誰よりも狙われた男

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誰よりも狙われた男の評価:

3.50/5点 レビュー 20件。 B ランク

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平均点3.50pt

Amazonレビュー一覧

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全42件 41〜42 3/3ページ
No.2
(5pt)

揺るぎない説得力と米英の傲慢さを暴き出す傑作!

ル・カレの作品の中では比較的短めで、展開も文章もわかりやすいエンターテイメント。
 人物も魅力的な善人が多く登場し、特にドイツのスパイたちは、かつてル・カレのスパイ小説を彩った往年のメンバーたちを彷彿とさせる。
 舞台もドイツのハンブルグということで、70年代の冷戦時代のノスタルジックな雰囲気を醸し出していて嬉しい。
 が、相変わらずスパイ同士の会談は息もつかせぬほどスリリングで、物語の後半に進むに従ってページを繰る手を休ませない。
 クライマックスは「寒い国からきたスパイ」に似て、いつもながら一筋縄にはいかないほろ苦さとシニカルさに満ちている。
 今回のテーマは、大国が掲げる「テロとの戦い」という疑心暗鬼の暴走が、無実の人々とその良心を蹂躙していく様をリアルに描くことにある。
 主人公たちの出自や葛藤は、非常に今日的でドキュメンタリーのように説得力があった。
 今年公開の映画では銀行家が私の好きなウィレム・デフォー、ドイツのスパイを先頃亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが演じており、監督はアイルランドのバンドU2の写真やヴィデオでおなじみのアントン・コービンだという。1日でも早く日本で公開されることを願っている。
誰よりも狙われた男 Amazon書評・レビュー: 誰よりも狙われた男より
4150413142
No.1
(5pt)

揺るぎない説得力と米英の傲慢さを暴き出す傑作!

ル・カレの作品の中では比較的短めで、展開も文章もわかりやすいエンターテイメント。
 人物も魅力的な善人が多く登場し、特にドイツのスパイたちは、かつてル・カレのスパイ小説を彩った往年のメンバーたちを彷彿とさせる。
 舞台もドイツのハンブルグということで、70年代の冷戦時代のノスタルジックな雰囲気を醸し出していて嬉しい。
 が、相変わらずスパイ同士の会談は息もつかせぬほどスリリングで、物語の後半に進むに従ってページを繰る手を休ませない。
 クライマックスは「寒い国からきたスパイ」に似て、いつもながら一筋縄にはいかないほろ苦さとシニカルさに満ちている。
 今回のテーマは、大国が掲げる「テロとの戦い」という疑心暗鬼の暴走が、無実の人々とその良心を蹂躙していく様をリアルに描くことにある。
 主人公たちの出自や葛藤は、非常に今日的でドキュメンタリーのように説得力があった。
 今年公開の映画では銀行家が私の好きなウィレム・デフォー、ドイツのスパイを先頃亡くなったフィリップ・シーモア・ホフマンが演じており、監督はアイルランドのバンドU2の写真やヴィデオでおなじみのアントン・コービンだという。1日でも早く日本で公開されることを願っている。
誰よりも狙われた男 (ハヤカワ・ノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: 誰よりも狙われた男 (ハヤカワ・ノヴェルズ)より
4152094214