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悲痛伝
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悲痛伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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この一冊こっからここまで それで文字で埋めるというやつ 高校生のころよく騙されました 読み飛ばしたら負けたようなきがして全部読んだものですが 読み飛ばさせていただきました 悲鳴伝は強烈な反感を覚えつつも食い入るように貪り読みましたが ちょっとズッコケただけで簡単に軌道修正できるでしょ? 次巻、 ものすごく期待してます | ||||
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西尾維新初見の方には無意味なレビューです 冗長と云われる方が多いようですね。確かに冗長と云えばその通りなんですが、戯れ言シリーズ、語シリーズ(注)等と比較して主人公の心理描写を丁寧に丹念に表現する事に重点的に取り組んだ新機軸と覧る事も出来ます。これまでの作品と比べると諄い程に書き込んでいる。その諄さをエキセントリックなキャラ、言葉遊びと文体であっさりと読ませてしまうのは流石に西尾の面目躍如と云ったところでしょうか。 さて肝心の完成度ですが・・・未完成感が否めません。続編の悲惨伝、悲報伝、悲業伝の3ヶ月おきの続編出版スケジュール(刀語の12ヶ月連続出版と分量はほぼ同じ)も全くと云って待ち遠しい感はない。心理描写については現時点では及第点は与えられません。再読にも耐えられない(これまでの作品は結構再読して居ましたが)全く食指が動かない。 更に不安なのが主人公のキャラが、いーちゃん化している。丁度いーちゃんの成長過程を追体験しているようで何気につまらない。暦も次第にいーちゃん化したように今回もかっ!って感じです。 それに「新本格魔法少女りすか」の続編を6年間も放ったらかしにして、ここでガジェットに使うのか!!!早くこっちの続編を書いて欲しい。 また西尾の血肉には(鬼物語もそうでしたが)SFマインドが全く感じられない。否絶無と云えるでしょう。ガジェットとしてSF的なプロットを組み込んでも逆にその稚拙感が痛い。「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない」の引用や「たった一つの冴えたやりかた・・・」などの言及が還って陳腐且つ付け焼き刃に思えます。少なくともこの作品でのSFと魔法を同値化して居るスタンスは大いに議論の余地アリですね。ガジェットとして割り切って居るならそれはそれで方法論としてアリなんですが、SFを本気で書こうとしているのであれば止めておきなさいと忠告したいですね。アシモフの「鋼鉄都市」の換骨奪胎版とかならミステリー畑ですし期待度はありますが事実上無理でしょう。 最後に懸念があります。それは積極的なメディアミックスの展開に西尾が積極的に巻き込まれ参画している在り方と作品(書籍)自体の質の低下です。手広く遣り過ぎの気がしてなら無い。 化物語シリーズのBDのキャラクタコメンタリィは非常に面白く評価しますが、次第に面白身が無く成っている(猫物語ではもうなんか惰性でつまらない) <注>蛇足(出版界の対応) 化物語シリーズについて、刊行当初は「化物・語」、「傷物・語」、「偽物・語」で「語」シリーズとして各々意味慎重でしたが、「猫・物語」から「物語」シリーズに変容してこの辺りの線引きがいい加減になって残念です。 | ||||
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ジャンルとしてはミステリーになるんでしょうか、 西尾維新の作品でいうと、クビキリサイクルに雰囲気が似ています。 前作「悲鳴伝」の続き物になります。世界観の設定や、過去の登場人物 を振り返るシーンもあるので、前作を読んでからをおすすめします。 主人公は著者を中学生にしたような人物だと印象を受けました、「少女不十分」 の用な感じです。 化け物シリーズのようなテンポの良い会話のやり取りも特に無く、 なんとなく話のテンポが悪いように感じました。クビキリのシリーズに流れが 似てるような気がして、話の流れで、ああこの次こうなるなってのが予想でき そして予想通りの展開になります。そのやり方が手法なのかわざとなのか、素人 の私にはわかりませんが。ただ、展開に驚きがあまりなかったです。 そして次巻に続きます! | ||||
