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悲痛伝
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悲痛伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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西尾維新といえば、本筋とは関係のないところにネタを突っ込んできて 一見冗長に見える文章自体が面白い。という技術を持っている人だと思っていましたが (実際そのような才能をお持ちの方なのだろうけど) この作品に限定すると、それがほとんど感じられません。 単に本の厚みを増やしたいがために無駄な文章をあらゆるところに仕組んでいる。 としか思えません。 (アンチではないです。他の作品は死ぬほど好きです) ファンなだけに確かにこれは悲痛です。 | ||||
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悲鳴伝非常に楽しく読ませてもらいました。 その続編、主人公は変わることなく空々空なのも安心しました。 先に書いとくと西尾作品は化物語シリーズとめだかくらいしか知りませんがどちらも好きです。 なので上記作品で文章が多いとか、ストーリーと関係のないキャラ同士の掛け合いに大半のページを 使っていることに不満はなく、楽しければそれでいいと思うしだからこそ買い続けた作品たちです。 それを踏まえた上で感想を言うと、他の方の評価をざっと見ればわかると想いますが、『無駄』に冗長です。 まず、良い点から 話の起点となる事件とそれに類する情報は非常に興味深く、この作品にワクワクすることは間違いないでしょう。 なので★1ではなく★2になりました。 次に悪い点 いきなり喩え話ですが、話の流れとしてA→Bへ話が進むとして、本作品は A→C→Bとなります。 このCというのは思考です。こうしようと思う、こう推測できる、こういう想定をしてみる。。。 また、その思ったことに対して喩え話や、同じ意味あいのことを、違う表現で何度も何度もいろいろな方向から 表現し直すことで、とにかく長いです。 そして酷いと思ったのは、それらの思考は意味が無いことです。 長い長い思考とその表現を読み終えた先にあるのは、 ○○と考えていたが、こういうことが起きたのでそうはならなかった。 つまり最初からA→Bで問題ないところを、A→C→Bとまったく本作品のその後にも一切影響しない全く無駄なCを 長々と挟むという手法が目立ちます。長々と文章読んだけど全く意味なかった、というのが多すぎます。 始めに書いてますが、面白ければいいんです。ストーリーと関係のないことでも楽しければ長々とやっても文句無いです。 が、今作にはそれがなく徒労に終わるだけの文章があり、非常に不快でした。 楽しくないというのがネタが滑ってるとかそういうことではなく、そもそもネタが入ってない。ということです。 良い点に書いたように事件自体は面白いのに、そこにはほぼ一切触れず横道に逸れ続けます。 読んでいくとどんどん残りページ数が少なくなり、結局有耶無耶にオチがつくのかと不安になります。 が、今作は続編の前編に該当するらしく、長く読んだ割には 必要だったのかな?という大量の横道の果てに、続刊へ続きます。 酷いです。。。 悲鳴伝楽しかったんです。。。 | ||||
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~ということはまだ知る由もなかった的な言い回しと、何度も繰り返される主人公の人間性の説明にイライラ。途中から会話文しか読まなかった。 | ||||
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「めだか」が始まってからの西尾維新の作品は全てが酷いといっても過言ではない。 ページ数を稼ぐだけの無駄な冗長と全く中身の無い内容、金を払う価値の無い携帯小説レベルまで堕落した西尾維新。 「めだか」が終った今、多忙という言い訳が使えない次回作に期待し、それでもなお今のような状況が続くなら西尾維新の作品はもう二度と見ないと決めてます。 | ||||
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この一冊こっからここまで それで文字で埋めるというやつ 高校生のころよく騙されました 読み飛ばしたら負けたようなきがして全部読んだものですが 読み飛ばさせていただきました 悲鳴伝は強烈な反感を覚えつつも食い入るように貪り読みましたが ちょっとズッコケただけで簡単に軌道修正できるでしょ? 次巻、 ものすごく期待してます | ||||
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西尾維新初見の方には無意味なレビューです 冗長と云われる方が多いようですね。確かに冗長と云えばその通りなんですが、戯れ言シリーズ、語シリーズ(注)等と比較して主人公の心理描写を丁寧に丹念に表現する事に重点的に取り組んだ新機軸と覧る事も出来ます。これまでの作品と比べると諄い程に書き込んでいる。その諄さをエキセントリックなキャラ、言葉遊びと文体であっさりと読ませてしまうのは流石に西尾の面目躍如と云ったところでしょうか。 さて肝心の完成度ですが・・・未完成感が否めません。続編の悲惨伝、悲報伝、悲業伝の3ヶ月おきの続編出版スケジュール(刀語の12ヶ月連続出版と分量はほぼ同じ)も全くと云って待ち遠しい感はない。心理描写については現時点では及第点は与えられません。再読にも耐えられない(これまでの作品は結構再読して居ましたが)全く食指が動かない。 更に不安なのが主人公のキャラが、いーちゃん化している。丁度いーちゃんの成長過程を追体験しているようで何気につまらない。暦も次第にいーちゃん化したように今回もかっ!って感じです。 それに「新本格魔法少女りすか」の続編を6年間も放ったらかしにして、ここでガジェットに使うのか!!!早くこっちの続編を書いて欲しい。 また西尾の血肉には(鬼物語もそうでしたが)SFマインドが全く感じられない。否絶無と云えるでしょう。ガジェットとしてSF的なプロットを組み込んでも逆にその稚拙感が痛い。「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」の引用や「たった一つの冴えたやりかた・・・」などの言及が還って陳腐且つ付け焼き刃に思えます。少なくともこの作品でのSFと魔法を同値化して居るスタンスは大いに議論の余地アリですね。ガジェットとして割り切って居るならそれはそれで方法論としてアリなんですが、SFを本気で書こうとしているのであれば止めておきなさいと忠告したいですね。アシモフの「鋼鉄都市」の換骨奪胎版とかならミステリー畑ですし期待度はありますが事実上無理でしょう。 最後に懸念があります。それは積極的なメディアミックスの展開に西尾が積極的に巻き込まれ参画している在り方と作品(書籍)自体の質の低下です。手広く遣り過ぎの気がしてなら無い。 化物語シリーズのBDのキャラクタコメンタリィは非常に面白く評価しますが、次第に面白身が無く成っている(猫物語ではもうなんか惰性でつまらない) <注>蛇足(出版界の対応) 化物語シリーズについて、刊行当初は「化物・語」、「傷物・語」、「偽物・語」で「語」シリーズとして各々意味慎重でしたが、「猫・物語」から「物語」シリーズに変容してこの辺りの線引きがいい加減になって残念です。 | ||||
