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応仁秘譚抄
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応仁秘譚抄の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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応仁の乱では数年間にわたり戦乱が続いて都は荒廃し、その後幕府の退潮が早まり社会的な支配構造の変化が始まった。 戦国時代への大きな転換点と位置付けられている。 本書では乱の当事者である足利義視、日野富子、細川勝元、足利義政それぞれがどのような背景や理由を持ち、どう行動したかが描き出されている。両陣営の間で翻弄される義視も、彼なりの筋道ある行動原理が示されている。 最後の義政のくだりに小説としての落としどころが置かれている。現実逃避して文化活動に勤しんだ義政の言動を強引にニヒリズムでを言い訳しただけのような構成で、どうも共感しづらい。富子の女性としての描写も少しずれている気がする。 | ||||
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