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骨の記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
骨の記憶
骨の記憶 (文春文庫)
骨の記憶 (角川文庫)

骨の記憶の評価: 4.07/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.07pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

展開に無理があります。

途中までは面白く読めたのですが…

※以下ネタバレあります。
 
一郎が始めた運送会社の場所に問題があります。
幸介と関係があった八百屋の娘が気がつかないはずがありません。
その一点だけでも物語として成り立たないと思います。
骨の記憶 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:骨の記憶 (角川文庫)より
4041072298
No.1:
(2pt)

松本清張の亜流。女の怖さが身にしみる作品。

本は分厚いですが、内容は薄いです。子供の頃、あやまって担任を事故死させた二人の顛末記なのですが、貧乏人の一郎しか記載がなく、金持ちで事故を隠蔽させた弘明について全く書かれておらず、片手落ちです。また、一郎のなりあがりも、他人に成り済まし、その財産を元手に、悪事を働き金持ちになる。金ができたら、地位と女と家族をほしがるがかなわない、とまあどこかで聞いたような内容ですね。成田紛争や横浜港北地区の開発、千葉湾岸開発がらみの癒着など昭和の時代を貫くように書かれていてリアリティがあり、世の中悪いやつしか金持ちになれないんだなと実感させられました。最後に、成金の妻になった冬子が、成金の子は生みたくないと平気で堕胎したり、いままでだまされていたとしった弘明の妻、清枝(殺された先生の子供)が死に瀕した弘明に復習するため、モルヒネを与えなかったりと女の恐ろしさもあわせて堪能しました。文庫版を中古で買って、それでもちょっと損したなと思うくらいの内容です。
骨の記憶Amazon書評・レビュー:骨の記憶より
4163279601

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