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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.41pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全284件 81~100 5/15ページ
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主人公の男の精神年齢が、12歳ぐらいに思えるほど軽い巡礼だ。 いい大人や、社会人が読む小説ではない。 こんな小説が良いなんて言っている人は、本当に恥ずかしいと思わないと駄目。 この小説は、人間とは人生とは社会とは何なのか全然わかっていない奴が書いたもの。 | ||||
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現在の日本で村上春樹を読んで感動できなかった、なんて言ってしまうと、もうそれだけで村八分にされてしまうのでしょうが、ああ、これってまたあのはぐらかしの手法ね、というのが正直な感想でした。そうしたどっちつかずのはぐらかしが世界でも受けているとは思うのですが、私にとっての文学とは、それを読むことにより、私の生き方の角度を何度かでも曲げてしまうようなものですので、この作品は単なるエンターテイメントであり、文学とは言えないと思います。 | ||||
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毎年ノーベル賞の季節になるとメディアに取り上げられ、新刊が出れば多くの読者に読まれる村上春樹作品。 村上春樹作品の長所は、その作品を読んだ感想について、ああだこうだと、プロの書評家から素人まで、喧々諤々議論ができるところだと思う。 そういう私も、村上作品はそんなに好きではないのでが、批評するために、多くの作品を読んでいる。 「多崎つくる」に関しては、プロの小説家としてよくできた小説だとは思うし、文章表現や描写力はずば抜けたものがあるが、以下の理由で★は2つにした。普通の小説家なら★4つか★5つの作品だと思うが、ノーベル賞候補者であるので、厳しい採点にしている。村上作品の初心者には、オススメしたい作品である。 ・メインプロット(=主人公がある日突然絶縁されてそのまま何年も経った)の説得力が弱い ・灰田と緑川のストーリーが、回収されていない ・いろんな設定が古くさく(=平和な時代の昭和の雰囲気)、現代性に欠ける ・密室殺人が、回収されていない | ||||
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なんで登場人物全員、饒舌で口下手がひとりもいないの? なんで登場人物全員、妙に感性豊かで繊細なの? なんで登場人物全員、人生に関する警句をすらすら口にする人種なの? 実生活において、人生に関する分かったような警句をすらすら口にする 人間なんて、そうそうお目にかかれるもんじゃ御座いません。 実際にいたら武田鉄矢扱いされ、ウザイ存在に違いないと思うし。 上記のような人間ばかり登場するのが村上ワールドなら、それは それで御自由にって感じですが、リアリティといった面では到底納得 できる代物じゃない。 他にリアリティの無さで印象的だったのが、フィンランド訪問のくだり。 ちなみに当方、海外初渡航はポーランドでした。 大分昔の話ですが、日本人など一人もいないワルシャワ国際空港に 降り立った時の感覚っていったらもう。 不安、緊張、好奇心、物珍しさなどが混ざり合い、一言で表現は無理。 とにかく、地元に帰るのとは最も遠い感覚でした。 初海外のヨーロッパで、移動に時間がかかっただけで気持ちとしては 地元名古屋に来るのとそれほど変わらないって・・・ そんな奴は絶対に居ません。 リアリティが無いにも程がある。 呆れてしまいます。 | ||||
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ノルウェイの森の時にちょうど大学生で、それからリアルタイムで読んできました。今作は、ノルウェイ外伝、あるいはノルウェイ2みたいな感じで、昔からのファンなら安心して読めると思います。ある意味、金太郎飴で、あの作品とあの作品のちゃんぽんみたいな感じです。目新しさは全く感じないです。障害を持つ人、未成熟な主人公、性に奔放な女性、自殺、理屈っぽい男などなどいつものパターンです。引き出しからいろいろなパターンを取り出して組み合わせたみたいな内容で、これなら将来コンピューターが小説書けそうな内容です。殺人については、シロについてはもう少し深く突き詰めて書く必要があったと思いますし、そもそもそれぞれの人物描写が浅くて思い入れの入れようがないです。もう15年も前から読後の未消化の部分、書きたりない部分は新しい作品が発表されるごとに募ります。前作の、1984の空気さなぎだって、途中から出てこない、女性、博士、存在をにおわしただけの人がいました。30年間文体は全く変わっていないと思います。むしろ、作品をトータルで書き上げるだけのパワーが衰えたと思います。だから、消化不良の部分が増える。文字数だけは増えていく。私自身は、自分が年を重ねた責が多分にあると思いますが、90年代後半からの村上のスタンスは好きではありません。また出版社の、売らんかなの姿勢も好きでないです。本の中身も見ずして、100万部なんてありえないです。たぶん近いうちに、ノーベル文学賞をとって、本は売れるでしょう。でもその時点で作者のパワーはもうないと思います。 | ||||
