きつねのはなし

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

きつねのはなしの評価:

3.92/5点 レビュー 96件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.92pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全194件 121〜140 7/10ページ
No.74
(4pt)

森見登美彦作品が好きで

森見登美彦さんの作品が好きで読んでみました。
短編がいくつか入っていてそれぞれ別の話ですが
所々に共通点があり、それが妙なんですがひょっとすると
実際にこの世界に起きている事の様に思えてきて楽しかったです。
人間の深い部分にある恐怖がじんわりと入ってくるような怖さがあります。
本当に怖いのはオバケや妖怪では無く、人間なのだと思い、
危なっかしい人とは関わり合いにならない方がいいのだ、と読み終えて
勝手に自分の中の教訓としました。
この作品はホラーでは無いし、派手さもありません。怖い話が苦手な方でも
落ち着いて楽しめる作品だと思います。
舞台が京都というのがこの話に合っていて、他の森見登美彦作品とはまた違った
京都の風景が見えてきます。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.73
(4pt)

森見登美彦作品が好きで

森見登美彦さんの作品が好きで読んでみました。
短編がいくつか入っていてそれぞれ別の話ですが
所々に共通点があり、それが妙なんですがひょっとすると
実際にこの世界に起きている事の様に思えてきて楽しかったです。
人間の深い部分にある恐怖がじんわりと入ってくるような怖さがあります。
本当に怖いのはオバケや妖怪では無く、人間なのだと思い、
危なっかしい人とは関わり合いにならない方がいいのだ、と読み終えて
勝手に自分の中の教訓としました。
この作品はホラーでは無いし、派手さもありません。怖い話が苦手な方でも
落ち着いて楽しめる作品だと思います。
舞台が京都というのがこの話に合っていて、他の森見登美彦作品とはまた違った
京都の風景が見えてきます。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.72
(5pt)

水の気配が漂う異形譚

密やかに傍らにひそんでいる妖しい異形のものたちに、気がついたら囚われている恐怖。
水の気配が漂う、静寂とぞくりとする美しさに満ちた4つの物語。
特に「きつねのはなし」に引き込まれた。
『夜は短し〜』しかり『四畳半神話大全』しかり、『恋文の技術』しかり、
へたれな男子が登場する小説が好きな私にとって、
森見さんの小説はこよなく愛するものであったのだけれど、
まったく作風の違う本書が、こんなに面白いと思わなかった。
むしろ、こういうタイプの作品をもっと読みたくなった。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.71
(5pt)

水の気配が漂う異形譚

密やかに傍らにひそんでいる妖しい異形のものたちに、気がついたら囚われている恐怖。
水の気配が漂う、静寂とぞくりとする美しさに満ちた4つの物語。
特に「きつねのはなし」に引き込まれた。
『夜は短し〜』しかり『四畳半神話大全』しかり、『恋文の技術』しかり、
へたれな男子が登場する小説が好きな私にとって、
森見さんの小説はこよなく愛するものであったのだけれど、
まったく作風の違う本書が、こんなに面白いと思わなかった。
むしろ、こういうタイプの作品をもっと読みたくなった。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.70
(4pt)

古都に潜む怪異をえがいたホラー作品。

阿呆な大学生の生態を書き続けている作者が視点を変えて、京都に潜む怪異を描いた短編集。怪異自体はおぼろげで、それ故に怖さがある。実体のある物か人の心に潜む闇か最後まで言及しない。各作品が微妙にリンクしており、面白い。新たな作風で、その実力を証明した良作。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.69
(4pt)

古都に潜む怪異をえがいたホラー作品。

阿呆な大学生の生態を書き続けている作者が視点を変えて、京都に潜む怪異を描いた短編集。怪異自体はおぼろげで、それ故に怖さがある。実体のある物か人の心に潜む闇か最後まで言及しない。各作品が微妙にリンクしており、面白い。新たな作風で、その実力を証明した良作。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.68
(5pt)

