(短編集)

シャーロック・ホームズの事件簿

評判

シャーロック・ホームズの事件簿の評価:

4.31/5点 レビュー 51件。 C ランク

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平均点4.31pt

Amazonレビュー一覧

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全45件 41〜45 3/3ページ
No.5
(5pt)

ホームズ全集最後の単行本

◆「ソア橋の難問」
  大富豪にして米国上院議員でもあるギブスンの妻、
  マリーアの死体がソア橋で発見された。
  死体は、住みこみの家庭教師・ダンバーからの呼び出しの手紙を
  握り締めており、凶器と思しき拳銃もダンバーのたんすから発見された。
  はたしてダンバーがマリーアを殺害したのか……?
  ソア橋の欄干が欠けていたことから犯人が
  仕掛けた銃のトリックを見破ったホームズ。
  単純なトリックではあるものの、犯人の特異にして切実な動機と捨て身の
  行為が合わさることで、常識では測れない不可能状況を現出させています。
◆「三人のガリデブ」
  大富豪の莫大な遺産を相続するため、自分を含め、「ガリデブ」
  という珍しい性を持つ男を三人、集めようとする弁護士の話。
  ホームズが早々に弁護士の話を嘘と見抜くため、ホワイダニットが焦点となります。
  中盤以降、物語はほのぼのした雰囲気から一転、シリアスな展開に転調していき、
  クライマックスの活劇まで間然するところがありません。
  負傷したワトソンを本気で気遣うレアなホームズの姿も描かれ、
  その筋の人には堪らないかもw
◆「隠居した画材屋」
  隠居した画材屋のアンバリーは、若い妻と友人のアーネスト医師
  によって、ほぼ全財産を持ち逃げされた、と訴える。
  ホームズの代わりにワトスンが捜査を始めるのだが……。
  盗難事件直後にも関わらず、なぜか家のなかのペンキ塗りをしているアンバリー、
  彼の家のそばでワトスンが出会った、背が高くて色の浅黒い軍人のような男、
  そして、アンバリーが持っていた事件当夜の劇場の切符――。
  集められた情報から真相を見破ったホームズは、犯人をはめるために罠を仕掛けます。
シャーロック・ホームズの事件簿 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの事件簿 新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)より
4334761828
No.4
(4pt)

いろいろと感じるものがあります・・・・

物語としては決して面白くないという訳ではないのですが・・・・。
たて続けにシャーロックホームズ シリーズを読みましたので、
この短編集には特に「違和感」を感じました。
それは、本来「ワトスン博士」が記述する形で進行するものが、
この短編集には「シャーロック・ホームズ」自身が記述する形で
進行するものがあり・・・・
(それだけではない、違和感を感じますが)
元々コナン・ドイルのこの一連の作品集には翻訳者や作家たちが
指摘するように「ミスディレクション」が多いのですけれども、
それも含めて楽しむことをお勧めします。
シャーロック・ホームズの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150739099
No.3
(4pt)

最後のホームズ短編集

「最後の挨拶」の後に出たものだが、他の作品とそんなに違うわけではないので、好きなら買い。

特徴として、いつもは語り手がワトスンなのだが、それがホームズに変わっている短編がある。

これが結構新鮮で面白い。結局はコナン・ドイルなのに「ああ、書いてる奴が違うな」という印象を持てて、いつもと違った気分で読めた。
シャーロック・ホームズの事件簿 (1958年) (世界探偵小説全集) Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの事件簿 (1958年) (世界探偵小説全集)より
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No.2
(4pt)

最後のホームズ短編集

「最後の挨拶」の後に出たものだが、他の作品とそんなに違うわけではないので、好きなら買い。
特徴として、いつもは語り手がワトスンなのだが、それがホームズに変わっている短編がある。
これが結構新鮮で面白い。結局はコナン・ドイルなのに「ああ、書いてる奴が違うな」という印象を持てて、いつもと違った気分で読めた。
シャーロック・ホームズの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの事件簿 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150739099
No.1
(5pt)

ホームズの推理の切れ味,老いてもなお健在!

コナン・ドイルによる最後のホームズ短編集。ホームズ物といえば語り手はおなじみワトスン博士…というのは有名ですが,この短編集についてはちょっと当てはまらないところもあります。この『事件簿』にはシャーロック・ホームズ本人の語りによる作品が登場するなど,これまでとはちょっと違った雰囲気のホームズ作品が登場します。これらの作品が書かれた当時ドイルは晩年であり,それまで長短編多くのホームズ物が登場してきていましたが,さらに新たに巧みなトリックを考えついたということは流石というところでしょう。もしホームズ物をまだ読んだことがないならば,『緋色の研究』から発表順に読んでみると,ホームズ自身,ホームズとワトスン博士の親交,そしてイギリス社会の移り変わりかたなどが話の随所に見られて面白いかと思います。
シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: シャーロック・ホームズの事件簿 (新潮文庫)より
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