六人目の少女

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評判

六人目の少女の評価:

3.72/5点 レビュー 25件。 A ランク

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平均点3.72pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全76件 41〜60 3/4ページ
No.36
(4pt)

久しぶりの本格的サイコ・サスペンスかと期待したのだが…

イタリアの作家が描くサイコ・サスペンス。森の中で発見された六人の少女の左腕。次々と見付かる少女たちの死体。特別捜査班に招集されたミーラ・ヴァスケス捜査官が事件の闇に迫る。

乏しい伏線だけで、二転三転する展開と突然のオカルトの登場にアレっと思うのだが、雰囲気は映画『セブン』に近い。猟奇的なテーマと雰囲気は良いのだが、ミステリーとしては今ひとつ。

久しぶりの本格的サイコ・サスペンスかと期待したのだが。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.35
(3pt)

イタリアを楽しみにしたのだが…

イタリアを楽しみにして読んだのだが、ここはイタリア???
確かにイタリア北部の冬は寒い。と思って読んでいた。
サイコスリラーというとどうしても「羊たちの沈黙」と比較されるのだが、
比較する方がいけないと思う。
あちらは「別格」
こちらは、そこまでには至りきれなかったかな。
ただ、最近はヨーロッパのミステリーやサイコが面白いのも事実。

ミステリーとして楽しんだ方がいい小説。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.34
(3pt)

イタリアを楽しみにしたのだが…

イタリアを楽しみにして読んだのだが、ここはイタリア???
確かにイタリア北部の冬は寒い。と思って読んでいた。
サイコスリラーというとどうしても「羊たちの沈黙」と比較されるのだが、
比較する方がいけないと思う。
あちらは「別格」
こちらは、そこまでには至りきれなかったかな。
ただ、最近はヨーロッパのミステリーやサイコが面白いのも事実。

ミステリーとして楽しんだ方がいい小説。
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.33
(3pt)

イタリアを楽しみにしたのだが…

イタリアを楽しみにして読んだのだが、ここはイタリア???
確かにイタリア北部の冬は寒い。と思って読んでいた。
サイコスリラーというとどうしても「羊たちの沈黙」と比較されるのだが、
比較する方がいけないと思う。
あちらは「別格」
こちらは、そこまでには至りきれなかったかな。
ただ、最近はヨーロッパのミステリーやサイコが面白いのも事実。

ミステリーとして楽しんだ方がいい小説。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.32
(1pt)

イマイチ…

伏線もなくただどんでん返しの連続でミステリーとは呼べない気がします。
ストーリーもはじめはともかく、後半だれました。
長さはあるので真面目なミステリー作品を期待している人は、時間の無駄になるので読まないほうがよいかも
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.31
(1pt)

イマイチ…

伏線もなくただどんでん返しの連続でミステリーとは呼べない気がします。
ストーリーもはじめはともかく、後半だれました。
長さはあるので真面目なミステリー作品を期待している人は、時間の無駄になるので読まないほうがよいかも
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.30
(1pt)

イマイチ…

伏線もなくただどんでん返しの連続でミステリーとは呼べない気がします。
ストーリーもはじめはともかく、後半だれました。
長さはあるので真面目なミステリー作品を期待している人は、時間の無駄になるので読まないほうがよいかも
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.29
(5pt)

サイコ・スリラー史に残る傑作

行方不明の少女たちの腕が見つかり、捜査が開始されるが・・・というお話。
最初はよくある類型的なサイコ・スリラーかと思いあまり期待しないで読んでいましたが、確かにそういう部分もなくはないですが、凄く面白かった小説でした。興を削ぐとまずいのであまり書けませんが、最近のこの手の事件で問題になっているという新手の犯罪手法が出てきてそれがとても薄気味悪く、実際にあることに軽い衝撃を受けます。怖い時代になったものだな、と思いました。
それ以外でも精細のある登場人物や意外な結末など、多くの国に翻訳され数多くの賞を獲得したのも納得の作品でした。キモい事件を扱いながらもあまり不快にならないところもこの著者のスキルの高さを感じさせます。
一般のミステリの歴史に残るかは微妙かもしれませんが、サイコ・スリラーの歴史には確実に残ると思われる傑作。是非ご一読を。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.28
(5pt)

