密やかな結晶

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密やかな結晶の評価:

3.94/5点 レビュー 77件。 A ランク

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平均点3.94pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全112件 101〜112 6/6ページ
No.12
(5pt)

どこか知らない土地の、ドキュメンタリー映画を見ているよう

ある日何かが消えていく・・・・
それは、物理的に消えていくのではなく、人々に認識されないようになってしまうのです。
島の人は、消滅したものを目の前に見せられても、それが何かわからない・・・・。
仕方なく、その目の前にあるなんだか分からなくなってしまったものは破棄する・・・・。
私のどこか知らない土地の、ドキュメンタリー映画を見ているよう・・・・。主人公の女性は、小説家で、彼女の小説も一緒に進行していくのですが
この小説のはなしと、彼女達に起こっている出来事、両方とも同じ雰囲気をもっていてどっちも現実に起こっているような感覚になります。最後には、島の人たちはすべてを失ってしまいますが、その最後はとても透明。
切ないはずなのに、美しい。
ハッピーエンドとはいえないと思うのですが、不思議と私は後味が悪くありませんでした。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.11
(5pt)

どこか知らない土地の、ドキュメンタリー映画を見ているよう

ある日何かが消えていく・・・・
それは、物理的に消えていくのではなく、人々に認識されないようになってしまうのです。
島の人は、消滅したものを目の前に見せられても、それが何かわからない・・・・。
仕方なく、その目の前にあるなんだか分からなくなってしまったものは破棄する・・・・。
私のどこか知らない土地の、ドキュメンタリー映画を見ているよう・・・・。主人公の女性は、小説家で、彼女の小説も一緒に進行していくのですが
この小説のはなしと、彼女達に起こっている出来事、両方とも同じ雰囲気をもっていてどっちも現実に起こっているような感覚になります。最後には、島の人たちはすべてを失ってしまいますが、その最後はとても透明。
切ないはずなのに、美しい。
ハッピーエンドとはいえないと思うのですが、不思議と私は後味が悪くありませんでした。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.10
(5pt)

遠くへ逝ってしまったものもの

一気に読んでしまってから、こっち(現実)の世界に意識が戻ってくるまで、時間がかかりました。
文章の良し悪しはよく分からないのですが、細かい描写やそれらから受ける印象が、独特の一個の世界をこの本の中に作り上げていきます。ただ、小説を読むときって読みながら「画」を想像しながら読むのですが、
なんとなく日本とか西洋とかそういう現実の世界とはまったくべつの(次元?っていうの?)話と思って読んでいたのに、
いきなり「和室」とか「畳」が出てくるので、「日本だったのか・・・・!」と思いました。結局、ものすごく論理的な人や現実的な人は気に入らないと思います。
日々常々「現実には起こらないこと」など空想しているような、幻想的な人はとても気に入ると思います。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.9
(5pt)

遠くへ逝ってしまったものもの

一気に読んでしまってから、こっち(現実)の世界に意識が戻ってくるまで、時間がかかりました。
文章の良し悪しはよく分からないのですが、細かい描写やそれらから受ける印象が、独特の一個の世界をこの本の中に作り上げていきます。ただ、小説を読むときって読みながら「画」を想像しながら読むのですが、
なんとなく日本とか西洋とかそういう現実の世界とはまったくべつの(次元?っていうの?)話と思って読んでいたのに、
いきなり「和室」とか「畳」が出てくるので、「日本だったのか・・・・!」と思いました。結局、ものすごく論理的な人や現実的な人は気に入らないと思います。
日々常々「現実には起こらないこと」など空想しているような、幻想的な人はとても気に入ると思います。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.8
(5pt)

失うことの切なさ

色々なものが唐突に消えていく島を舞台にした作品。
鳥が消え、帽子が消え、フェリーが消え、
虫食いのように、あいていく穴を見つめながら、
何かを失ったという記憶も失いながら生き続ける人々。
不安定で、はかなく、切ない、美しい世界の物語。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.7
(5pt)

失うことの切なさ

色々なものが唐突に消えていく島を舞台にした作品。
鳥が消え、帽子が消え、フェリーが消え、
虫食いのように、あいていく穴を見つめながら、
何かを失ったという記憶も失いながら生き続ける人々。
不安定で、はかなく、切ない、美しい世界の物語。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.6
(5pt)

密やかに映像化希望

とてつもなく透明で美しい作品。
この世界を遜色無く映像化できるならばとても儚く美しい作品が出来るでしょう。
CGやら人形やらアニメーションやら実写を織り交ぜて、全体的にはロシアのアニメ作家が作るアニメのような簡素で寒々しい空気が覆ってて・・・なんて妄想をしてしまいました。この透明感と美しい世界を構築した点で☆5つ!!!読みながら何度も感動のため息をつかされました。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.5
(5pt)

密やかに映像化希望

とてつもなく透明で美しい作品。
この世界を遜色無く映像化できるならばとても儚く美しい作品が出来るでしょう。
CGやら人形やらアニメーションやら実写を織り交ぜて、全体的にはロシアのアニメ作家が作るアニメのような簡素で寒々しい空気が覆ってて・・・なんて妄想をしてしまいました。この透明感と美しい世界を構築した点で☆5つ!!!読みながら何度も感動のため息をつかされました。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.4
(5pt)

最後の一点に向かって

その島では記憶狩りによってものが一つまた一つと消えてゆく。
人々の記憶からその消滅したものは消え去り、消滅したという
事実さえ記憶に残らない。
記憶狩りに遭っても記憶を失わないR氏。
R氏を捕らえようとする秘密警察から、R氏を守るため隠れ家を
提供する主人公。最後の一点へ向かって、物語はたんたんと
進んでいく。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.3
(5pt)

最後の一点に向かって

その島では記憶狩りによってものが一つまた一つと消えてゆく。
人々の記憶からその消滅したものは消え去り、消滅したという
事実さえ記憶に残らない。
記憶狩りに遭っても記憶を失わないR氏。
R氏を捕らえようとする秘密警察から、R氏を守るため隠れ家を
提供する主人公。最後の一点へ向かって、物語はたんたんと
進んでいく。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696
No.2
(4pt)

失われていくものたち

小川洋子さんの小説世界は、どれもとても変わったものです。この物語では、ひとつずつものが消滅していきます。たとえば小説、声、など。あらゆるものが、次々と取りさらわれていき、やがて人々の記憶からもそれらのものは消滅します。しかし、その中にも忘れる事ができない人たちもいます。彼らは危険人物とみなされ逮捕されてしまうのです。主人公は忘れることができない男性に恋し、彼をかくまいますが、やがて、自分自身の体の一部も失い始めます。物語は、しずかに、そして大きな消失感をともなって進んでいきます。小川さんの文章には、身体感覚がとても鮮明に描かれていて、それでいて、限りなく透明です。
密やかな結晶 Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶より
406205843X
No.1
(4pt)

失われていくものたち

小川洋子さんの小説世界は、どれもとても変わったものです。この物語では、ひとつずつものが消滅していきます。たとえば小説、声、など。あらゆるものが、次々と取りさらわれていき、やがて人々の記憶からもそれらのものは消滅します。しかし、その中にも忘れる事ができない人たちもいます。彼らは危険人物とみなされ逮捕されてしまうのです。主人公は忘れることができない男性に恋し、彼をかくまいますが、やがて、自分自身の体の一部も失い始めます。物語は、しずかに、そして大きな消失感をともなって進んでいきます。小川さんの文章には、身体感覚がとても鮮明に描かれていて、それでいて、限りなく透明です。
密やかな結晶 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 密やかな結晶 (講談社文庫)より
4062645696