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ベイジン
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ベイジンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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真山仁さんの本です。 2011年に3.11がおこったのですが、これはそれを先取りしているような本ですね。単行本だったのですが、2008年出版ですからね。 原発ネタと北京オリンピックネタですね。 基本は三人の人間の視点から話がすすんでいきます。 一人は、日本人の田嶋で、原発の技術者。中国の大連に作られる原発の技術顧問になっている。 一人は、中国人の鄧で、中央規律委員で、いわば不正や腐敗を告発する内部警察のような仕事をしているのですが、大連に赴任し、そこで作られる原発の責任者になる。 一人は、楊という女性(中国人)で、映画監督で名声を得るが、天安門事件を扱いたいと言いだしてからは仕事がなくなり、北京オリンピックの記録映画を作ることに。 という感じで、大連の紅陽に作られる世界最大の原発を開発する話です。 そこに、中国の政治腐敗ネタがからんでくる、という感じです。 また、日本人の田嶋の視点から、日本人と中国人の違いが際だって描かれる、という感じです。 しかし、田嶋の前任者が、中国に赴任してボロボロになって帰ってきて、引き継ぎしようかと思ったら、「殺されるぞぉ」とか叫ばれるって、どうなるんだろう、という期待をあおります。 ただ、中国って、腐敗がすごいんだなあ、と感じましたね。 こんなんで、原発動かせんのぉ、というなかで、それでも動かさないと、という田嶋の頑張りが良く描かれています。 | ||||
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後半のスピード感はとても良い。最後は何とも言えない結末が待っていた。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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上巻・・・・・すごくよかったよ。 下巻・・・・・ワクワクしながら読み進めました。 いよいよ原発稼働でジェットコースター並のトラブル連続発生!!! それぞれの人生を掛けた原発の行方と登場人物たちの将来はど~なっちゃうの? 続きが気になる、もちろん出るわよね・・・下巻② まさかこれで終わりなんて事あるわけないよね、作者だけ悦にはいっちゃって満足してるんじゃないよね。 あ~蛇の生殺し、ざ・ん・ね・ん・です! | ||||
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読了しました。 上は、無料でダウンロードができました。 下も、プライムのプログラムで無料だったようです。 タダだと思えば大満足ですが、定価で購入したとしたら、少し不満が残ります。 理由は、ラストまでちゃんと書いてほしいからです。 かなり消化不良です(笑) | ||||
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福島第一原発事故以前に書かれた作品であり、北京オリンピックと同時に稼働開始を目指す中国の原発建設に携わった日本人技術顧問の物語である。福島の事故により、書かれた当時とは全く違った状況の下に置かれた作品になった。あらゆる事態を想定して、異常な事態を細心の注意によって避けようとする技術者の態度は、望みうる最高の事故防止法につながっているように見えるが、福島の事故は、おそらくこうした注意をもってしても防げなかった以上、原発そのものの持つ危険性を否応なく突きつけられた気分になる。原発について、もう一度考え直す機会を与えてくれる一冊かも知れない。 | ||||
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ラストのぶつ切りには正直驚いた。 どんな結末なんだろう?と考えていただけにやはり残念。 しかしそれを差し引いても面白い。 中国の問題点、共産主義と資本主義のダブルスタンダードの軋轢が書かれており、今の中国の実態をよく写している。 習慣、モラルなど教育面での水準が明らかに低いままに、 背伸びをしてグローバル競争に臨む、この国がはらんでいる根本的な問題を考えさせられる。 | ||||
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中国人の一面をうまく取り入れて、表現をしていたと思う。 北京オリンピックと原発稼働を合わせたビックイベントを中心とした人々のエピソードがオムニバス形式のようで楽しい。 下巻に入り若干ストーリーの進み具合がスローペースになってきた感もありつつ、エンディングがもうフタ押しくらい欲しいと感じた。 | ||||
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一箇所の原発の話をしており、この2冊のボリュームに膨らましているので、 寄り道は多くある本だと感じた。 | ||||
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レッド・ゾーンと違い、(本当かどうか分からないが)描かれた中国社会が非常に良く出来ている。また人物の個性が良く出ていて話に引きこまれた。最後が打ち切りの様な終わり方になっているのが、惜しい。 | ||||
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またまた二人の男(漢という字を充てるのでしょうか?) の交流をメインに描いたドラマです 日時を示しておいてから 複数の場所・時間・出来事を同時進行的に描く、という手法も健在 最初は興味を持ちにくい題材かな、という印象でしたが 読み進むうちにドンドンのめり込む点も踏襲しております(笑 ただ、結末が弱い点も過去の作品を踏襲しておりましてこれだけは残念でした 過去のシリーズでは続編を意識した結末のせいで オチが弱いなーというのはありましたが 今作では、題材もデカイが広げた風呂敷もデカイ、という状況ですので しっかりした結末を見せて欲しかったです 尻切れトンボでした | ||||
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書き進めて完結させて欲しかった。続編があるかも?です。 | ||||
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上巻も下巻も非常に面白いが、最後が「これで終わり?」っと呟きたくなる内容に、何とも言えない虚しさに釈然としない気分です。 | ||||
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「ハゲタカ」からのファンで真山氏の著作は必ず読んでいますが、「マグマ」あたりから話の進行が冗長気味なように感じます。本作でも上巻の終わりまでなかなか話が進まず、「ハゲタカ」のようなキレを期待していると裏切られます。下巻に入るころから徐々にヒートアップしてきますが、最後まで「ハゲタカ」のような話に引きずり込まれる感覚はあまり得られませんでしたし、筋に関係ない人間描写が多すぎてテンポが悪い気がします。テーマは確かに機を得たものでリアル感も相変わらずすごいのですが、待っていた新作なだけにちょっと残念です。 | ||||
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