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希望ヶ丘の人びと



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希望ヶ丘の人びとの評価: 4.11/5点 レビュー 37件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.11pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

読みやすいけど入り込めない

ターゲットは中年男性だろうか。
頑張ってるおじさん達がいい事いって若者にパワーを与える話ばかりだった。
卒業以来会っていない中学時代の初恋なんていつまでも覚えてる女なんていない。
恐らく亡くなった事を知っても涙までする人もいないだろう。
そのあたりがいまいち入り込めない原因だったのか。
希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)Amazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)より
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No.7:
(3pt)

ちょっとウジウジ・ネチネチが多い

TVを観終わって原作と違うとの事なので読みました。

普通に読めたのですが、この主人公の夫が何とも好きになれません。
自分の嫁の過去にえらく固執しすぎで正直気持ち悪い。
元が気弱なくせに「殴ってやろうかと思った」とかそんな描写も多い多い。
そりゃ加納君にとやかく言われるわ!って納得。

マリアの存在は在るようで薄かった。
ショボの話は好きでした。

とにかく、原作をなぞらえる程度で書きかえたTVの脚本は別物。
脚本家が岡田だったので案の定ダメでした。
なんで子供たちを原作と真逆の「母無し傷心で荒れ荒れ」にしたのか不思議でなりません。

いいところも見られましたが、総合的にイマイチでした。
希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)Amazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)より
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No.6:
(3pt)

性善説を前提とした物語に戸惑った

読みやすい文体で物語の進行もいいのですが・・・何というか、学園ドラマを見ているような嘘っぽさが垣間見えた。 登場人物が全員良い人で、ハッピーエンド。 でも、と私は思うのです。 作者は性善説を前提にして小説を書いている、と。 しかし現実は、どうしようもない悪人だっています。 矯正不可能な性格の持ち主だっています。 ドラマ的要素を求めている人には爽快な作品なのでしょうが、私はちょっと、受け入れがたいものが心に残りました。
希望ヶ丘の人びとAmazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びとより
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No.5:
(3pt)

テーマはわかるが、偶然に頼りすぎでは。。。

奥さんを亡くした3人家族が、奥さんの故郷であるニュータウンに転居。妻の、母の思い出をたどって暮らす日々の中から、落ちこぼれた人びとに対するニュータウンの救いのなさをあぶり出し、教育の意味を問う長編。

・・・ということになるのでしょうが、この舞台に誘導するために無理やり結びつけた偶然が前半に続出し、ちょっと興ざめ気味になるかも。エピソードも詰め込みすぎで、短編を無理やりくっつけたという印象です。

いま現在で40代後半の方には楽しめるだろうナンバーが作中に続出。「あの歌がきこえる」にも通じますが、懐かしむ目的なら「あの歌・・・」のほうがおすすめ。こちらはせっかくの長編。小道具でなく、文章の中身で演出してほしかった。
希望ヶ丘の人びとAmazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びとより
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No.4:
(3pt)

重松氏の作品の中では下のほう。

重松清氏の本は何冊か読んでありますが、今回は微妙にイメージが違う印象を受けました。
かなりマンガチックで、それが良いと言えばそうかもしれませんが、個人的には随分リアリティに欠けるなぁという感想です。
かと言って全く楽しめないわけでもありませんが、自分の中では下の方にランクされました。
希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)Amazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)より
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No.3:
(3pt)

一気読み

冒頭からおもーいお話、これを乗り越えるのに2週間かかりました。
覚悟していたとはいえ、自分の身にも起こり得る不幸話、なんともやりきれない思いで乗り越えました。

そこに不良役のマリアにショボがでてくるあたりから非常にテンポ良くなり、一気に読みきりました。
いくらなんでも都合が良すぎてまるで漫画ようなリアリティのなさ、共感できません。
非常に分厚い本ですが、あれもこれもいろいろ詰め込んでしまったため娘や息子、湾岸中の人や希望ヶ丘のクラスメートの心情やその後の展開などが消化不良。

