エンディミオン

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

エンディミオンの評価:

4.44/5点 レビュー 62件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.44pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全73件 41〜60 3/4ページ
No.33
(4pt)

上下巻とあって長いけど

上巻の表紙の絵にありますが、登場人物(エンディミオン・アイネイアー・青色のアンドロイド)が、空飛ぶ絨毯や筏で移動してゆくのが、登場する光速を超える宇宙船と比較するとなんともSFらしくないというか。また、エンディミオンが海上のプラットフォームから海中に落ち、深く傷を負って出血しているにもかかわらず肉食魚の頭を蹴って捕食されないよう水中で格闘し無事でいられる場面は、目を覆いたくなる非科学的な設定で、残念に思う。氷の惑星ソル・ドラコニ・セプテムの住人(下巻の表紙の絵 主人公の向かって左)とは言葉が通じないにもかかわらず、次の転位ゲートへと導いてくれる動機付けが薄い。下巻半ばまではテンポが遅く、329頁「片手でがっきと」は誤植でしょう!しかし下巻半ば以降は核心部分に触され、303頁では、デ・ソヤ神父大佐が少女アイネイアーを捕えんとする目的が告げられ、321頁のセプテム在住の神父は「ヒトのみが進化の化身なのではない。われらが計算に長けた機械が自意識を獲得した時点で、彼らもまた神の構想の一部となったのだ。」と述懐し、356頁「人間がFATラインで接続されたデータスフィアや転位ゲートにアクセスするたびに、その人間のシナプスとDNAはコアが造りあげたウェブ全体にまたがる神経ネットワークに計算力を付加していた。コアとしては、…連邦にひしめく何千億もの原始的な有機脳を織りあげ、有効な計算媒体に仕立てあげるうえで、転位ウェブは格好のエサとなってくれたのだ。」と、物語の真髄へと迫る。教会とは?<コア>とは?そして更に新しく登場人物の女性ネメス伍長(下巻の表紙の絵 主人公の向かって右)が加わる。最後にゴッズ・グローヴの転位ゲートでエンディミオン・アイネイアー・アンドロイドの三人を待ち受けてるのは、いったい何?シュライク(下巻の表紙の絵 主人公の後ろ)か?話は飽きることがなく読み進められました。エンディミオン下巻は、エンディミオンとアイネイアーの二人の新たな関係を示唆して終わり、「エンディミオンの覚醒」にと続くようです。
エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113904
No.32
(4pt)

ちょっと長すぎる気もしますが

今回はいかにもSFらしい大胆な設定の世界をいくつか見せてくれたのが特徴的でした。
特に木星型惑星の描写は物凄かったです。巨大な木星型惑星に呼吸可能な大気があり、しかもカヤックで旅をするんですからすごすぎます。あの大気の薄さ(厚み)はどのくらいあるのか、人間が生存可能な範囲はどのくらいなのかといったことが気になってしようがありませんでした。

あとはそうですね、主人公エンディミオンの性格がすごく気になりました。
なんで分かりきっていることをあんなに悩んでるんだろうと何度も思ってしまいました。その様な効果をねらって書かれているのでしょうが、もっとしっかりしなさいと思ってしまいます。

読み終えてみると、長くて疲れた感じがしました。前作エンディミオンが単純に面白かっただけにそう感じたのかもしれません。
シュライクの正体についてはあとがきで解説されている通りだと思います。
エンディミオンの覚醒 (海外SFノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒 (海外SFノヴェルズ)より
4152082496
No.31
(5pt)

アイネイアーの大冒険

ハイペリオンシリーズの続編ということになりますが、前作とはかなり違った雰囲気の作品です。
カテゴリでいうと冒険ものということになるんでしょうか。悪の組織に追われる少女の探求の旅を描いた作品です。

悪の組織というのは、ハイペリオンの時代には没落した宗教という設定で登場したカトリック教会のことです。
この時代の教会はものすごい勢いで、全世界を支配しています。強力な軍隊も持っていて、神父大佐だとか祝福級戦艦といった軍隊用語と宗教的な言葉の組み合わせにはちょっとぞっとしました。

