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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全154件 101~120 6/8ページ
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アニメの方に先に触発され、手を出してみました。 4つの「大学生活」を体験する主人公、それぞれの人生でのしょーもない出来ごとや 悪友小津、樋口師匠、明石さんや羽貫さんとの出会いなど、少し前のお笑いに「繰り返しもお笑いの必須事項」とありましたが、この小説も繰り返しの部分が良い味付けになって今度はどんなふうになる?と 読者の好奇心を刺激するのが手慣れた感じで良いものです。 | ||||
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森見作品を色々読んできて最後に読んでしまいました まず『初っ端の言い回しから飛ばしてるなぁ』っていうのが 一頁めくった時の感想です。 ペンギンハイウェイの肝が一般相対性理論なら、コレは量子力学のパラレルワールド。それをうまく取り入れてあり、その概念が解ってた方が、数段楽しめるとおもいます。 もし、森見作品を初めて読むという人がいたらとりあえず『太陽の塔』あたりから入るのがお勧めです。この作品からでもいいと思いますが、間違っても『美女と竹林』からは入らないように。『美女と竹林』はコアなファンになってからどうぞ。 | ||||
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大学1年の時にどのルートを選択しても悪友の小津に振り回される主人公の姿が滑稽ながらも、どこか自分に置き換えて考えてしまう。何パターンものキャンパスライフが用意されているがどれも必ず落とし穴があって面白い。 | ||||
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「夜は短し歩けよ乙女」の続編が登場!今回はちょっと不思議な展開でしたが、胸キュンは外さなかった!結局どの選択をしていても結果は同じ主人公の人生。主人公の奮闘に笑いながら最後まで楽しめた作品でした!!きっともっともっと京都が好きになる!! | ||||
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舞台や設定は「夜は短し・・・」や「太陽の塔」と同じですが、テーマが違っており、パラレルワールドをテーマにしたSF小説ぽくなっています。 大学入学後の最初の人生の転機であり、その後の学生生活を左右するサークル(クラブ)選びを分岐点に、違う4つの学生生活が描かれている。 4人の主人公達は違う門を叩くが、同じ人々と少しづつ違う出会いをし、それらの人たちに翻弄される学生生活を送る。彼らはそれぞれの世界で幾つかの同じイベントに違う立場で遭遇するが、最後には皆同じところに到達する。 4人目は最後にはパラレルワールドの存在になんとなく気づくが最初の3人の主人公はパラレルワールドの存在など知る由もなく生きている。読者はパラレルワールドであることを周知していて別世界と比較できる為、主人公を俯瞰しているような立場で読んでいくところが面白い。また、四畳半の無限繰り返しの件も非現実がリアリティーを感じさせる様に描写されていて面白い。さらに、コピペを多用して文章を作っていることを意図的に分かるようにしている文章構成も斬新です。 本作品は、「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」の間の2作目で、3作とも舞台が同じなので勝手に「京大三部作」だと思っています。同じ舞台や登場人物で辟易してくるかもしれませんが、それぞれ特徴があります。「太陽の塔」はストーカーという主人公が斬新で、「夜は短し・・・」は奇を衒った文体と世界観が面白く、「四畳半・・・」はパラレルワールドを珍しい手法で表現している点が特徴的です。今後も期待したい作家です。 | ||||
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登美彦氏の作品の中で初めて読んだのが、この四畳半〜だった(と思う)なにしろ「夜は短し〜」とリンクする部分があり、両方の登場人物たちが同じ世界で暮らしているようにしか思えず、どちらを先に読んだかも曖昧になってしまうのだが、そんな事はどうでもよいのであった。 明治・昭和初期を舞台にした物語かと思ってしまうくらい古風な文体と、あとに「逆にまっすぐ」とすら付け加えられない程うねりにうねった言い回し。 四畳半を渡り歩き続けた末に気付く事が必ずある。 好き嫌いは別れるだろうがそれで上等。万人に好かれるものなどないと心得よ。この物語世界と登場人物たちを愛せる自分でよかったと。 | ||||
