奇譚を売る店
評判
奇譚を売る店の評価:
3.75/5点 レビュー 12件。 C ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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奇譚を売る店の評価:
3.75/5点 レビュー 12件。 C ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
作者は職業作家である以前にマニアというかオタクというか、特定の文化に対するこだわりが半端じゃない。
デビュー作『殺人喜劇の十三人』はサブカルに対する言及が多すぎて鼻についた。
反対にこだわりがプラスに出た例は、『紅楼夢の殺人』だろう。
本書はどうかと言えば、功罪半ばかな。
いや気に入った作のほうが多いので、功七罪三くらいだ。
古書マニアの妄念を描いた連作集である。毎回「また買ってしまった」という文章で始まる。
どうせ駄目だろうと思いつつも、忘れられた大傑作が埋もれているような気がして、今日も古本の山を漁る。
こういう「本好きあるある」は、通販と電子書籍の普及によってあと何年かで消えてしまうのかな。
そういえば本書も通販で買ったのだった。
気に入った作品は、
『帝都脳病院入院案内』病院のパンフレッドから、事件の謎を解く。
『這い寄る影』消えた三流作家に魅せられる。架空作品の俗悪ぶりが凄い。
難病や障碍者を本人の責任と考えたり、性犯罪被害者を悪人呼ばわりするのは、いかにもありそうだ。満天星子。
『こちらX探偵局/怪人幽鬼博士の巻』懐かしい少年探偵の世界が現実になる?
『時の劇場・前後篇』前篇だけで、後篇の見つからない本がある。そりゃストレスでしょうな。
古本の競売風景が面白かった。
残り二本は今ひとつだ。特に表題作は、屋上屋根のメタ過剰だ。
愛書家で古本屋になじみのある人にお勧めしたい。