追われる少女、アーネイアーは12歳の子供ですが、少女の愛らしさが良く表現されていました。
ハイペリオンでも親子の話がありましたが、シモンズは小さい女の子少女を描くのがうまいですね。

ストーリィとしては比較的シンプルな冒険ものといった感じに仕上がっていますが、面白いのは間違いありません。単純な面白さでいうと、ハイペリオンよりも上だと思います。時々笑いを誘う様なシーンがあって、すごく笑ってしまいました。
エンディミオン (海外SFノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: エンディミオン (海外SFノヴェルズ)より
4152082097
No.30
(3pt)

これは、好き嫌いが分かれます。

【後期ハイペリオン2部作】の完結編が、本書『エンディミオンの覚醒』です。でも後期2部作に関しては、賛否両論分かれる所でしょう。前期2部作である『ハイペリオン』と『ハイペリオンの没落』に関しては、無条件で【大傑作】としてオススメできますが、この後期2部作である『エンディミオン』と『エンディミオンの覚醒』に関しては【読む人を選ぶ】感じが強いです。SFファンの間でも、好きな人は大絶賛しているのですが、そうでない人は「後期2部作は無かったことにしよう」という感想が多いみたいです。欠点を言えば【キャラクターの魅力の無さ】が大きいです。前期2部作があまりにも素晴らしかったので、私も、後期2部作は【無かったこと】にします。
エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114242
No.29
(3pt)

これは、好き嫌いが分かれます。

【後期ハイペリオン2部作】の完結編が、本書『エンディミオンの覚醒』です。でも後期2部作に関しては、賛否両論分かれる所でしょう。前期2部作である『ハイペリオン』と『ハイペリオンの没落』に関しては、無条件で【大傑作】としてオススメできますが、この後期2部作である『エンディミオン』と『エンディミオンの覚醒』に関しては【読む人を選ぶ】感じが強いです。SFファンの間でも、好きな人は大絶賛しているのですが、そうでない人は「後期2部作は無かったことにしよう」という感想が多いみたいです。欠点を言えば【キャラクターの魅力の無さ】が大きいです。前期2部作があまりにも素晴らしかったので、私も、後期2部作は【無かったこと】にします。
エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114234
No.28
(4pt)

賛否両論、分かれる所です。

【後期ハイペリオン・2部作】の第1部が、この『エンディミオン』です。でも評価に関しては、微妙な所です。他のレビュアーの方の言うとおり、単独のSF作品として見れば傑作なんだけど、あの【前期ハイペリオン・2部作】と比べると見劣りがします。前期2部作『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』は、全SFファン必読と言いたくなるくらいの奇跡的な傑作でしたが、後期2部作に関してはどうなんでしょうか?私は、完結編の『エンディミオンの覚醒』をまだ読んでいないのですが、この『エンディミオン』に関しては星4個が妥当な点数だと思います。今、完結編『エンディミオンの覚醒』を読んでいる所です。
エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113890
No.27
(5pt)

SF初心者として

登場自分物の回想が集束して二部につながるハイペリオン二部に対して
主人公に焦点を絞って時系列で話が進む作りは比較的読みやすかったです。
登場人物や舞台も多くないので、
一気に読みすすめられることで長編にありがちな
「そんな伏線あったっけ?」という戸惑いもなく。

そろそろおぼろげになっているハイペリオンとの絡みも
遠い昔の伝説扱いなので、懐かしさにも似た感慨を覚えたまらないものがあります。

普段からハードSFが好きな方はハイペリオンに対して
ライトで物足りない感じなのかもしれませんが、
ハイペリオンを読破するのに青息吐息な私にはこっちのほうがあってるかも…。
エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113890
No.26
(4pt)

巻き込まれ主人公の冒険

「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」に続くシリーズ4部作の3作目。
主人公の男は、1作目、2作目の舞台となったハイペリオン生まれの狩猟ガイド、
ロール・エンディミオン。

