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一億円もらったら



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【この小説が収録されている参考書籍】
一億円もらったら
一億円もらったら (新潮文庫)

一億円もらったらの評価: 3.83/5点 レビュー 12件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.83pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

悪銭身に付かず

題名にある通り、ある日突然ぽんと一億円をもらったらどうするか?について、それぞれ違う主人公の物語が5つ、綴られています。誰でも「宝くじで1億円当たったら!?」と想像したことがあると思います。私もそういう浮かれた気分で読みました。自分だったら半分は老後のために貯金して、残り半分は家と車を買うのに使うかなあ、と思いながら。けれど、お話の中では意外な使い道が多かったように思います。誰も物欲には走らないのです。だから、1億円も使った割には、形として残るものはほとんどありません。あっという間に1億円が消えてしまったという印象です。この本を読んで「悪銭身に付かず」という言葉を思い出しました。
一億円もらったら (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:一億円もらったら (新潮文庫)より
4101327343
No.2:
(3pt)

あっさりしていて読みやすかったのだが、もう少し1つ1つの話を深く描いてほしかった

見ず知らずの人間から突然一億円をもらって使ってくださいと言われたらどうするか。一億円をもらった老若男女がどんな行動をおこすのかを描いた5つの短編集。
一億円もらったらどうする?という発想もおもしろくて、どれもあっさりしていて読みやすかったのだが、話が盛り上がってきたと思ったらあっという間に終わってしまうような展開だったので、もう少し1つ1つの話を深く描いてほしかった。5つのうち、「仰げば尊し」と「ミスター・真知子の奮闘」はきれいにまとまっていたと思うが、残りの3作は登場人物が多かった割に大した役割を果たさず終わってしまったのが物足りなかった。
一億円もらったら (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:一億円もらったら (新潮文庫)より
4101327343
No.1:
(3pt)

なんとなーく本でも読むか、て時に。

氏の本を初めて読んだ。本作はサクサクとテンポよく話が進んで読みやすい。なんだか、ドラマの脚本(見た事ないけど多分そうじゃないかと。)みたいに、無駄を省いて場面の描写が極めて軽快。内容は、軽い読み物としてもよくまとまってるし、大金を突然手に入れたら?という命題が人にどのような作用を及ぼすのか、を哲学的に考える素材としても面白い。余談になるが、確か何年か前に、どっかのテレビ局の深夜番組でこの企画をパクった番組があったなー。あれは、数時間で百万円だったけど。それにしても自分が突然一億もらったらどうなるのかなー
一億円もらったら (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:一億円もらったら (新潮文庫)より
4101327343

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