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背表紙は歌う
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背表紙は歌うの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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わゆる人の死なないミステリー。 連作で、今回の中で好きだったのは、総タイトルにもなっている「背表紙は歌う」。 書店店長の元旦那さんはお調子者で困った人なのだろうけど、愛はあるのだなあ、と、なんとなく暖かくなる話。 でもしくじるのが人間。 良い環境には、つい慣れちゃうんだよねえ。 そして、東々賞の話。 え、そこで切るの。 それは確かに、お題となる謎は解かれたけど。 気になるじゃないですか。ねえ。 | ||||
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2010年に出た単行本の文庫化。 「成風堂書店」シリーズのスピンオフである「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」シリーズの第2弾。 5本を収める短篇集だ。 取り次ぎの毒舌な社員の謎を解き明かしたり、新潟の書店主とパトロンの不仲の原因を探ったり、作家のサイン本づくりに関わったり、文学賞の裏事情(?)に巻き込まれたり。 出版社や書店にまつわるネタとしてはどれもおもしろい。よく調査され、いかにもありそうな感じに仕上げられている。近年の出版界の苦境と、それに負けない「本を出す喜び」のようなものも伝わってくる。 しかし、謎解きとしてはイマイチ。 | ||||
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出版社のフレッシュ営業マンの井辻は、営業仲間の久保田という中年女性と趣味を通じ親しくなる。 久保田には気がかりなことがあった。それは、新潟県内にある「シマダ書店」が経営の危機にあると いうことだった。なぜ書店は経営危機に陥ったのか?その書店と久保田との関係は?表題作「背表紙は 歌う」を含む5編を収録。 出版業界も書店も、厳しい状況に置かれている。そんな中、井辻は毎日奮闘している。出版業界の 内部事情や書店の裏側などを知ることができ、読んでいて楽しい。「背表紙は歌う」では、地方書店の あり方について考えさせられた。地域に根ざした本屋さんになるのにも、いろいろな苦労があり難しい・・・。 最後に収録されている「プロモーション・クイズ」では、なぞなぞの答えを真剣に考えてしまった。 でも、このなぞなぞの答えは正直言って微妙な感じだ。感心するほどのものではなかった。また、 この話の中でなぞなぞを解いた人物に触れている箇所がある。おお!この店員さんは!大崎梢ファン なら、即、分かるはず♪ふんわりとした温かさを感じる、楽しい作品だった。 | ||||
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