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前作は、くどいなりにも多くのキャラが様々な活躍をみせ、テンポ良くストーリーが進行しました、今回は、同じくらいのボリュームの文章で経過する時間の短さ、登場する新キャラクターの活躍の少なさからして、読むのにかなり疲れます。作者の狙いもあるのでしょうが、読み物としては、退屈です。 | ||||
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もう作者も限界なんだろう。 200ページで済む内容を冗長な文で500ページに薄めに薄め、 プロットもろくに立てず、行き当たりばったりで中身のない話が延々と続き、そのくせラストの引きが信じられない程に弱い。 世に出してはいけないレベルの作品だと思う。 才能があった作者を只の駄作量産屋に追い込んだ講談社 駄作を買い続ける自分を含めた読者 西尾作品は「次こそは傑作かもしれない・・・」と期待を込めて購入し続け、消化不良で欲求不満な10年の付き合いだったが、 今作を持って、一度距離を取ろうと思う。読んでいて虚しいだけだった。 そしてそんな虚しい作品に星を4つ5つ付けている人達がいる事がただただ悲しい。 携帯の課金ゲーム・akb商法、そして西尾作品。 どれも数字では勝ち組だが、中身が伴わないゴミばかり。 この作品に星4〜5をつける方にお願いがある。 世の中には面白くて素晴らしい小説・映画・音楽・アニメ・漫画etc・・・沢山ある。 どうか自分の感性の評価を安売りしないでほしい。 古い作品で設定も違うが、 大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」という作品を是非読んで見てほしい。 | ||||
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『悲鳴伝』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど, 感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です. ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り, かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません. 遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが, これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります. 同じく,これは『悲鳴伝』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く, あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが, だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります. また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため, そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です. とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『悲鳴伝』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で, その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です. 理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし, その世界の真相,ひいては『悲鳴伝』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに…. | ||||
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『 悲鳴伝 』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど, 感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です. ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り, かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません. 遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが, これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります. 同じく,これは『 悲鳴伝 』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く, あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが, だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります. また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため, そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です. とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『 悲鳴伝 』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で, その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です. 理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし, その世界の真相,ひいては『 悲鳴伝 』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに…. | ||||
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