■スポンサードリンク
ドンナ ビアンカ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ドンナ ビアンカの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 21~39 2/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドルチェの続編にして女刑事・魚住シリーズ初の長編。 今回は誘拐事件を追います。 前作の短編ドルチェは比較的カジュアルな刑事小説でしたが、 長編になって濃厚な警察小説らしくなりました。 なかなか良かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誉田哲也氏の作品を多く読んでおります。今回は、登場人物二人が交互に話を展開して行く形式でどんどん話に引き込まれ、一気に読んでしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誘拐事件の捜査にあたる強行犯係の魚住久江と、キャバクラに勤める中国人に恋に落ちた村瀬の二人の視点で物語が展開されていく。 序盤から中盤にかけては、誘拐された村瀬と副島の接点を探る展開や、誘拐犯に振り回される警察の様子、村瀬と瑤子の純粋な恋愛などが楽しめたが、終盤はあっさりと事件が解決してしまったのが物足りなかった。もう一ひねり、別の展開がほしかった。 魚住久江と練馬署の同僚の峰岸の関係がおもしろくなりそうなので、魚住シリーズの続編に期待したい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな誉田哲也です。一気に読んでしまいました。 対応も早く大変満足してます ありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『ドルチェ』に続く、女刑事・魚住久江シリーズの第2弾。今回は長編である。 中国人女性との純愛を静かに育む村瀬と、大手外食企業の専務の誘拐事件を追う魚住と金本が交互に描かれる。 姫川玲子シリーズに比べると主人公の魚住久江には派手さは無く、ごく普通の女性刑事という感じだ。特にこの作品の中では魚住の役回りは主人公というよりも、むしろ脇役と言っても過言ではない。この作品の本当の主人公は村瀬と中国人女性の瑶子のようだ。この二人の純愛とそれを巡る事件を魚住久江という媒体を仲介して描いている。 従って、警察小説として読むより、村瀬と瑶子の純愛を巡るサスペンス小説として読むのか正しいようだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一人の外国女性のために、人生を狂わす、二人の男の運命を描く、著者独特の、サスペンス。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズは以前にも読みましたが、この本もやはり、面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ありだと思う。 けど、主犯が「もうやめだっ。 全部ナシッ」ってのはちょっといくら何でも雑過ぎ…w 恋愛モノと思っていれば程々に楽しめますが、刑事モノと思って読むと肩すかしな気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすが誉田哲也さん! とにかく先が気になる展開にハラハラします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山に登るがごとく盛り上がっていく文面です。 冒頭は少々「耐」の境地。 中盤以降は誉田流炸裂!? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々にグッと来る作品。 殺人もなければ、頭をひねるようなトリックも、どんでん返しもない。 要は大事件は起きません。 が、心に染み入るような哀しさと同時に優しさにみちあふれた作風は見事です。 ミステリーであると共に優れた愛の物語でもある。 ふたつの孤独な魂が寄り添ってゆくさまを暖かな筆致で描いている。 派手さや過剰な刺激を添える事なく、とても上質な文芸作品として仕上がっている。 あの「火車」に通ずるものを感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
でも、ちょっと二の次になるくらい、村瀬さんに同情して自分を重ねてしまう…。 誉田さんのお話はいくつか読ませて頂きましたが、こんなに自分と考えが近いキャラは初めてで、村瀬さんをそんなに苛めないで(>_<)…という気分に(笑) あと揺子ちゃんが可愛いですね。 あれは守りたくなるわ、うん。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