彼の回想という形で、はじまるこの物語。
話の主軸は、この物語のキーとなる人物アイネイアーを守りつつ、
パクスのデ・ソヤ神父大佐の執拗な追撃をかわしつづける追跡劇。

さながら、さまざまな世界をめぐる、旅行紀行といったところ。
ハイペリオンで出てきた人物や、ハイペリオンで未解決なままの問題がときおり
出てくるので、やはり本格的に楽しむにはハイペリオンから読んでおく方がベスト。

エンディミオンでも、謎が積み上げられるので、このままちゃんと解決するのか気になるところ。

とにかく、分厚くて重厚な表現の文章が多いので、SFを普段読まない人には慣れないかも知れない。
エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113890
No.25
(5pt)

読み切った自分を褒めたい

読み切った自分を褒めたくなるぐらい、壮大な、分厚いシリーズでした。
ダン・シモンズさんもよく書ききりましたね。

シリーズの途中では、読むのを投げ出したくなるほど冗長なところもありましたが、
最後まで読んでみて、純粋なSF小説として、またアイネイアーとロールとの純粋な愛の物語としても読みごたえありました。

特に時間を超えた・・・ってのはぐっときました。

<聖十字架>って何?
<獅子と虎と熊>って何?
そこから送られてきた<観察者>って誰のこと?
大量の冷凍人間はなぜ冷凍されてるの?
<シュレーディンガーのキャットボックス>でどうなるの?

解決編としていろいろな疑問に回答が得られたことに満足です。
エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114242
No.24
(5pt)

読み切った自分を褒めたい

読み切った自分を褒めたくなるぐらい、壮大な、分厚いシリーズでした。
ダン・シモンズさんもよく書ききりましたね。

シリーズの途中では、読むのを投げ出したくなるほど冗長なところもありましたが、
最後まで読んでみて、純粋なSF小説として、またアイネイアーとロールとの純粋な愛の物語としても読みごたえありました。

特に時間を超えた・・・ってのはぐっときました。

<聖十字架>って何?
<獅子と虎と熊>って何?
そこから送られてきた<観察者>って誰のこと?
大量の冷凍人間はなぜ冷凍されてるの?
<シュレーディンガーのキャットボックス>でどうなるの?

解決編としていろいろな疑問に回答が得られたことに満足です。
エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114234
No.23
(4pt)

救世主を救えるのか

<時間の墓標>から現れた12歳の救世主アイネイアーと、青い肌のアンドロイドとともに
ロール・エンディミオンの旅は続く。
ハイペリオンシリーズ4部作の3作目で、ロール・エンディミオンと、アイネイアーを主人公とする新シリーズの1作目だ。

エンディミオンの下巻でも魅力的な世界をめぐります。
そして、アイネイアーと、デ・ソヤ神父の追跡劇にいったん幕が引かれます。

ハイペリオンの謎がすべて解けるかというと、下巻でも解けず、この「エンディミオン」でも新たな謎が積み上げられたままTo Be Continued... という形の終わり方です。

ここまで来たら、「エンディミオンの覚醒」まで読むしかないでしょう。
エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113904
No.22
(4pt)

軟弱エンディミオンくんに乾杯

ともかく、面白いよ、面白いが、いかんせん分厚い。読んでも読んでも終わらない…。

まぁ、読了後の感想といえば、やっぱ「面白い」に一言に尽きる。ヒロイン、ヒーローが十分活躍して、大団円って展開は、安心するよ
エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114242
No.21
(4pt)

軟弱エンディミオンくんに乾杯

ともかく、面白いよ、面白いが、いかんせん分厚い。読んでも読んでも終わらない…。

まぁ、読了後の感想といえば、やっぱ「面白い」に一言に尽きる。ヒロイン、ヒーローが十分活躍して、大団円って展開は、安心するよ
エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114234
No.20
(5pt)

ハイペリオンシリーズ4作目にして完結編となる大傑作

宗教・哲学・思想SFの最高傑作。

宇宙征服を目指す悪の組織がカトリック教会なので、

主人公達は仏教徒の組織を味方に付けるが、

敵との宗教問答の果てに、キリスト教も仏教も乗り越えた、

普遍的真理に到達する。

人間の精神活動のみならず、全ての生命活動の基本原則、

分子レベルの運動から、宇宙の天文学的運動まで説明出来る究極の真理。

それは、

「選べ、もういちど。」

という教えである。

キリスト教が正しいと思うのなら、一生信仰すれば良い。

しかし、捨てる自由、また信仰する自由を認めないのは駄目ぴょん!