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主人公「私」は自意識の塊のような若者。 有り得たかもしれぬ未来の可能性に妄想を膨らませ……もとい思いを馳せ、悪友に駄目にされた現実と引き較べては四畳半の下宿でくだ巻く腐れ大学生。 「私」の親友にして悪友の小津はわがままであり傲慢であり怠惰であり天邪鬼であり他人の不幸をおかずにして飯が三杯食えるような男で、四畳半にひきこもりがちな私にしつこくつきまとってはいらんトラブルに巻き込む始末。 本書で語られるのは四つの並行世界の話。 入学間もない頃に手にしたサークル勧誘のビラ、そのそれぞれを選んだ場合の二年間が綴られていくのだが、どの選択肢も微妙な差こそあれ大筋は似たような流れに収斂していくのが面白い。 どの選択肢を選んでも小津との出会いは回避できず、明石さんに淡い恋心を抱く運命であり、胡散臭さ爆発の樋口師匠はあえて呼び込まずとも干渉してくる。 だけどその微妙な相違点がキャンパスライフに僅かずつ違う色をつけていくのが妙味。撞球の如く意外な所で意外な人にぶち当たる人間関係やサークルの裏話が暴露され、並行世界という設定を踏まえ伏線を回収していく構成も巧み。 「私」は明石さんという黒髪の乙女に惚れているのだが、その恋の行方が縦糸だとすると、小津との友情は横糸。野菜嫌いで月の裏側から来た人のような顔色をしてるだの夜の道を歩けば十中八九妖怪に見間違われるなどさんざんに罵ってますが、「四畳半恋ノ邪魔者」ではいつまでたっても煮え切らない「私」の為に一肌脱ぎ、何故こんな馬鹿なことをしたのだと問い詰められるたび、「僕なりの愛ですわい」と告白する。なんだよ小津健気じゃねえか。 恋愛成就の影に小津の暗躍あり。 なのに今いち感謝されず哀れ。 そんな小津の献身(?)が漸く報われるのが最終話の「八十日間四畳半一周」。 これはドアを開けても窓から出ても四畳半が続く異次元に迷い込んだ「私」が世界の仕組みを解き明かしていく、いわば全体の集大成となる話なのですが、それまで傍迷惑な腐れ妖怪としか小津を思っていなかった「私」が、「あんな奴でもいないよりはいてくれたほうがはるかにマシだ」なんて言い出してしんみり。 明石さんのこともちゃんと好きで純粋に恋してるんですが、彼女は聖域。 聖域の四畳半にずかずか土足で上がりこみ積極的に「私」を引っ張りまわす小津はゴキブリの如く卑近な存在。 そんなゴキブリ野郎がいかに孤独を癒してくれていたか、ゴキブリが沸く日常がいかに尊く楽しいものだったか、本当の意味で独りになって切実に痛感する……。 ぶっちゃけ恋愛的な意味で恋してるのは勿論明石さんなんですが、四畳半を脱したその足で小津のもとへ走る姿を見るにつけ、宿命的な意味で愛し愛されてるのは小津じゃあないかと邪推してしまいます。 もういいよ勝手にやってろよ、明石さんが「また阿呆なことやってますね」ってクールに見守ってくれるよ。 恋あり友情ありフシギあり、おすすめ青春残酷です。 | ||||
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「太陽の塔」「夜は短し歩けよ乙女」の流れを汲む、京都の男子学生の一風変わった生活を描いた小説です。 第一話 四畳半恋ノ邪魔者 第二話 四畳半自虐的代理代理戦争 第三話 四畳半の甘い生活 第四話 八十日間四畳半一周 第一話は映画サークル「みそぎ」、第二話が樋口師匠の弟子、第三話がソフトボールサークル「ほんわか」、第四話が秘密組織「福猫飯店」。この物語はフィクションですが、舞台は京都大学のようです。噂によると名称と実態が異なっている怪しげなサークルも多いと聞きます。我が家の長男も入学時「○○サークルは気をつけたほうがいい」と先輩から注意されたとか。京大は「自由な学風」を標榜しているので「君子危うきに近寄らず」と、怪しげなサークルを徹底的に避けるもよし、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と、あえて奈落に陥って後悔するのも、結果としてなにかしら「学ぶ」ことができればよいのでしょう、たぶん。(苦笑) | ||||
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「僕なりの愛ですわい」 薔薇色のキャンパスライフは教科書通りのものしか存在しないのだろうか? ろくでもない悪友からの惜しみない愛が、唾棄すべき薄汚れた四畳半が、 ある種の薔薇色のキャンパスライフとも言えるのではないか。 望んだものではないかもしれないが、小津の底の知れぬ深い愛を感じる。 | ||||