あやしい異相世界への誘い

森見氏の小説の常として京都ものである。しかし、氏の他の小説と違ってちょっと怖ろしい怪談ものになっている。現代にあってもそこかしこに古さの残る街には、ちょっとしたきっかけで怪しい世界に足を踏み入れてしまいそうな危うさがある。何と言ったらよいのだろう、目には映らず普段は気づかないがもののけの住む異相世界があり、何かの弾みに人が迷い込んでしまう怖さのようなもの、森見氏はこの短編集でそんな世界に読者を誘ってくれる。

この短編集においては、森見氏の他の小説(たとえば『夜は短し歩けよ乙女』)のように外連みたっぷりの文章は陰をひそめ、非常に洗練された文章である。私は森見氏の外連みを帯びた文章の大ファンであるが、こうした美しい文章にふれるとなお一層森見氏のファンになる。氏が作品のテイストによって描き分ける力量を持っていることがはっきりと判る。

中川学氏のカバー装画も黄色が印象的ですばらしい。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.67
(5pt)

あやしい異相世界への誘い

森見氏の小説の常として京都ものである。しかし、氏の他の小説と違ってちょっと怖ろしい怪談ものになっている。現代にあってもそこかしこに古さの残る街には、ちょっとしたきっかけで怪しい世界に足を踏み入れてしまいそうな危うさがある。何と言ったらよいのだろう、目には映らず普段は気づかないがもののけの住む異相世界があり、何かの弾みに人が迷い込んでしまう怖さのようなもの、森見氏はこの短編集でそんな世界に読者を誘ってくれる。

この短編集においては、森見氏の他の小説(たとえば『夜は短し歩けよ乙女』)のように外連みたっぷりの文章は陰をひそめ、非常に洗練された文章である。私は森見氏の外連みを帯びた文章の大ファンであるが、こうした美しい文章にふれるとなお一層森見氏のファンになる。氏が作品のテイストによって描き分ける力量を持っていることがはっきりと判る。

中川学氏のカバー装画も黄色が印象的ですばらしい。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.66
(5pt)

〈籠の中の果実〉=「果実の中の龍」+〈竹〉冠?

本書収録二篇目、「果実の中の龍」。これはあくまで私の勝手な想像だが、森見氏は、〈籠の中の果実〉というフレーズから、本作の構想を起こしたのではないか。なんの変哲もないフレーズ。しかし、日常の世界に、ほんの少しのひずみが生じると、非日常の世界が口を開く。
 〈籠〉の〈竹〉冠を取れば、〈龍〉。ひっくり返して、「果実の中の龍」。あるいは、〈龍〉を閉じ込めていた〈竹〉の代わりに、〈果実〉で閉じ込めて、「果実の中の龍」。なんて、やはりただの想像。
 二篇目の〈龍〉は、四篇目「水神」において大暴れを演じる。〈籠〉る、という行為は、危険らしい。昔、中国には、「竹林の七賢」なんてのがいたようであるが、〈竹〉の内に〈籠〉るのは、自分の内に〈龍〉を飼いならすことかもしれない。なんだかこの話は、不思議な珠を呑みこんだ少年が、挙句の果てに、〈龍〉になった中国の民話を下敷きにしているような気がする。
 れいによって、とんちんかんなことを書いた。詳しくは、本書を読んでのお楽しみ。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.65
(5pt)

〈籠の中の果実〉=「果実の中の龍」+〈竹〉冠?