ということである。

もっとも大切なものは、選ぶ自由。

選択肢の多い現象が正しいと言うか、それが自然の摂理なのである。

多様性が全ての根本原則である。

分子は様々な方向にブラウン運動し、

生物は遺伝情報を変化させ、多様な種に分化進化していく。

宇宙は膨張しながら、様々な星を生み出していく。

選ぶ行為が増え続けるのが、真理なのである。

敵がカトリック教会なので、システィーナ礼拝堂などが、舞台になります。

ミケランジェロ・ブォナルローティの「アダムの創造」「最後の審判」

ラファエロ・サンツィオの「アテナイの学堂」

などが話題になります。

登場人物の薀蓄として登場するのなら、SFらしさはありませんが、

なんと、フランク・ロイド・ライトはサイバークローンとして登場して、

ヒロインに建築学を教えるのだ!

詩人のジョン・キーツのクローンも前々作に出ているから、

実在した建築家が登場人物の一人であっても、今更驚くことはないだろうが、

フランク・ロイド・ライトってマイナー過ぎるよな?(藁

もちろん、アメリカ人には、一休や良寛よりはメジャーだろうけど。

仏教ネタで一休や良寛の短歌まで出てくる教養溢れるSFです。

ダン・シモンズっていつからこんなに教養を身に付けたのかしら?

今日よう〜。
エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114242
No.19
(5pt)

ハイペリオンシリーズ4作目にして完結編となる大傑作

宗教・哲学・思想SFの最高傑作。

宇宙征服を目指す悪の組織がカトリック教会なので、

主人公達は仏教徒の組織を味方に付けるが、

敵との宗教問答の果てに、キリスト教も仏教も乗り越えた、

普遍的真理に到達する。

人間の精神活動のみならず、全ての生命活動の基本原則、

分子レベルの運動から、宇宙の天文学的運動まで説明出来る究極の真理。

それは、

「選べ、もういちど。」

という教えである。

キリスト教が正しいと思うのなら、一生信仰すれば良い。

しかし、捨てる自由、また信仰する自由を認めないのは駄目ぴょん!

ということである。

もっとも大切なものは、選ぶ自由。

選択肢の多い現象が正しいと言うか、それが自然の摂理なのである。

多様性が全ての根本原則である。

分子は様々な方向にブラウン運動し、

生物は遺伝情報を変化させ、多様な種に分化進化していく。

宇宙は膨張しながら、様々な星を生み出していく。

選ぶ行為が増え続けるのが、真理なのである。

敵がカトリック教会なので、システィーナ礼拝堂などが、舞台になります。

ミケランジェロ・ブォナルローティの「アダムの創造」「最後の審判」

ラファエロ・サンツィオの「アテナイの学堂」

などが話題になります。

登場人物の薀蓄として登場するのなら、SFらしさはありませんが、

なんと、フランク・ロイド・ライトはサイバークローンとして登場して、

ヒロインに建築学を教えるのだ!

詩人のジョン・キーツのクローンも前々作に出ているから、

実在した建築家が登場人物の一人であっても、今更驚くことはないだろうが、

フランク・ロイド・ライトってマイナー過ぎるよな?(藁

もちろん、アメリカ人には、一休や良寛よりはメジャーだろうけど。

仏教ネタで一休や良寛の短歌まで出てくる教養溢れるSFです。

ダン・シモンズっていつからこんなに教養を身に付けたのかしら?