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傑作青春小説。 人生は選択の連続。凡そろくでもない選択しかしていなかったとはいえ後悔するなかれ。黒髪の乙女だって求めるところには降臨する…かもしらん。なんじゃそりゃ。 人生は選択の連続。時には悔やんだり憎んだりして動けなくなっちゃうような過去の選択だってある。でもそいつは、もし違う選択をしててもあまり変わっていないのかもしれない。これだけ選ぶことができる、というのではなくて、これだけしか選ぶことができない、というのが選択の本質でしょ。それでも選択は無限に続くし、無限を潜り抜けるうちに、今と未来とは確実に変わる。 だから過去にこだわって…縛られてしまって立ち止まるよりかは、自分で動いて選択をし続けていこう。時間によって向こうから選択がもたらされるより前に。そうすりゃちょっとはマシな未来になるかも… なんて思ってしまう本作。作者独特のユーモア溢れる文体と独特の構成も味わいつつ、青春の本棚へどうぞ | ||||
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アニメを見て読みました。 アニメでは細かく描写されていないシーンでも小説では細かく書かれており、補完する意味でも とても楽しい。 先に小説を読んでいたら途中で挫折していたかもしれないが、アニメから小説に入ると、「私」の早口な声で 再生されるので、読み始めると止まらなくなる。なので1日で読んでしまった。 また、謎解きとまではいかないが、モヤモヤとした気持ちが小説を読んで全て気持ちの良いものに変わった。 アニメ→小説→アニメの順で見ると一層楽しめること間違いない。 | ||||
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アニメがとてもおもしろくてすぐに原作を読み始めました。京都を舞台に繰り広げられる主人公含む阿呆学生らによる珍騒動は苦笑必死。それから主人公の異性関係、交友関係にかかる苦悩は共感必死。理想と現実のギャップに苦悩する主人公にはつい自分自身を重ねてしまうし、クールな明石さんはまさに理想の乙女。小津は憎たらしいけど憎めないキモかわいいヤツ。留年おじさん樋口師匠や変態城ヶ崎先輩はつかみどころがないけど、羽貫さんはちょっぴりHな酔っ払いの大人な女性。森見先生の生み出すキャラクタは皆どこかおかしいけれども愛着が持てて不思議と心の中で大切にしたくなるようなそんな魅力があるんです。おすすめの1冊です。 | ||||
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アニメ化されるだけあって登場人物のキャラが濃いです。 思わず現実にもいるのではないかと錯覚してしまいます。 そして, 〜である。調の堅苦しい文章と,阿呆な内容。 そのギャップがめちゃくちゃ病みつきになります。 主人公のキャンパスライフが面白すぎて, 読み終わってしまうのがとても惜しかったです。 笑いたい人に絶対オススメ!! | ||||
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他のレビューでは、賛否両論なようですが――。 4話構成の骨組みが、1話目のコピペで作られている不思議な作品です。しかしながら、それぞれにまったくことなる話を展開します。 登場人物のキテレツさもテンポがよく、ワクワクしながら読めます。 斬新な構成をあざやかにまとめる天才ぶりに感動しました。 | ||||
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無為で不毛で怠惰な所業に心血を注ぎ込むのは大学生の特権である。存在意義ですらあると言ってもいい。そうした非生産的なエネルギーの浪費は、悪友その他雑多な厄介者の間で互いに共鳴し、暴走してこそ華である。そしてそのような己の生活を省みては「こうではなかった自分」を夢想し、自己嫌悪に陥ればもう完璧だ。この作品は、そのような愚かしくも慈しむべき大学生活を古色蒼然と描いた寓話である。同時に、そうしたありえたかもしれない可能性を、それぞれが互いの並行世界となっている4章仕立ての構造で検証するという、いやらしく手の込んだ空想実験でもある。 筆致はどこまでも軽やかだが、内容はちっとも爽やかでない。描かれている馬鹿馬鹿しい出来事や情念の数々は、凡そほうぼうのキャンパスで延々脈々と繰り広げられているであろう、思い当たるのもこそばゆいあんな経験やこんな思い出を凝縮して戯画化したものだが、そんな見苦しいモノローグなんぞに文学的な仕掛けと装いを施し、商業的作品にまで昇華してみせる著者の所業は酔狂以外の何物でもない。 「こうではなかった自分」を夢想するのがどれほど詮無きことであるか、読者と主人公は思い知るであろう。良縁は得難く、悪縁は断ち難い。「こうでしかありえなかった自分」を謙虚に受け入れさえすれば、糞の様な日常は良く出来たオモチャになり、腐れた縁は友情となる。なんと素晴らしい寓意に満ちた実験結果であろうか。 ああ嫌だ、嫌だ。 | ||||