サイコ・スリラー史に残る傑作

行方不明の少女たちの腕が見つかり、捜査が開始されるが・・・というお話。
最初はよくある類型的なサイコ・スリラーかと思いあまり期待しないで読んでいましたが、確かにそういう部分もなくはないですが、凄く面白かった小説でした。興を削ぐとまずいのであまり書けませんが、最近のこの手の事件で問題になっているという新手の犯罪手法が出てきてそれがとても薄気味悪く、実際にあることに軽い衝撃を受けます。怖い時代になったものだな、と思いました。
それ以外でも精細のある登場人物や意外な結末など、多くの国に翻訳され数多くの賞を獲得したのも納得の作品でした。キモい事件を扱いながらもあまり不快にならないところもこの著者のスキルの高さを感じさせます。
一般のミステリの歴史に残るかは微妙かもしれませんが、サイコ・スリラーの歴史には確実に残ると思われる傑作。是非ご一読を。
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.27
(5pt)

サイコ・スリラー史に残る傑作

行方不明の少女たちの腕が見つかり、捜査が開始されるが・・・というお話。
最初はよくある類型的なサイコ・スリラーかと思いあまり期待しないで読んでいましたが、確かにそういう部分もなくはないですが、凄く面白かった小説でした。興を削ぐとまずいのであまり書けませんが、最近のこの手の事件で問題になっているという新手の犯罪手法が出てきてそれがとても薄気味悪く、実際にあることに軽い衝撃を受けます。怖い時代になったものだな、と思いました。
それ以外でも精細のある登場人物や意外な結末など、多くの国に翻訳され数多くの賞を獲得したのも納得の作品でした。キモい事件を扱いながらもあまり不快にならないところもこの著者のスキルの高さを感じさせます。
一般のミステリの歴史に残るかは微妙かもしれませんが、サイコ・スリラーの歴史には確実に残ると思われる傑作。是非ご一読を。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.26
(5pt)

現代社会の罠を暴いた迫真の衝撃作

片腕を鋭利な刃物で斬られた少女たちの苦痛と、残された家族たちの悲痛が全編に満ちている。
しかし事件にどこか既視感を感じる。長大な物語全体にただよう不安感が我々の身の回りにも起っているような。

発端は6人の少女の左腕が地中から発見され、行方不明の少女5人の名前が判明する。
女性捜査官ミーラ・ヴァスケスたちの捜査により、一人目の犠牲者を車のトランクに入れていた男が逮捕される。しかし彼の私生活はまるで聖者のように生真面目な人間だった。

子供の失踪を専門とするミーラに加え、「犯罪学者」ゴラン・ガヴィラもチームに加わり見えない犯人に「アルベルト」という仮名をつけて小児性愛者、シリアルキラーを中心に捜査は本格化する。しかしロシュ警部がいう<やつは遺体を少しずつ発見させるつもりだ。>というように二人目、三人目の少女の遺体が発見される。それも腐った人形のような無惨な姿で。

容疑者も次々にあげられるが、皆どこかで関連があるようにも見え、捜査陣はますます先が見えない状況に追い込まれる。
ついには警察署内で遺体が発見されるにいたり、六人目の少女捜しのために霊媒師から催眠術まで総動員して犯人に罠をかける。

