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十字架
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十字架の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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内容が内容だけに、かなりゆっくりと読み進めました。 同級生が亡くなって、こんなに殺伐としているものなのでしょうか。一方で、かなり悩んでもいる主人公。 イジメ問題に関しても考えさせられますが、同級生目線のストーリー展開です。どちらかというと、同級生を救う作品であり、イジメられた人や自殺者家族、知人や友人を自殺で亡くしている方にとっては感じ方や受け止め方がかなり悩ましいのではないかと思います。 身近にそのようなことを経験された方がこの作品を読むならば、少し心の整理がついてから読まれることをオススメします。 心が乱れるというのは、それだけ良い作品なのかもしれませんが…… 私はどちらかというと読んでいて辛さを感じました。 | ||||
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いじめ自殺をテーマとした作品。 とは言え、本作品の主人公は、いじめの被害者でもなく、いじめの加害者でもない。自死を選んだ被害者から、親友と名指しされた少年なのだ。 主人公は、自殺した子の家族から、恨みのこもった感情をぶつけられる。親友なら何故、見殺しにしたのかと。自分は、このシチュエーションは、思い描いていなかった。故人から親友と呼ばれた者に、怒りの矛先が向いたのである。 親、兄弟からしたら、確かに、そういう感情が湧くのは理解できる。ただ、加害者じゃないのに、苦しみ過ぎだろうとは思いもした。 | ||||
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重いテーマなのに、引き込む文章はさすがですけど、自殺した息子の母親が、少女に彼氏が出来たら連れてきてとせがむ場面は、気持ち悪さを感じました。 | ||||
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いじめ、 いじめられているものをかばって、いじめの標的にされるのはよく耳にする、 じゃあ、自分なら? 自分がいじめられたら? 自分がいじめられている子を助けて標的にされたら? 学校では、自分たちで解決してみようといって、いじめがあると生徒や親が訴えても、面倒なのか、 子どもたち自身で解決するよう…などと悠長なことを言っておられる輩もおります。 そんなことを言っているうちに、子どもは真似をし始めます。 悪いコトほど真似をします。 一部の子どもがいじめていたものが、クラス全体になり、学年全体に、さらには先生もからかいだしてみたり。 いじめゼロは夢物語、「いじめは絶対になくならない」 だから、早めに大人が入っていく姿勢が大切。 | ||||
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自殺した同級生の遺書に自分の名前があった。 しかも思いがけない形で…。 もし自分なら、、本当に重い十字架だなと考えさられた。 重松氏の文体は非常に読みやすく、この本もスラスラ読みことが出来ます。 | ||||
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遺書に勝手に名前を書かれて、いい迷惑なのにすんなりと一生をかけて十字架を背負うところが、お人好し過ぎてつまらなかった。 私は背負うべき十字架から逃げ続ける三島・根本を描いて欲しいと思った。 | ||||
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別にこの作品を評価しなくとも イジメをテーマにして もっとうまく書ける人はいるでしょう | ||||
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自殺をした息子の両親が主人公や主人公の彼女に十字架を背負わせすぎていると感じた。 一番背負わせすぎていて気持ち悪いと思ったところは、自殺をした息子の母親が、 主人公の彼女に結婚したら結婚相手を家に連れてきて欲しいと言ったところ。 自分は誰かの親ではないし、その心境はわからない。だけど、自分の息子が死んだとして、 息子が好きだったという理由だけでその女の子にそこまで十字架を背負わせるだろうか。 自分なら絶対にそんなことしないし、そこが共感できなかった。 | ||||
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子供に頼まれての購入です。 読んでいませんので・・・ 子供が読み終わったら、読んでみますね! | ||||
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いじめを苦に自殺してしまった一人の少年の死を題材に書かれていて命の大切さを考えさせられた本ではありますが、その少年にかかわった主人公がいつまでもその悲しみを十字架として背負っていくさまが私にはちょっと重かったかなという感じでした。 | ||||
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重松作品は結構読みましたが、今回の作品はストンと落ちてこなかったです。 自分の両親との関係ではなく、他人の両親との関係の中で主人公やもう一人の少女が成長していくというのはどうなのかとおもいました。 あそこまで言われて、あんなことまであって、それでも折れずに十字架を背負い続けることができる少年少女が本当にいるんでしょうか?彼らを長きにわたって見守り、支えてくれる記者が現実に存在するでしょうか?絵空事ではないですか?ファンタジーではないですか? 不謹慎かもしれませんが、現実の話なら口にはできないのであえて書いてしまいます。 私は一番ひどい「いじめ」をしたのは自殺した「フジシュン」だと思いました。 一番に大切思っていた家族、友達、思い人にあんなに重い十字架を背負わせてしまったのです。 そして現実世界ならこんなに重い十字架を背負い、明るい未来を見出すことはできない。 自殺ほど卑劣な手段はないと改めて感じてしまいました。 4月に中学2年になる息子に読んでみない?と聞いてみました。 「人からこの本を読めといわれるのは嫌だ」と言われました。 この感覚はとてもわかるのですが、 「10ページ読んで先が読みたくなければ読まなくていいから」と食い下がると、 「気が向いたらね」と返されました。 できれば息子の感想を聞きたいと思いました。 そして、伝えたいと思いました。 「あんたがフジシュンになったら、私は一生あんたを恨んで生きる。 あんたが主人公になったら、私はあんたと一緒に悩みたい。 親として知らなかったということほど悲しいことはない。 自分の子どもがどんなに大きな辱めを受けようと、どんなに大きな罪を犯そうとも 一緒に悩み、考えたい。親にはすべてを話してほしい。 この小説の主人公の母親のように蚊帳の外に置かれるのは私には一番耐えがたいことだから。」 と。 こんな感想を持ったこと、おかしいでしょうか? | ||||
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私が読み終わってから、中学生の子供が欲しいというのであげました。 それぞれの年齢、それぞれの立場にならなければ理解できないこともあります。 親にならなければ親の気持ちの本当のところはわからないし いじめにあってみなければ、いじめにあうということの本当の気持ちもわかりません。 この作品の表題内容に限らず、「人の心を慮る」ということに気付く よい機会をあたえてくれる作品だと思います。 | ||||
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中2のクラスメイトだった「フジシュン」はイジメを苦に自殺した。遺書には、イジメ首謀者の2名への怒りと、片思いだった中川小百合への謝罪と、なぜか「親友」と書かれた「僕」への感謝の内容が実名で書かれていた。フジシュンの父は、「なぜ親友なのに助けてくれなかったか」と無言の態度で示した。 僕と小百合は、複雑な思いを共有し、ある時学校の図書「世界の旅」にフジシュンのメモが挟まっているのを発見する。メモの旅の構想の終着点は、スウェーデンの「森の墓地」=丘の上の十字架だった・・・ *暗いテーマなので仕方ないけれど、登場人物の性格も湿っぽく、重い感じがした。 でも、こどもの世界のささいなことの大変さを思い出させられた。大人になると、ずいぶん楽になるから頑張って生き抜いて、とこどもたちに言いたい。 | ||||
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