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背表紙は歌う



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背表紙は歌うの評価: 4.35/5点 レビュー 17件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.35pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

本屋巡りの出版社営業が遭遇する日常のちょっとした事件

わゆる人の死なないミステリー。
連作で、今回の中で好きだったのは、総タイトルにもなっている「背表紙は歌う」。
書店店長の元旦那さんはお調子者で困った人なのだろうけど、愛はあるのだなあ、と、なんとなく暖かくなる話。
でもしくじるのが人間。
良い環境には、つい慣れちゃうんだよねえ。

そして、東々賞の話。
え、そこで切るの。
それは確かに、お題となる謎は解かれたけど。
気になるじゃないですか。ねえ。
背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)より
4488025366
No.2:
(3pt)

新潟の事件

2010年に出た単行本の文庫化。
 「成風堂書店」シリーズのスピンオフである「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」シリーズの第2弾。
 5本を収める短篇集だ。
 取り次ぎの毒舌な社員の謎を解き明かしたり、新潟の書店主とパトロンの不仲の原因を探ったり、作家のサイン本づくりに関わったり、文学賞の裏事情(?)に巻き込まれたり。
 出版社や書店にまつわるネタとしてはどれもおもしろい。よく調査され、いかにもありそうな感じに仕上げられている。近年の出版界の苦境と、それに負けない「本を出す喜び」のようなものも伝わってくる。
 しかし、謎解きとしてはイマイチ。
背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)より
4488025366
No.1:
(3pt)

楽しい作品♪

出版社のフレッシュ営業マンの井辻は、営業仲間の久保田という中年女性と趣味を通じ親しくなる。
久保田には気がかりなことがあった。それは、新潟県内にある「シマダ書店」が経営の危機にあると
いうことだった。なぜ書店は経営危機に陥ったのか?その書店と久保田との関係は?表題作「背表紙は
歌う」を含む5編を収録。

出版業界も書店も、厳しい状況に置かれている。そんな中、井辻は毎日奮闘している。出版業界の
内部事情や書店の裏側などを知ることができ、読んでいて楽しい。「背表紙は歌う」では、地方書店の
あり方について考えさせられた。地域に根ざした本屋さんになるのにも、いろいろな苦労があり難しい・・・。
最後に収録されている「プロモーション・クイズ」では、なぞなぞの答えを真剣に考えてしまった。
でも、このなぞなぞの答えは正直言って微妙な感じだ。感心するほどのものではなかった。また、
この話の中でなぞなぞを解いた人物に触れている箇所がある。おお!この店員さんは!大崎梢ファン
なら、即、分かるはず♪ふんわりとした温かさを感じる、楽しい作品だった。
背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)Amazon書評・レビュー:背表紙は歌う (創元クライム・クラブ)より
4488025366

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