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前作は、くどいなりにも多くのキャラが様々な活躍をみせ、テンポ良くストーリーが進行しました、今回は、同じくらいのボリュームの文章で経過する時間の短さ、登場する新キャラクターの活躍の少なさからして、読むのにかなり疲れます。作者の狙いもあるのでしょうが、読み物としては、退屈です。 | ||||
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前作「悲鳴伝」の初期の西尾維新を思わせる残酷で容赦ないけどなぜか爽快な ストーリーを気に入っていたので続編である本作をとても楽しみにしていた。 本作は容赦のないストーリー展開に加え謎が謎を呼ぶ舞台設定や魔法少女、 特殊アイテムの登場などワクワクする要素が満載である。 なのに今ひとつ乗れないのは説明が多すぎるから。 前作でも主人公の心理描写にかなりのページを割いていたが本作は さらに増量されている。わかりやすくていい面もあるのだが なんせ話が進まない。 作者の他作品だと途中まで停滞していてもラスト50ページぐらいで 一気にストーリーが展開するのだが 今回はその快感を味わうことはできなかった。 面白くなる要素は満載だし実際つまらなくはないし 次巻が楽しみなことに変わりはないのだけれど いつもの疾走感と爽快感がないのがちょっと残念な本作でした。 | ||||
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結構面白く読めたので星3としていますが、 流石に新シリーズ初期でしかもこのページ数で一冊で完結しない話というのはナシでしょう。 まず他の方も苦言を呈してた通り冗長な内容になっていると思います。 物語シリーズであればまだ、冗長な流れをキャラクターの掛け合いという形だったので苦にならなかったのですが、今回は全く持ってそれもなし。 でそのストレスを解放するような展開があるのかというとそれもなしといった感じです。 中身的には軽くグラップラーバキを小説にした感じです。 凄く読みやすいんだけど、ページ数に比べて中身が恐ろしく無い… プロットとページ数が合って無かったからの苦肉の策なのだとは思うんですが、 今後は物語の分量に合わせた形での書籍での発行をお願いしたい。 | ||||
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人類を滅ぼそうとする敵・地球を倒すために結成された反地球組織・地球撲滅軍。色々あって、現在そこの第九機動室室長を務めている『醜悪』と呼ばれる英雄・空々空。彼に課せられた新たな任務は、突然全ての人間が消失した「四国」に単身で向かい、原因を突き止めて事態を解決に導くことだった。 何事もなく、無事に四国の地を踏んだ空々が、その地で最初に出会った人間は…………魔法少女!? 今ここに、新たなる英雄譚が始まるッ!? ------------------------------------------------------------------------ ……………………。 どこまで読者を翻弄したがるのだ、西尾維新。 前作同様、サブタイトルの内容は正しいのに、その内容は、サブタイトルから予想した読者の予想を、ことごとく一蹴する。ゆえに結果として、読者はこの「先がまったく読めない物語」に翻弄されることになる。 おまけに結末まで……。この結末は想定外だった。 ちなみに、この作品というか、このシリーズ。頭の中で作品をイメージしたら、「ディフォルメされた可愛らしい絵柄」と「凄惨な戦闘シーン」を同時に描ける、西島大介氏の絵柄がしっくりきました。もし漫画化するなら西島氏を希望。 | ||||
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もう作者も限界なんだろう。 200ページで済む内容を冗長な文で500ページに薄めに薄め、 プロットもろくに立てず、行き当たりばったりで中身のない話が延々と続き、そのくせラストの引きが信じられない程に弱い。 世に出してはいけないレベルの作品だと思う。 才能があった作者を只の駄作量産屋に追い込んだ講談社 駄作を買い続ける自分を含めた読者 西尾作品は「次こそは傑作かもしれない・・・」と期待を込めて購入し続け、消化不良で欲求不満な10年の付き合いだったが、 今作を持って、一度距離を取ろうと思う。読んでいて虚しいだけだった。 そしてそんな虚しい作品に星を4つ5つ付けている人達がいる事がただただ悲しい。 携帯の課金ゲーム・akb商法、そして西尾作品。 どれも数字では勝ち組だが、中身が伴わないゴミばかり。 この作品に星4〜5をつける方にお願いがある。 世の中には面白くて素晴らしい小説・映画・音楽・アニメ・漫画etc・・・沢山ある。 どうか自分の感性の評価を安売りしないでほしい。 古い作品で設定も違うが、 大槻ケンヂの「新興宗教オモイデ教」という作品を是非読んで見てほしい。 | ||||