本書収録二篇目、「果実の中の龍」。これはあくまで私の勝手な想像だが、森見氏は、〈籠の中の果実〉というフレーズから、本作の構想を起こしたのではないか。なんの変哲もないフレーズ。しかし、日常の世界に、ほんの少しのひずみが生じると、非日常の世界が口を開く。
 〈籠〉の〈竹〉冠を取れば、〈龍〉。ひっくり返して、「果実の中の龍」。あるいは、〈龍〉を閉じ込めていた〈竹〉の代わりに、〈果実〉で閉じ込めて、「果実の中の龍」。なんて、やはりただの想像。
 二篇目の〈龍〉は、四篇目「水神」において大暴れを演じる。〈籠〉る、という行為は、危険らしい。昔、中国には、「竹林の七賢」なんてのがいたようであるが、〈竹〉の内に〈籠〉るのは、自分の内に〈龍〉を飼いならすことかもしれない。なんだかこの話は、不思議な珠を呑みこんだ少年が、挙句の果てに、〈龍〉になった中国の民話を下敷きにしているような気がする。
 れいによって、とんちんかんなことを書いた。詳しくは、本書を読んでのお楽しみ。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.64
(3pt)

空虚の先

「きつねのはなし」「果実の中の種」「魔」「水神」といった謎を秘めた古都を舞台に描いた漆黒の作品集です。氏の作品において、明らかに異質なものとなっています。
闇に蠢くものと対峙する時、何が待ち受けているのでしょうか…。

「でもねえ、今でも思うんだけど、嘘だからなんだというんだろうな。僕はつまらない、空っぽの男だ。語られた話以外、いったい、僕そのものに何の価値があるんだろう」
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.63
(3pt)

空虚の先

「きつねのはなし」「果実の中の種」「魔」「水神」といった謎を秘めた古都を舞台に描いた漆黒の作品集です。氏の作品において、明らかに異質なものとなっています。
闇に蠢くものと対峙する時、何が待ち受けているのでしょうか…。

「でもねえ、今でも思うんだけど、嘘だからなんだというんだろうな。僕はつまらない、空っぽの男だ。語られた話以外、いったい、僕そのものに何の価値があるんだろう」
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.62
(5pt)

伯父たちと酒を飲みながら

表題作『きつねのはなし』が面白かったのは
もちろんだが、4本目の『水神』もよかった。

話の内容はともかく、父や伯父たちと
通夜の晩に酒を飲みながら寝ずの晩をするという
設定自体が味わい深い。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.61
(5pt)

伯父たちと酒を飲みながら

表題作『きつねのはなし』が面白かったのは
もちろんだが、4本目の『水神』もよかった。

話の内容はともかく、父や伯父たちと
通夜の晩に酒を飲みながら寝ずの晩をするという
設定自体が味わい深い。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.60
(4pt)

奨の'F旗の仝為麗'々

なんともふしぎな'瑤八F'gのなかをさまよっている''なふしぎな湖'です。燕'恬仝きつねのはなし々麿3鐙の玉'ですが、畠悶に匯云の'で'がっているような音房'な音'殞兇気'嘘庶を宥ります。畢'ワ'`ルドお誼吭の''硬議な奨脅湖は、いつ'んでもすばらしい。
仟' 恠れメロス 麿膨鐙 (''刺舂''も 10-1)
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.59
(4pt)

奨の'F旗の仝為麗'々

なんともふしぎな'瑤八F'gのなかをさまよっている''なふしぎな湖'です。燕'恬仝きつねのはなし々麿3鐙の玉'ですが、畠悶に匯云の'で'がっているような音房'な音'殞兇気'嘘庶を宥ります。畢'ワ'`ルドお誼吭の''硬議な奨脅湖は、いつ'んでもすばらしい。
仟' 恠れメロス 麿膨鐙 (''刺舂''も 10-1)
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.58
(5pt)