すさまじいスピードで展開が変わり、ついには捜査の中心にいるミーラも心に闇を持つ人間であることまで明らかになるほど物語は拡大し続ける。

本書の最後の頁を閉じたとき、読者にこの物語が身近におきていると感じさせる不穏な空気は、我々の日常生活の隣でも起きている事件だからではないのか。
尼崎の「モンスター」(一橋文哉著)、北九州の「消された一家」(豊田正義著)、茨城他「凶悪」(新潮45)。すべて謎に包まれ消されてしまった者たちだけが真実を知っているという不気味な感覚。

それは本書では物語の舞台となる国名、地名がいっさい登場せずどこにでも起こりうる事件として描かれているからだ。読者に自分の平穏な生活の隣に奥深い闇が日常生活としてあり、それが突然暴かれる恐怖というのがこの小説のテーマである。

現実に杭を撃ち込む犯罪小説の傑作である。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.25
(5pt)

現代社会の罠を暴いた迫真の衝撃作

片腕を鋭利な刃物で斬られた少女たちの苦痛と、残された家族たちの悲痛が全編に満ちている。
しかし事件にどこか既視感を感じる。長大な物語全体にただよう不安感が我々の身の回りにも起っているような。

発端は6人の少女の左腕が地中から発見され、行方不明の少女5人の名前が判明する。
女性捜査官ミーラ・ヴァスケスたちの捜査により、一人目の犠牲者を車のトランクに入れていた男が逮捕される。しかし彼の私生活はまるで聖者のように生真面目な人間だった。

子供の失踪を専門とするミーラに加え、「犯罪学者」ゴラン・ガヴィラもチームに加わり見えない犯人に「アルベルト」という仮名をつけて小児性愛者、シリアルキラーを中心に捜査は本格化する。しかしロシュ警部がいう<やつは遺体を少しずつ発見させるつもりだ。>というように二人目、三人目の少女の遺体が発見される。それも腐った人形のような無惨な姿で。

容疑者も次々にあげられるが、皆どこかで関連があるようにも見え、捜査陣はますます先が見えない状況に追い込まれる。
ついには警察署内で遺体が発見されるにいたり、六人目の少女捜しのために霊媒師から催眠術まで総動員して犯人に罠をかける。

すさまじいスピードで展開が変わり、ついには捜査の中心にいるミーラも心に闇を持つ人間であることまで明らかになるほど物語は拡大し続ける。

本書の最後の頁を閉じたとき、読者にこの物語が身近におきていると感じさせる不穏な空気は、我々の日常生活の隣でも起きている事件だからではないのか。
尼崎の「モンスター」(一橋文哉著)、北九州の「消された一家」(豊田正義著)、茨城他「凶悪」(新潮45)。すべて謎に包まれ消されてしまった者たちだけが真実を知っているという不気味な感覚。

それは本書では物語の舞台となる国名、地名がいっさい登場せずどこにでも起こりうる事件として描かれているからだ。読者に自分の平穏な生活の隣に奥深い闇が日常生活としてあり、それが突然暴かれる恐怖というのがこの小説のテーマである。

現実に杭を撃ち込む犯罪小説の傑作である。
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.24
(5pt)

現代社会の罠を暴いた迫真の衝撃作

片腕を鋭利な刃物で斬られた少女たちの苦痛と、残された家族たちの悲痛が全編に満ちている。
しかし事件にどこか既視感を感じる。長大な物語全体にただよう不安感が我々の身の回りにも起っているような。

発端は6人の少女の左腕が地中から発見され、行方不明の少女5人の名前が判明する。
女性捜査官ミーラ・ヴァスケスたちの捜査により、一人目の犠牲者を車のトランクに入れていた男が逮捕される。しかし彼の私生活はまるで聖者のように生真面目な人間だった。

子供の失踪を専門とするミーラに加え、「犯罪学者」ゴラン・ガヴィラもチームに加わり見えない犯人に「アルベルト」という仮名をつけて小児性愛者、シリアルキラーを中心に捜査は本格化する。しかしロシュ警部がいう<やつは遺体を少しずつ発見させるつもりだ。>というように二人目、三人目の少女の遺体が発見される。それも腐った人形のような無惨な姿で。