NHKの夜のテレビドラマあたりにぴたりとはまりそうですが、これだけ読ませておいて、これかと不満です。
この著者の本はほとんどよんだことなく、希望ヶ丘という題名に引かれて読んだのですが。
希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)Amazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びと 上(小学館文庫 し 5-9)より
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No.2:
(3pt)

少々凝り過ぎかも・・・

「話題がてんこ盛り。」まずそう感じた。今の世の中のいろいろな問題を含んでいる。
それがごちゃごちゃにならずにきちんと整理整頓されてこの作品の中に収まっているの
には感心させられるが、少々欲張りすぎかも・・・。「理想」と「現実」にはギャップが
あり、世の中は思い通りにならない厳しいものだということはよく分かる。登場人物たちが
そういう厳しい現実にさらされる場面では、読み手も喜怒哀楽が激しくなってしまう。
けれど、ちょっと話ができ過ぎていて不自然ではないのか?ストーリーを凝るのはいいけれど、
読み手がうなづけるような地に足をつけた話でなければ、心の底から共感はできない。
「泣かせよう。」「感動させよう。」そういう意図が見え隠れする文章は、逆に興ざめして
しまう。その点が少々残念だが、全体的には面白い作品に仕上がっていると思う。
希望ヶ丘の人びとAmazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びとより
4093797978
No.1:
(3pt)

希望は世界のどこかに転がってるぜ!

亡き妻が昔暮らした街に、小学生の息子と中学生の娘を連れて戻る。
その街の名前は『希望ヶ丘』
お母さんの大好きだった街、子供達も田島自身も夢に描いていた希望の街だった。
今でも仏壇の母に語り続ける息子が健気でいいな〜。
5年生なんだけど、こんなもんかなのかな〜、と疑問はありましたが…。
母の日参観日、そのためにお母さんの仕事・似顔絵・作文…。
それさえも、楽しむ亮太。
やや幼いのか…と思われたが、3回忌には彼の成長も見えてきました。
亮太の存在がこの作品の中で、良かったな〜。
ま、今頃、母の日だからってこんなことする学校ないですけどね…。
こんなことしたら、もう大問題ですよ。
父母や、父兄なんて言葉すら学校からの連絡書類からは消える時代、今は保護者の方へ…ですからね。
ま、重松さんらしいんですけど…。

しかし、希望ヶ丘は、名前通りの街では無かった…。
姉・美嘉は、学校で転校先で居場所を見つけられずにいる。
おまけに教師からのいじめを受けていた。
最近、こんな先生いるんでしょうね…。

学校現場で起こる諸問題は、かなりリアルだし、重い。
ただ、その解決方法がエーちゃん方式なのは、う〜ん。
エーちゃんは、どこの街にもいるわけじゃないよね。
参観日、エーちゃんが参加してからの親子対決サッカーや
お母さんのピンクレディー指導などなど…
今時の子供たちってもっとクールだから、のってこないでしょ。
ちょっと無理があったかな。
夢のようなエーちゃんが解決方法では、ちょっと救いがないです。
最後は、田島が頑張ったんだけど、やっぱりエーちゃん無しでは
厳しかったかな。

子供の問題、親が真剣になったら、子供は変わるというのは
真実であると思うし、そうであってほしい。
悩みを持つ子供たちは親になんて…となりがちだけど、
親が真剣に向き合う姿勢は、きっと子供の胸にも響くと思いたいです。

ショボくん、瑞雲先生、チヨさん、フーちゃんご夫婦などなど、脇もなかなか良いキャラでした。
重松作品は、ホントに良い人ばかり。

あちこち突っ込みどころ満載ではありましたが(w)、楽しく読ませていただきました。
重松作品は、ありえな〜いなどど思わずに、ピュアな心で楽しむべきなのかな。
『希望は世界のどこかに転がってるぜ』、そう思いたくなる一冊でした。
希望ヶ丘の人びとAmazon書評・レビュー:希望ヶ丘の人びとより
4093797978

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