みたくなりました。 ま、東京のタワマンが設定だから、そこんとこは仕方ないとして。 以下ネタバレになりますが、個人的には、いぶパパが登場人物の中で最も最低な人だと思いました。浮気女と別れないならタワマン売った金でいぶママといぶちゃんにもう少し良い暮らしをさせてやれば納得もしたのですが、自身もワンルームに住んでるようだしタワマン売った金はどうした?? それだけが疑問に残り後味悪かったです。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.6
(4pt)

面白く読めたけれど

あっさりし過ぎかな?と思いました。もっと凄い展開があるかな?と期待していましたが、最後はやけに、あっさり。でも一気に読んでしまいました。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.5
(5pt)

即読

ずーっと言い出せなくてあれやこれやと考えた挙句、言ったらトラブルになるに違いないと口をくづんでしまう事。それは腹の底にとどまり、長いこと胃をもやもやさせる。「そんな小さいことにこだわっていたの」といわれてしまいそうな事におびえて人に話せない事なんて誰もがもっている。
しかし、とある単純なきっかけでわだかまっていた事がするっと解けてしまう瞬間。
抱えていたものが何の抵抗も無く、手を離れて、心が動く瞬間を見た気がしました。爽快な読後です。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.4
(5pt)

これも、優れた「東京物語」だと思う。

「ハピネス」 桐野夏生 著

 一粒の鮮やかな美しいチョコレート。
しかし、口に含むと違和感があり、噛みしめると厭な苦みが広がり、飲み込めない。
そんな小説だ。桐野夏生の筆法は鋭く、甘えを許さない。

 豊洲のタワーマンションを中心とする、若く美しいママともたちの物語だ。大変な子育てを、
助け合いながら楽しくすすめるという華やかな「衣」のしたに、見栄と打算と、一人一人のママ
の孤独と、悩みがある。

 ある時はママともに甘え、ある時は「みんな不孝になればいい」と呪詛する。
桐野夏生は「正解のない迷いの中にいる」若いママともたちの心の内を鮮やかに描き出しす。
そして先輩として小説の中でキッパリと言う。あんたたち、もっと正直に生なよと。

 桐野夏生は、「今」を描ききるトップランナーの小説家だと思う。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.3
(4pt)

まぁまぁかな。

確かに、最近の桐野さんのは、あたりはずれがあるというか、outの頃とは違って、いろんな切り口を模索してるんではないかな?

桐野さんのは、ネットで買い漁り、レディコミの原作本まで遡って全部読んだけど、作風は変遷してるの明らかで、それも興味深くフォローしてます。

ハピネスは、やはり一日で読むくらい面白かった。なにかこう、次にまた一段と女性の心理に踏み込んだ、思い作品がでてきそうな予感も感じられたし。

おんなは辛いね。見栄、それから男へのヒステリーな感じはみんな同じなのかなと。

若い女の子は花そのもので、なんのどろどろもないように感じるけど、トウがたつ年齢になると性根がはっきりする。こわいよ。

そんな本、もっとかいてほしい。誰も丁寧にはかけてないからね。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.2
(5pt)

東京・ママ・子供

主人公は都心の高層マンションで子育て中の専業主婦。
おしゃれに気を使い、女の子ママとして「ちゃんと」やっているように見せるのに必死である。
タワマンのリーダー格のママ達に付いて行くことでアイデンティティを保っている。
しかし、自由な美雨ママと親しくなって秘密を打ち明けられた事で、何もかもが動き出して行く・・
おしゃれで子供の教育にも社交にも手を抜かないママのための雑誌「VERY」連載登場から興味深く読んでいました。
朝から晩まで仕事に子育てに活き活きと美しい40代がどのページにも溢れています。働くママは日々の予定を考え抜いたコーデでこなし、
お呼ばれには丸の内のエシレで買ったケーキを。
専業ママは手作りのインテリアで子供部屋を飾り、ホームパーティーで手料理を振舞う。
どちらもお小遣いや服を選ぶ時間はたっぷりあるみたいです。
そんなvery主婦と重ね合わせて読んでしまいました。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.1
(5pt)

ママ友という微妙な世界を描く

本書の主人公は岩見有紗は30代前半の女性。3歳の娘・花奈と2人で、東京都江東区のベイエリアのタワーマンションの29階に住んででいる。
夫・俊平はアメリカに行ったきり戻って来ていない。ただでさえ孤独な有紗は、タワーマンションの中空に住んでいるために余計に不安定な気持ちに置かれている。

有紗には、いぶママ、芽玖ママ、真恋ママ、美雨ママという4人ママ友がいる。だが彼女ら5人は決して対等なのではない。格上のベイウエスト・タワーに住むいぶママ、芽玖ママ、真恋ママの3人と、格下のベイイーストタワーに住む有紗、普通のマンションに住む美雨ママの間には目に見えない格差がある。またファッションの上でも、いぶママら3人と、有紗・美雨ママの間には差がある。有紗と美雨ママは、いぶママら3人からすれば、「公園要員」にすぎないのだ。

ある日、有紗は美雨ママから呑みに誘われ、そこで意外な事実を知らされる。そこからストーリーが展開していき、有紗の人に言えない過去が次第に明らかになっていく。

本書では、殺人・暴力などの犯罪は一切現れない。桐野さんの作品の中では穏やかな部類である。5人のママ友の間のプライドや優越感・劣等感、わが子に対する愛情、夫の実家に対する微妙な意識といった心理描写が物語のほとんどを占めているにもかかわらず、読み始めると止められないくらい面白かった。桐野さんの筆力のなせる業である。
また5人のママ友たちの人物の造形や行動も読んでいて納得がいくものだし、ママ友という独特な世界をうまく描いていると思う。

最近の桐野さんの作品は当たり外れが激しいように思うが、本作は当たりと言えると思う。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692