今日よう〜。
エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114234
No.18
(3pt)

最高のSF、しかし凡庸すぎる続編

純粋なSFとしてみれば、実に優れた一冊。「肉体の復活を実装したカトリック教会による宇宙支配」から派生する非現実的だが地に足のついた数々の世界観、一方のアウスターによる樹木によるダイソン殻等、センス・オブ・ワンダーに溢れた作品である。しかしこれを「ハイペリオン」の続編として捉えると、正直「売れたので続編を書いてみました」という状態でかなり萎える。なんせ全編を通じて、ハイペリオンで作り上げられた物語があっさりと否定されていくのだ。これは作者自身かなり弁解しているらしいが、本文以外で弁解されても面白みが取り戻せるわけではない。またストーリーテリングとしても「救世主の女の子と凡庸な青年の冒険譚」という単調な話で、巡礼達の様々な人生を絡み合わせて大河と成していく「ハイペリオン」とは比べ物にならないと思う。SFとしてはお奨めできる。しかしハイペリオン読者に薦められるかと言われると、かなり困ってしまう作品だ。読む価値は確かにあるのだけど。
エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113890
No.17
(5pt)

前作を上回る壮大なストーリー

SFの二大巨匠に引けを取らない壮大なストーリーです。
「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」の前作(数百年前になるので直接のかかわりはない)もさることながら、その影を引きながらも全く新しい発想に度胆を抜かれました。前作の銀河中を一瞬で転移できるシステムの裏の構想にも(ダンシモンズ版どこでもドア)驚きましたが、その真意にも驚かされました。
単純な善VS悪のストーリーではなく、人としての一生の価値を問うストーリーと思います。前作を読んでいた方が理解しやすいと思いますが、まったく新たなスペースオペラとして読まれるのも新鮮でいいかもしれません。前後逆でも十分に楽しめます。
次回作となる「エンディミオンの覚醒」も更に驚くべき展開となり、続けて読まれる事をお勧めします。
エンディミオン (海外SFノヴェルズ) Amazon書評・レビュー: エンディミオン (海外SFノヴェルズ)より
4152082097
No.16
(4pt)

終わり方には不満が残るが…

SF史に残る傑作Hyperionシリーズの最終作にあたります。
魅力的なキャラクター、バラエティ溢れる世界設定、スピーディーなストーリー
展開と前4作と変わらない高いレベルの作品となっています。
ただ、今作はシリーズ最終作ということなので、読者が期待しているのはどのよう
な結末を迎えるかということ。個人的に結末自体はそれほど不満はないのですが、最後まで語られること無く
謎のままで終わってしまった事柄が多いのはやはり気になります。
そういう点から見ると1点減点は止むを得ないかなという感はあります。
とはいえ良作ですので、前3作を読んだ方はぜひ最後まで読み通してください。
エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114242
No.15
(4pt)

終わり方には不満が残るが…

SF史に残る傑作Hyperionシリーズの最終作にあたります。
魅力的なキャラクター、バラエティ溢れる世界設定、スピーディーなストーリー
展開と前4作と変わらない高いレベルの作品となっています。
ただ、今作はシリーズ最終作ということなので、読者が期待しているのはどのよう
な結末を迎えるかということ。個人的に結末自体はそれほど不満はないのですが、最後まで語られること無く
謎のままで終わってしまった事柄が多いのはやはり気になります。
そういう点から見ると1点減点は止むを得ないかなという感はあります。
とはいえ良作ですので、前3作を読んだ方はぜひ最後まで読み通してください。
エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオンの覚醒〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150114234
No.14
(4pt)

読まずにはいられないが

結局あれだけの長さを持ちながら、「ハイペリオンの没落」で全ての謎は解かれなかった。「何だよぉ」と思いつつも、この世界でもう少し刺激的な冒険が出来る事を、素直に喜んでしまった。前作から時代は下り、新しい主人公の年齢も一気に下がった。このエンディミオン、いかにもなアメリカ(じゃないが)青年で、前作までの多彩かつ魅力的な登場人物に比べ、著しく魅力に欠ける。そのあたりが残念だが、ストーリーには非の打ちどころなし。懐かしい顔もちらちら登場し、前作よりも落ち着いて読めるかも。
エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: エンディミオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)より
4150113890