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ジューンブライドはてんてこまい



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【この小説が収録されている参考書籍】
ジューンブライドはてんてこまい (創元推理文庫)

ジューンブライドはてんてこまいの評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

登場人物が多すぎて困惑

前作「感謝祭は邪魔だらけ」がとても面白かったので、期待していた二作目ですが、残念な結果でした。
前作同様、章の冒頭に主人公ソフィ、もしくはライバルのナターシャによる生活アドバイスコラムがあります。セレブ臭プンプンのナターシャの助言には反感を覚え、現実的で身の丈合わせ、それでいて可愛さのあるソフィのコラムに共感を持つことで、読者として主人公との一体感を増すことが出来たのに、今作ではどちらも似たり寄ったりなところがあり、面白みも減りました。コラムはどちらもほぼ同数なのに、ナターシャのほうが沢山あるように錯覚したのもそのせいでしょう。
実の妹の結婚式ですから、当然ソフィが仕切ると思っていたのに、事件が次々と起こったためにナターシャの口出しを受け入れる羽目になり、読者としても不快感が増すばかり。さらに登場人物が多すぎて、しかも入れ替わり、立ち替わり出てくるものですから、章が進むごとに登場人物紹介を見返さなくてはなりませんでした。猫1匹と犬3匹はすんなり憶えられたのに…
推理小説としても、読むに堪えるのはラスト100頁がせいぜいでした。この2作目翻訳時点で、本国ではシリーズ6冊が発表されていたようですが、続きを読む気は全く無くなりましたので、続刊が出ていなくても残念ではありません。
ジューンブライドはてんてこまい (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:ジューンブライドはてんてこまい (創元推理文庫)より
4488261078

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