バスカヴィル家の犬
評判
バスカヴィル家の犬の評価:
4.21/5点 レビュー 92件。 C ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全96件 61〜80 4/5ページ
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バスカヴィル家の犬の評価:
4.21/5点 レビュー 92件。 C ランク
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要領を得ないというか・・・とにかく引き付けられる要素が皆無で正直「スゲー面白くない」という印象が根強く記憶へ焼き付いてしまい
それ以来、意図的に遠ざけて来ました。
しかし、数年前に公開された『シャーロック・ホームズ』とその続編『シャドウ・ゲーム』、宮崎駿制作のアニメ『名探偵ホームズ』など
“ホームズ関連作品”を見る度、肯定的な考えと少しずつ向かっていき、「もう一度小説―トライしてみるか」になるまで回復。
そして決定打となったのが、角川文庫版『シャーロックホームズの冒険』に巡り合い、それは奇しくもかつて幼少時に読んだのと全く同名の一冊でした。
上述の印象を植え付けた本でありながら、表紙に惹きつけられ(不思議な程)遂に購入・・・はい、実に面白かったです。
翻訳の仕方でこうも違うのかとつくづく感じましたが、とにかく長年に渡った考えは霧散、「ならば他は?」となり、現在角川文庫で発売済みのシリーズを一気購入と相成りました。
『バスカヴィル家の犬』では、これまで二人一緒で事件を捜査していたワトスンとホームズが、今作では別行動をとっていたのが印象的でした。
ワトスンは不気味な伝承残る事件の舞台へ乗り込み、一方のホームズはワトスンの現地調査報告書を見つつ、独自調査を進めていきます。
中盤まではホームズは姿を現しませんが、ワトスンもまた優秀な探偵だった事がわかる活躍ぶりを見せてくれます。
ところで“あの2人が別行動をとる”なんて想像だにしなかったのもさることながら“自身で見聞きした物事をもって推理する”と思っていたホームズが
ワトスンに現地調査を任せきりだった事が本作1番の驚きポイントでした―ワトスンも驚いていた所を見るに初の試みだったようですが
それだけホームズが信頼を寄せていたという事なんでしょうかね、冒頭でワトスンの推理には駄目出しを入れながらも褒めてますし。
以上、推理小説の原点を評するというのは畏れ多いんですが、安定の角川翻訳は読みやすく、前2巻の長編より更に厚みを増した本作
是非におススメしたい一冊です。