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小汚いアパートの四畳半にらす「私」は、京都大学の三回生。 映画サークル「みそぎ」に所属し、 妖怪の様な同級生・小津、の人物・樋口師匠、理知的な明石さん、美人歯科衛生士の羽貫さんなどと知り合って 色々とやりながら「薔薇色の学園生活」を夢見て二年間を棒に振る。 もし、入学したあの時、他の道を選んでいたら……、というあらゆる「可能性」を後悔する。 四本仕立ての連作短編のような形をとっているが、互いの話に連続性はない。 それぞれ、映画サークル「みそぎ」、樋口師匠の弟子、ソフトボールサークル「ほんわか」、 秘密組織「福猫飯店」に所属した「私」の物語が並行に、つまりパラレルに展開される。 というとSFのようだが、本作はSFではない。 また、互いの話はパラレルであり、所属している組織その他は変わるのだが登場する人物やその配置、 展開などはほぼ同じで、いささか奇妙な構成である。 並行世界だからといってどれから読み進めても同じように読めるのではなく、 ちゃんとはじめから読むことによって、各話に仕掛けられた謎が解けるという面白い構成になっている。 僕は「夜は短し歩けよ乙女」から森見氏の作品にはいったため、 樋口や羽貫といったキャラクターがメインに据えられているこの話が大変好きである。 読了後、なにを感じ取るかはたぶん人それぞれだが、個人的に得るものは多かった。 | ||||
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社会人1年目を迎えて、自分の不甲斐なさを感じ、 大学時代に別の人生を歩んでみたら、素晴らしい人生になれたかもしれない。 っと思っていたが、この本を読んで、そういくわけではないなっと感じられた。 この本の4つのエピソードは、 最初の1歩でこれを選んだら、このような人生が待ち受けていますという話ではありますが、 ネタバレをしますと、どれもこれも似たような人生を迎えています。 しかし、面白いのは似たような人生なのに、 行動した経過がまったく違うため、1話目の謎が2話目で分かり、 2話目で実行しなかったことが、3話目で実行してその後どういう展開になってしまったのか、という場面が多く見られ非常に面白く感じられました。 ノミタイナでアニメを行っていますが、 次の話が始まる前にこの本で予習した方が面白いと思います。 | ||||
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京都を舞台に、大学三回生である主人公は想像していた薔薇色のキャンパスライフと異なる生活を送る。四つの平行世界において話が相互にリンクしています。屈折した境遇を硬派な文体によって展開し、煩悩を描いています。孤高であるのか、孤独であるのか、孤立であるのか…。 「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である。」 | ||||
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「私」を中心とした4つの平行世界での話。 1章ではとにかく笑い転げて、2章ではこの話の流れをなんとなく理解し、3章では少し飽きがきてしまいました。でも最終章まで見終わった後は、要所にちりばめられていた謎のようなものが解けて思わずニヤリ。私自身は3章まではそのための布石として捉えています。 4つの物語を繋ぐキーアイテムの一つとして登場する「モチグマン」や、主軸となるエピソード以外に「私」の周囲で起こるちょっとした奇怪な出来事。 深読みするとさらに面白みがでてくるのではないでしょうか。 世界はどこかで繋がっている。そう思ってしまいました。 個性的なキャラクターの紡ぐ台詞はどれも魅力あるものでしたが、私が一番気に入ったのは最終章で「私」が悪友の小津に告げた最後の“あの”一言。 購入したその日に一気に読み終わったのですが、とにかくニヤニヤしっぱなしでした。 | ||||
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「私」を中心とした4つの平行世界での話。 1章ではとにかく笑い転げて、2章ではこの話の流れをなんとなく理解し、3章では少し飽きがきてしまいました。でも最終章まで見終わった後は、要所にちりばめられていた謎のようなものが解けて思わずニヤリ。私自身は3章まではそのための布石として捉えています。 4つの物語を繋ぐキーアイテムの一つとして登場する「モチグマン」や、主軸となるエピソード以外に「私」の周囲で起こるちょっとした奇怪な出来事。 深読みするとさらに面白みがでてくるのではないでしょうか。 世界はどこかで繋がっている。そう思ってしまいました。 個性的なキャラクターの紡ぐ台詞はどれも魅力あるものでしたが、私が一番気に入ったのは最終章で「私」が悪友の小津に告げた最後の“あの”一言。 購入したその日に一気に読み終わったのですが、とにかくニヤニヤしっぱなしでした。 | ||||
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