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前作「悲鳴伝」がとても気にいっていたので、読む前からかなりワクワクしていました。 が、読後の感想としては「拍子抜け」というか、面白いことは面白いのですが、正直「悲鳴伝」に比べると見劣りするなーと思いました。 まず読んでみると文章が非常に冗長です。これは前作「悲鳴伝」もそうでした。 この冗長な文章は、何も感じない主人公・空々空の魅力を大いに引き出していると思う反面、 話が進みにくいので、読んでいて疲れます。これはこのシリーズの一長一短な部分だと思います。 この作品での一番の不満点なのですが、空々君以外のキャラクターがあまり立っておらず、「キャラ萌え」が足りませんでした。 前作「悲鳴伝」では魅力あるキャラクターが数多く登場し、私もそれが気にいっていたので残念です。 「悲痛伝」では謎や隠されている設定が多く、それらについてあれやこれやと思考を巡らせられるのは、この作品の面白いところだと思います。 やはり前作「悲鳴伝」が良かったため、期待しすぎて読んでしまいましたが、 「悲痛伝」も単巻で見ると決してつまらなくはない、むしろ面白いので、公正に評価して星4つとさせていただきました。 | ||||
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悲鳴伝が面白かったので、購入したのですが なんとなく前巻よりも話のテンポが 悪いように感じられました。 今巻のそらからくんの奇行は、生きることに真面目な結果なのですが はたから見るとシュールで笑えます。 続編ありきという形で終わったので、楽しみではあるのですが なるべく小さい謎や伏線は次巻に持ち越さず消化してほしいです。 | ||||
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『悲鳴伝』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど, 感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です. ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り, かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません. 遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが, これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります. 同じく,これは『悲鳴伝』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く, あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが, だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります. また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため, そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です. とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『悲鳴伝』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で, その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です. 理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし, その世界の真相,ひいては『悲鳴伝』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに…. | ||||
