弓弦城殺人事件
評判
弓弦城殺人事件の評価:
3.42/5点 レビュー 12件。 F ランク
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1〜8 1/1ページ
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弓弦城殺人事件の評価:
3.42/5点 レビュー 12件。 F ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
舞台はイングランド東部の海岸に位置する、15世紀に建築された「弓弦城」。
英文学教授、マイクル・テヤレインが、英国博物館長、ジャージ・アンストライザー卿に連れられてその城を訪れた夜、城主のヘンリイ・スタン(レイル卿)が、甲冑室で殺害されたのだった…。
【密室トリックについて】
カー作品ですから、当然の如く「密室殺人」なのですが、そのトリックは、着想に面白味はあるものの、それほど印象に残らないものでした。
城の中の間取りが複雑、と作中人物間で「見取り図」が交わされますが、読者には示されない点も、ちょっと残念。
もっとも、示されると、読者が容易に真相に気付いてしまうと言う懸念があったのかもしれませんが…。
【怪奇性について】
15世紀の建築時そのままのため、甲冑などの調度品から、中世を訪れたかのような雰囲気。
その中で、甲冑が動き回ると言う怪現象が起きて――と舞台設定は悪くないのですが、以後の作品では、「怪奇性」を持たせる場合、血なまぐさい史実を描写するなど、雰囲気に深みを加えているのを知っているため、書き込みが足りないと言う印象を持ってしまいました。
【探偵像について】
本作品では、犯罪学の天才、ジョン・ゴーント博士が探偵役ですが、初耳でした!
第2作の「プレーグ・コートの殺人」からはヘンリ・メリヴェール卿が探偵役に起用されていることからも察せられるとおり、ゴーント博士は、読み終えてみると、印象の薄い人物だと分かります。
これでは「誰も気付かなかった密室トリック」を説き明かすには役不足と言うことなのでしょう。
全体的には、カーが好みなら、参考までに読んでみて、と言う感じの作品でした。