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昔からの村上ファンでずっと読み続けています。 最近の作品はとりあえず、一応読んでおこうという感じで読んでいます。 最近の作品はもう昔感じたような奥深さはありません。では、なぜ読み続けているのか? それはもしかしたらと期待するから。 | ||||
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どこにもない社会でどこにもありえない人物がどこにもないものを 語り合い自己満足している姿、気持ち悪くなってやめてしまった。 表現をまともに考えるとこの作家のおめでたさが漂ってきて恥ずかしくなって買うのをやめた。 ノルウエーの森ぐらいかな、まともに読めたのは。 | ||||
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村上春樹の作品は全部読んだ事があるのですが 世界の終わりとねじまき鳥と羊と海辺とアフターと神の子どもはみな踊るや短編集は好き。 国境とかノルウェイは苦手。 で、この作品は途中まではよかったものの苦手な作品でした。残念。 灰田くんとのやりとりやエピソードとフィンランドのエリの夫や陶芸の描写には惹かれました。 思春期に友人の裏切りで死にたくなるのはわかるんです。私も経験あるし。 シロがピアノの才能に不安を持ち精神バランスを崩すのも 私もピアノをずっと習ってきて同じような思いを持った事があるので共感しました。 でも。童貞でもない36歳の男性が、たった4回ぐらいしか会った事のない女性にふられたら死ぬだろうってのはどうなの? | ||||
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今回初めて村上春樹を読みましたが正直行ってがっかり・・ 性描写ばかりで気持ち悪くとってもつまらなかったです。何故こんなつまらない小説ともいえないようなものが売れるのか??? もう二度と読まないです 評価は0です | ||||
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謎を残した部分が多すぎて、え、終わり?といった印象を受けました。 そのうえ、興味をそそらない部分の描写が多すぎて、だれる部分も多かったように感じました。 どうなるのか?!といったところの興味はかなりあったので、ページはどんどん進みましたが、正直かなり期待はずれです。 | ||||
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奥さんのオーダーです。 ちまたで騒いでいるが、内容はあまり良い印象を受けなかったようです。 私は未読 | ||||
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村上さんの小説の主人公は年齢より思考が幼い。 でも、いかにも結末に具体的に繋がっているかのような興味を引くようなエピソードが定期的に出てくるので、つい読み進んでしまいまい、残りぺージが少なくなるにつれ、これ以上の展開が無い事に気付き、段々と腹がたってきます。詩集でいいんじゃないの? | ||||
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本作は駄作です。 童貞が酒に酔って徹夜で書き上げた痛々しいポエムみたいな小説です。 強い劣等感と背中合わせの主人公のナルシシズムが全開になっており、登場人物はすべて主人公の自己愛を満たすための分身でしかありません。 キャラクターの書き分けも雑すぎて、会話形式をとっていながら、全部主人公の独り芝居みたいです。 バーのカウンターで延々と独り言言っている男の話だと思って読むと多少笑いに転化できるかもしれません。 最初から最後まで、会話の内容は陳腐なくせに、下手に言い回しや教養を織り交ぜてこしらえている分、非常にたちが悪いです。 意味深なエピソードの挿入も随所に見られますが、全然うまく機能していません。 読者に甘えているのか何なのか分かりませんが、初心者みたいな下手くそな繰り返しやしつこいエピソードの反復に「もうその話は読んで知ってるよ!」とイライラします。 長年村上作品のファンで、初期から「ねじまき鳥」くらいまでは大切な作品として何度も読み返してきましたが、もう村上さんにはこれ以上作品を書いて欲しくない。「多崎つくる」を読んで、そんな風に思いました。 何人かで酒でも飲みながら、大いに笑って楽しむのが、この作品の数少ない楽しみ方の一つでしょう。 | ||||
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最近のはなんとなく同じ空気という感じがします。 昔の方が先が気になってついつい夜遅く読んでました。 そろそろ主人公の人物像を一度すべて今までと変えてしまっても良いのではないでしょうかと思います。 | ||||