容疑者も次々にあげられるが、皆どこかで関連があるようにも見え、捜査陣はますます先が見えない状況に追い込まれる。
ついには警察署内で遺体が発見されるにいたり、六人目の少女捜しのために霊媒師から催眠術まで総動員して犯人に罠をかける。

すさまじいスピードで展開が変わり、ついには捜査の中心にいるミーラも心に闇を持つ人間であることまで明らかになるほど物語は拡大し続ける。

本書の最後の頁を閉じたとき、読者にこの物語が身近におきていると感じさせる不穏な空気は、我々の日常生活の隣でも起きている事件だからではないのか。
尼崎の「モンスター」(一橋文哉著)、北九州の「消された一家」(豊田正義著)、茨城他「凶悪」(新潮45)。すべて謎に包まれ消されてしまった者たちだけが真実を知っているという不気味な感覚。

それは本書では物語の舞台となる国名、地名がいっさい登場せずどこにでも起こりうる事件として描かれているからだ。読者に自分の平穏な生活の隣に奥深い闇が日常生活としてあり、それが突然暴かれる恐怖というのがこの小説のテーマである。

現実に杭を撃ち込む犯罪小説の傑作である。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.23
(5pt)

最後まで飽きさせない展開

連続誘拐殺人の真犯人を追う捜査グループ。大変面白く読めました。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.22
(5pt)

最後まで飽きさせない展開

連続誘拐殺人の真犯人を追う捜査グループ。大変面白く読めました。
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.21
(5pt)

最後まで飽きさせない展開

連続誘拐殺人の真犯人を追う捜査グループ。大変面白く読めました。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.20
(4pt)

力わざの連続、だがちょっとやりすぎ?

森の土中から発見された6本の左腕。すべてが誘拐された少女のもの、しかし誘拐された少女は5人。6人目は誰なのか?

サイコものミステリーファンなら思わず手に取る惹起文、そして私もまんまと引っかかった。
いくつか賞も受賞しているし、イタリア版「羊たちの沈黙」などと評価も高い。しかし、突っ込みどころは満載だし、ちょっとあざとすぎる。「羊たちの沈黙」とはレベルが違いすぎるので、あまり期待しないで、ハードルを上げすぎないで読み始めることをお勧めする。

しかし、決して面白くないわけではない。それはそれは驚きの連続で、没頭してしまった。すごい荒わざ、力ざわの連続だ。

作者はイタリア人だが、話の舞台がどことはわからない。最初は北欧のどこか、またはアイスランドかな(今流行だし)と思って読み始めたが、連続殺人捜査専門班が必要なほど治安が悪かったけ?などと不思議だった。寒い寒いの連続で風景の描写も非常に少なく、自然が豊かな場所なのか、たださびれているのか、なんだかもどかしい気がしてならなかった。
あとがきで、これは作者が意図的にしたことと判明し、やっと少しすっきりした。それだけ作者は世界を意識して執筆したのだ。でも、これもこの作品の弱点の1つのような気もする。

捜査の過程で、「驚くほどほど邪悪な事件」が「驚くほどいくつも」発生し、最後にはとんでもない人間関係やら過去も判明し、すべてが妙な形で絡まりあっていく。そこがストンとこちらの胸に落ちてくれば、良いのだろうが、個人的にはあざとすぎ、無理がありすぎで、ちょっと不愉快に感じました。何事もやりすぎはね。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511
No.19
(4pt)

力わざの連続、だがちょっとやりすぎ?

森の土中から発見された6本の左腕。すべてが誘拐された少女のもの、しかし誘拐された少女は5人。6人目は誰なのか?

