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演じられたタイムトラベル
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演じられたタイムトラベルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.55pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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「SOD(=スマートオブザデッド)」というスマホゲームの製作に関わった同人サークルのメンバーが、 何者かによって監禁され、その自作ゲーム世界に参加させられてしまうというあらすじだ。 近頃では、アンデッド(=ゾンビ)×○○というふれこみの小説や映画が氾濫しているように思うのだが、 本作ではアンデッド×タイムトラベル。 映画で言うなら、『バイオハザード』×『バックトゥザフューチャー』だろうか? それはおいといて、第2章から始まる「方眼の密室」における二次元的(=平面的)な舞台設定は、 あまりに子供騙しというかチャチすぎないだろうか? その不満は第4章「リアルタイム・ラスト一時間」で払拭される展開となってはいるが、 逆に不自然さが払拭されない結果になってしまっている。 この舞台ってそもそも一階建てだったんじゃ? 行動ポイントとやらはどうなった?? ゾンビという設定だとしても、ただの人間ですよね??? 様々な矛盾点があるのを承知で、勢いで突っ走ってしまった印象を受ける。 発想としては良かったと思うのだが、土橋氏の前作や貴志祐介氏の類似作品には到底及ばないとの評価は必至。 | ||||
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最近は電撃文庫への作品が多くやや物足りなかったので、MWからデスゲームものということでかなり期待して読みました。タイムリープ、ゾンビなどのSF・ホラーといった非現実ネタをゲームにうまく置き換えたアイデアは秀逸です。ただし、十分にこなれてなくて恐怖になっていないのが残念でした。後半の展開はスリリングでたのしめましたが、土橋氏の作品としては並みかと。次回作もMWからお願いします。 | ||||
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タイトルと背表紙のあらすじに惹かれて購入しました。 コンスタントに人気のあるジャンルであるデスゲーム物ですが、本作ではゲームにタイムリープの要素を加えたところにユニークさがあります。 しかしながら前半二百数十ページは、淡々とゲームのルールに従ったつじつま合わせの作業が続くのみでいささか退屈でした。読者にゲームのルールを浸透させたり、最後の解決手段を納得させるために必要な文章量というのは理解できるのですが、やはり娯楽性の薄さはいかんともしがたいです。 実質的に話が動くのは後半からで、登場人物たちの内面があらわになり、通常のデスゲームらしくなってきます。そこは普通に楽しめましたが、本作の最大のポイントであるタイムリープがあまり面白さには寄与していなかったのが残念なところでした。 | ||||
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