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読んでいる最中から中身がないと感じ、でも新刊がでるたびあれだけ話題になり、実際売れているという作家だから、何か訴えかけてくるものがあるんだろうと我慢して読み続け、読後、時間の無駄だったと後悔しました。 つまらない。 | ||||
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主人公の多崎くん、残念系の主人公のその後です。 高校時代、奉仕部じゃないけれど、仲がいいグループでボランティア活動。メンバーは体育会系男子と文化系男子、積極女子と見守り女子ってなところか。多崎くん、他には友達いませんでした。うっかりすつとぼっちになるんだけど、仲間にめぐまれました。 多崎くんが残念なのは、ルックスといい勉強も運動もそこそこできることといい、高スペック男子なのに、自分では気づかないことです。仲間の女子の恋愛フラグにも気づきません。 ああ、あの時代は良かったな、というのが、残念系ラノベのうっかりした未来ですが、多崎くんの未来もそんなもんです。ある日突然、思い当たる理由もなく、絶交を言い渡されるので、ぼっちになってしまうのですが、高スペック男子、どうにか生きていきます。自覚がないようだけど、けっこう女性には不自由しません。大人ですから、もう。 36歳になって出会った女性がきっかけで、多崎くん、かつての仲間をたずねることになります。そこでいろいろ知るわけですが。 残念系ラノベがそれなりに売れていて、評価もされている時代において、その後のような小説というのは、ポストヤングアダルトとして受け止めやすいのだろうと思う。 それが村上春樹の文章で書かれていれば、それなりに読みやすいし、実際、ぼくも楽しみました。 でもね、それだけです。多崎くん、いい年なのに、残念なままです。展開が中途半端だし、ラストは「スプートニクの恋人」と同じじゃないですか、と怒りたくもなります。伏線もなにもかも、残念なまま、放り出されています。3.11と重ねる読みもあるけれど、それは無理があります。というか、それならそれで、もっとちがうやりかたがあったはずです。アカやアオやシロやクロのことを、もっと考えてあげても良かったはずです。これでは、もっと幸福なパラレルワールドがあったのではないか、と錯覚させられてしまいます。 村上春樹の小説はずっと読んできたし、いくつかの作品はとても優れた作品だとも思っています。でも、これはそうではありません。 ぼくの中では、「ノルウェイの森」「1Q84<Book3>」とともに、ワースト3に入ります。 | ||||
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図書館で順番待ちして読みました。(1Q84より、回ってくるのが早かったです) 最初は、内容が暗くてすぐ眠くなってしまったのですが、死にたい理由が明確になってからは引き込まれました。とはいえ、文章は難解です。特有の比喩表現は、頭の中で整理しないと理解できず、何度も読み直し、それでもわからないときもあり、そんな時はスルーしました。 初対面の人物に対して「豊かで楽観的な家庭で、大事に育てられた女性に見える」といった人物の背景まで見透かすような表現箇所が度々あるのですが、自分自身はどういう形容をされるのだろうと思ってしまいます。 いろんな引っ掛かりを持ちつつも、終盤あたりフィンランドでクロと別れた直後、不覚にも涙があふれました。青春が終わりを告げたようで切なかったです。ベストセラーだから今後も村上さんの本は読むと思いますが、読後は疲れますね。 | ||||
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昔々に「風の歌を聴け」を読んだとき、明らかに日本に新しい小説が生まれたと実感した。 村上春樹は音楽でいえば、メッセージではなくサウンドの作家だったと思う。なぜならわたしはその頃何度も「風の歌を聴け」を読んで飽きることがなかったし、読んでいる間はとても幸せだったから。 そこには明確なメッセージなどなく、その必要もなく、ただ彼の文章が心地よかった。 多崎つくるの物語はメッセージに満ちていて、もはや同じ作家の小説とも思えない。文体は似ているけれど方向性もなにもかもちがってしまっている。 村上春樹にはもっと他の生き方があったのではないか。もっと別の、よくわからないけれど、メッセージや主題やそんなものはどうでもいいような、強烈なサウンドの小説を書くことができたのではないかと考えてしまう。 | ||||
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読んでしまったが つまらん 評判ばかりが先行した作品 でも 読んでしまう | ||||
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個人的な好みですが、私はハッピーエンドが好きです。 ラストが読者任せのお話を好みません。 雰囲気的なものはまぁまぁ良かった。 ちょっと言い回しが小難しいというか がんばってオシャレにみせようとしてる感がしましたが まぁ、良い感じ。 でも、読み終えて「良かった〜」って感じではない。 こういうが好きだという人もいると思いますが 私は好みではなかったです。 | ||||
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