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正直悲鳴伝はそこまで好きなわけじゃなかったのですが、今回の悲痛伝は個人的にかなり良かったと思っています。傑作と言っても過言じゃないでしょう。 ただ悲鳴伝と同じく、だらだらと話が続いている感があるのは残念ですが、今回は悲鳴伝の時と違い殆どのパートが緊迫した感じなので飽きずにハラハラドキドキしながら読む事が出来ました。 特にラスト部分のどんでん返しに継ぐどんでん返しにはクビシメロマンチスト時代の西尾を彷彿とさせられました。 全ての展開を予想できる人はおそらくいないかと。途中までは予想出来ても一度は必ず驚かされるはずです。 伏線を回収しきれていない。という方がいらっしゃいますが、これは言ってみれば『四国編』の上巻のようなものなので当たり前かと。 次回の悲惨伝が『四国編』の下巻部分になると予測されるので、張り巡らされた伏線はそこで回収されるでしょう。 伏線を回収していないと言っても、もやもやしない程度にはラストで回収しているのでそこが不安な方も楽しめると思いますよ。 いやぁ、正直今回の悲痛伝には全く期待していなかったので凄く嬉しい誤算でした。 前回の悲鳴伝が私はあまり好きではなかったですからね… 私は一応全ての西尾の作品を読んでいますが、ここ最近の西尾の作品には正直うんざりさせられていました。 厳密に言うと傾物語までは面白いと感じていましたが、それ以降はがっかりさせられっぱなしでした… キレもなく、大したどんでん返しもなく… しかし今回は久しぶりに本当に面白いと感じれる作品でした。 西尾ファンの方は前回の悲鳴伝が受け付けなかった人でも必ず読んでみてください! p.s めだかボックスの展開が意味不明になってたのはこっちに集中していたからなんですかね?、あっちはもう正直作品と呼べないレベルです… | ||||
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『 悲鳴伝 』の続編ですが,人物や時間,背景は継続しつつも,舞台は移り,物語も新しくなるなど, 感覚的には新シリーズの始まりのようで,そのせいか進み具合は遅め,世界観の説明という印象です. ただ,全体を通して冗長な表現が目立ち,一つのことを語れば,それを補うためにさらに語り, かと思えば,それらを否定,思い直すの繰り返しは,『ページ数』ほどの中身は感じられません. 遠く離れた地で奮闘する主人公をよそに,裏側で動く思惑,人間関係も気にはさせられるのですが, これらのくどさに加え,地の文やモノローグ,会話も抑揚が乏しいため,正直なところ目が滑ります. 同じく,これは『 悲鳴伝 』でもそうでしたが,『先に控える何か』を匂わせる表現がやたらに多く, あとがきから,先の冗長さなど,こういう表現を使う理由らしきものを見つけることはできましたが, だとすれば,巻末で発表された続編三冊も似た雰囲気になるわけで,これにはいささか不安になります. また,基本的に主人公は単独行動,他の登場人物たちもすぐに『退場』してしまうことが多いため, そこそこ人数は出てくるはずなのですが,今ひとつ思い入れやイメージが沸いてこないのが残念です. とはいえ,何度も少年の口をつく『言葉』は,『 悲鳴伝 』を思い出し,少しうれしく,少し複雑で, その言葉とともに思い出される少女,また彼女とは別のもう一人の少女への言及の多さも意味深です. 理不尽なゲームに巻き込まれていく様子,謎の現象や魔法少女たちといった世界観は面白そうでしたし, その世界の真相,ひいては『 悲鳴伝 』で残されたこともあるだけに,続刊ではもうちょっとスマートに…. | ||||
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悲鳴伝の続編である今作悲痛伝は、空々くんのその後を描いた作品です。 悲鳴伝との大きな違いはまずこの作品がすでに続編ありきの作品となっていることです。 悲鳴伝はちりばめられた伏線も見事回収してラストシーンに向かって行っていましたが、悲痛伝は伏線回収はあったもののまだ伏線はかなり多く残されています。 ☆を4つとさせていただいた理由としては上で述べたとおり消化不良の感が否めないということもありますが、あと2つほど理由があります。 まず1つ目は四国で何が起きているのかを調査するという当初の目的が薄れ、行き当たりばったりの展開となってしまっているところです。 たしかに、作中で出てくる魔法少女たちとの出会いから「魔法少女」を掘り下げなければならないかもしれませんが、その掘り下げが冗長に感じてしまいました。 2つ目は、「○○という空々の行動が後に○○の影響を及ぼすことになる」のような表現で先の展開を知らされてしまうような表現が多く目立ちました。 ただ、このような表現は一般的な小説でも見受けられることではあるのでそこまで気にしないのですが今作においてはこの表現を使いすぎだと思いました。 それに加え会話の途中でいちいちその心情を事細かく描写するのもくどく感じます。 今作の悲痛伝とは関係ありませんが、西尾氏の憑物語でも引き伸ばしの文体が目につきます。 西尾氏の特徴と言えばそれまでですが、「最近」の西尾氏の作品は引き伸ばしの文体が多い感じがします。 今後の作品ではこのような引き伸ばしがなくとも、重厚な内容の作品を期待したいです | ||||
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