期待通りの商品でしたありがとうございます。 早速読んでおります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読めば読むほどに魅了される展開で、ずっぽりはまっています・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドルチェの続編。美人でも不美人でもなく、ほどほどに仕事が出来、バツイチ、子なしの中年女性刑事・魚住が主人公です。同じ著者による人気シリーズの主人公・姫川玲子は美貌で刑事勘に優れ、深町秋生氏の八神瑛子も美貌刑事であるだけでなく男性勝りで有能。秦建日子の雪平夏見に至っては”完璧な美貌”かつエース刑事として主人公を張るわけで、そこが人気の一端だと思いますが、派手過ぎで現実感が希薄。この本の主人公は比較すると、非常に地味。逆に、こんなに普通の女性をどうやって主人公に育てていくのか、難しそうなチャレンジを頑張って、と誉田ファンとしては期待していました。 ドルチェはそこそこ期待できそうと読み終わり、この本も購入したのですが、うーん、地味に始まり、地味に終わって、周辺のキャラクター、特に主人公と過去に一夜の過ちがあったというドルチェにも登場する男性刑事もほどほどに仕事が出来ても、なんだか魅力がない。魚住も彼もなんだか魅力がない。私は未見ですが、ドラマでは魚住を松下由樹が演じていたそうですが、特に美人でなくとも松下由樹さんの魅力は分かります。人間ってそういう平凡だけど何らかの魅力があるはずなのにーまして、ドラマや本の主人公ならー魚住さんは、ほどほどに仕事が出来る主人公で終わってしまって残念です。 おそらく、魚住シリーズは、普通の一般人女性の大半の日常を描いているのでしょう。可もなく不可もない毎日を。八神瑛子や雪平夏見は絶対、存在しませんから、まして男社会の刑事が主人公なら。でも、イソイソと高いお金を払う甲斐はなかったな、文庫を待てば良かったなというのが正直な感想です。魚住の後輩刑事、年下の峰岸との関係をどうやってつなげていくのか、今もまだ誉田氏には期待しているんですが・・・魚住、頑張れ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
汚れもな綺麗で、表示通りの商品でした。商品到着も3日後と大変に満足しました。有り難うございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ただ愛する、愛おしい、その為に行動する誘拐犯。 純粋な愛を貫く男と、金と権力で女を縛る男が引き起こした誘拐事件は、 単なる推理小説にはない面白さがある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物それぞれに感情移入しながら、あっという間に読み切ってしまいました。 登場人物「村瀬」の一人称での回想と魚住刑事が招集された捜査本部の状況とが交互となり、ストーリーは展開します。 読み進みにつれ、村瀬の回想が事件発生時点に近づいていき、そして捜査も進行していきます...「見えない犯人」に翻弄されながら。 この回想と現在進行中の事件捜査のストーリーとが、どう結節するのか、もっとも惹きこまれた所です。 そして、この「回想」は事件の動機そのものにたどり着いていきます。 こちらの流れの方が、むしろ、この小説の主軸部分のように感じました。 そう「村瀬」の方こそ、この小説の主人公といえるでしょうね。 序章から語られる村瀬の生い立ち、恵まれない境遇から、どんどんと破滅に向かっていくのかと思いきや、彼はむしろ無垢なキャラクターとして描かれます。 自分の運命に割り切りつつ、できる範囲でなんとか生きていこうというとする姿は切なさに近い共感を覚えます。そして、その彼が、なぜこんなことに...と、同情を禁じえません。事件の終結がやや唐突なのと、クライマックスを迎える場所が、別にこの場所じゃなくても、と、これらの点についてほんの少しだけ「ん?」と感じる(繰り返しですが、本の少しだけ)ところがありますが、登場人物の人物像と心情がリアルに伝わってくる、まさにドラマな小説だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誉田哲也の小説にはいろんなシリーズがありますが,これは女刑事 魚住久江シリーズの第2弾。 同じ女刑事ものでも姫川玲子のようなスリラーものではなく,人生の悲哀を感じさせる渋い内容です。 酒販会社で働く41歳の村瀬邦之は,配達先のキャバクラで働く中国人不法就労者である瑤子に思いを寄せるようになる。 その瑤子の愛人である副島孝から,瑤子との偽装結婚を持ちかけられ,副島が役員を勤める会社で働くことになった。 村瀬と瑤子,形だけの結婚であるが,たまに一緒に食事をして,メールを交換する関係が続く。 しかし,瑤子の庇護者であるはずの副島は,やくざの女に手を出したことからゆすられており,会社の金を使い込み,瑤子の給料に手を出すほど金を必要としていた。窮した副島は村瀬に狂言誘拐を持ちかけ,義理の姉が経営する勤め先に身代金2000万円を要求する。しかし,思惑通りに進まないことから,村瀬の小指を切断して送りつけ,そこから事件の真相が暴露することとなる。 話の筋としては単純だし,意外性も少ない作品です。主人公の久江もこれといった活躍はないですし,誉田哲也の小説としてはいまいちの感があります。 しかし,ともに思うに任せぬ人生を歩む村瀬と瑤子の儚い想いのやり取りは,この小説を読み進ませるに足る原動力となっています。 最後はハッピーエンドで終わるのですが,村瀬と瑤子の後日談をもう少し加えてほしいと思いました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!