醜い蛹は蝶になる

デビュー当時の森見は面白いけど、まだ文章が下手で未熟だったし気持ち悪かった。
森見の恋愛物は気持ち悪い。かわいい不思議ちゃんという現実には存在しないものに恋い焦がれる、モテない男の妄想語りだから。オタク男向け萌えだけ漫画に似てる。これを気持ち悪いという女性が少ないのは、森見を読むような文学少女崩れは大抵、「私は黒髪の乙女みたいなかわいくて賢い不思議ちゃん」と思っているから。恥ずかしながら、私にもそんな時期はあった。しかしそう思う女たちは、そんな勘違いをする点で賢くないし、だいたいはかわいくない。そして不思議ちゃんではなく、自己アピールが下手で変わり者なだけだ。
現実世界の賢くてかわいい不思議ちゃんは、江古田ちゃんでいう猛禽ちゃん。彼女らは森見を読んでる暇があるなら、男の人をデレデレさせながらかわいくワガママを言っている。

しかし、妄想語りの醜い蛹は洗練された幻想を語る美しい蝶になった。初期からの雰囲気とのんびりした感じはそのままなのに、淡々として練られた文章を書くようになった。プロットもよくなっている。初期よりも京都の特徴を生かした物語を作れるようになっている。格段にうまくなった。泉鏡花は敷居が高い、京極夏彦はエグすぎて嫌だ、でも幻想ものは読みたい。そんな人におすすめ。

妄想語りの恋愛物を書いてるくらいなら、こんな感じの小説を書けばいいのに!
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.57
(5pt)

醜い蛹は蝶になる

デビュー当時の森見は面白いけど、まだ文章が下手で未熟だったし気持ち悪かった。
森見の恋愛物は気持ち悪い。かわいい不思議ちゃんという現実には存在しないものに恋い焦がれる、モテない男の妄想語りだから。オタク男向け萌えだけ漫画に似てる。これを気持ち悪いという女性が少ないのは、森見を読むような文学少女崩れは大抵、「私は黒髪の乙女みたいなかわいくて賢い不思議ちゃん」と思っているから。恥ずかしながら、私にもそんな時期はあった。しかしそう思う女たちは、そんな勘違いをする点で賢くないし、だいたいはかわいくない。そして不思議ちゃんではなく、自己アピールが下手で変わり者なだけだ。
現実世界の賢くてかわいい不思議ちゃんは、江古田ちゃんでいう猛禽ちゃん。彼女らは森見を読んでる暇があるなら、男の人をデレデレさせながらかわいくワガママを言っている。

しかし、妄想語りの醜い蛹は洗練された幻想を語る美しい蝶になった。初期からの雰囲気とのんびりした感じはそのままなのに、淡々として練られた文章を書くようになった。プロットもよくなっている。初期よりも京都の特徴を生かした物語を作れるようになっている。格段にうまくなった。泉鏡花は敷居が高い、京極夏彦はエグすぎて嫌だ、でも幻想ものは読みたい。そんな人におすすめ。

妄想語りの恋愛物を書いてるくらいなら、こんな感じの小説を書けばいいのに!
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028
No.56
(5pt)

モヤモヤ

不思議な・・・とか、ちょっと不気味な話が好きな人にはいいと思います。ホラーという感じの怖さはないですが、なんだか地味に怖い。寝る前に読むと一層不気味さを感じられるかも。どの話にもいくつかの同じキーワードが出てきて、関連性を持たせているあたりがよかった。個人的には「水神」が好きです。もちろん、ほかの3話も十分面白いです。でも結局明確な答えは出してくれないので、自分の想像を膨らませて・・・モヤモヤが残ります。
きつねのはなし (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: きつねのはなし (新潮文庫)より
4101290520
No.55
(5pt)

モヤモヤ

不思議な・・・とか、ちょっと不気味な話が好きな人にはいいと思います。ホラーという感じの怖さはないですが、なんだか地味に怖い。寝る前に読むと一層不気味さを感じられるかも。どの話にもいくつかの同じキーワードが出てきて、関連性を持たせているあたりがよかった。個人的には「水神」が好きです。もちろん、ほかの3話も十分面白いです。でも結局明確な答えは出してくれないので、自分の想像を膨らませて・・・モヤモヤが残ります。
きつねのはなし Amazon書評・レビュー: きつねのはなしより
4104645028