サイコものミステリーファンなら思わず手に取る惹起文、そして私もまんまと引っかかった。
いくつか賞も受賞しているし、イタリア版「羊たちの沈黙」などと評価も高い。しかし、突っ込みどころは満載だし、ちょっとあざとすぎる。「羊たちの沈黙」とはレベルが違いすぎるので、あまり期待しないで、ハードルを上げすぎないで読み始めることをお勧めする。

しかし、決して面白くないわけではない。それはそれは驚きの連続で、没頭してしまった。すごい荒わざ、力ざわの連続だ。

作者はイタリア人だが、話の舞台がどことはわからない。最初は北欧のどこか、またはアイスランドかな(今流行だし)と思って読み始めたが、連続殺人捜査専門班が必要なほど治安が悪かったけ?などと不思議だった。寒い寒いの連続で風景の描写も非常に少なく、自然が豊かな場所なのか、たださびれているのか、なんだかもどかしい気がしてならなかった。
あとがきで、これは作者が意図的にしたことと判明し、やっと少しすっきりした。それだけ作者は世界を意識して執筆したのだ。でも、これもこの作品の弱点の1つのような気もする。

捜査の過程で、「驚くほどほど邪悪な事件」が「驚くほどいくつも」発生し、最後にはとんでもない人間関係やら過去も判明し、すべてが妙な形で絡まりあっていく。そこがストンとこちらの胸に落ちてくれば、良いのだろうが、個人的にはあざとすぎ、無理がありすぎで、ちょっと不愉快に感じました。何事もやりすぎはね。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
B00BN6HRCE
No.18
(4pt)

力わざの連続、だがちょっとやりすぎ?

森の土中から発見された6本の左腕。すべてが誘拐された少女のもの、しかし誘拐された少女は5人。6人目は誰なのか?

サイコものミステリーファンなら思わず手に取る惹起文、そして私もまんまと引っかかった。
いくつか賞も受賞しているし、イタリア版「羊たちの沈黙」などと評価も高い。しかし、突っ込みどころは満載だし、ちょっとあざとすぎる。「羊たちの沈黙」とはレベルが違いすぎるので、あまり期待しないで、ハードルを上げすぎないで読み始めることをお勧めする。

しかし、決して面白くないわけではない。それはそれは驚きの連続で、没頭してしまった。すごい荒わざ、力ざわの連続だ。

作者はイタリア人だが、話の舞台がどことはわからない。最初は北欧のどこか、またはアイスランドかな(今流行だし)と思って読み始めたが、連続殺人捜査専門班が必要なほど治安が悪かったけ?などと不思議だった。寒い寒いの連続で風景の描写も非常に少なく、自然が豊かな場所なのか、たださびれているのか、なんだかもどかしい気がしてならなかった。
あとがきで、これは作者が意図的にしたことと判明し、やっと少しすっきりした。それだけ作者は世界を意識して執筆したのだ。でも、これもこの作品の弱点の1つのような気もする。

捜査の過程で、「驚くほどほど邪悪な事件」が「驚くほどいくつも」発生し、最後にはとんでもない人間関係やら過去も判明し、すべてが妙な形で絡まりあっていく。そこがストンとこちらの胸に落ちてくれば、良いのだろうが、個人的にはあざとすぎ、無理がありすぎで、ちょっと不愉快に感じました。何事もやりすぎはね。
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) Amazon書評・レビュー: 六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018677
No.17
(4pt)

スピード感抜群のサイコ・ミステリー

かなりの長編ですが、先が読めないどんでん返しが
幾つもあり飽きさせません。テレビドラマを見ている
ような、スピード感あふれる作品です。

 サイコ・ミステリーは少人数(一人もしくは二人)の
捜査側(警官、医者等)の人間にスポットを当てた構成
というイメージがあったのですが、本作品は犯罪学者の
ゴランを筆頭とするチームというのが目新しかったです。

 少女の片腕を切り落とすという猟奇事件のため決して
万人にお勧めできるものではありませんが、サイコ・
ミステリー好きな方にはお勧めです。
六人目の少女 Amazon書評・レビュー: 六人目の少女より
4151809511