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国境の雪
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国境の雪の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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実名で描かれる実在する人物はじめ、ほとんど全員がお目出度い筋肉脳。ミスター・ビーンのコメディ映画みたい。 人殺しを厭わない冷酷な捕食者からの逃避行ストーリィに、諜報活動のインテリジェンスやヒューミントは必要ないのでしょう。 活躍する現場工作員は尾行点検をしないし、人目につく場所には出かけるし、連絡方法は杜撰でも都合よく話は進むしで、まさにお花畑的諜報戦。 ジョン・ル・カレやフォーサイスなどの大御所や、麻生幾的なエスピオナージの世界とは次元が異なります。 さはさりながら、随所に描かれる支那及び北朝鮮全体主義国家の恐ろしさ、矜持のない日本国政治、米国の身勝手さが正鵠を射ていることと、 娯楽小説として楽しめるため星三つを進呈です。 | ||||
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個人的には、近年の世界政治に興味がないので、あんまり引き込まれる事はなかった。そもそも、中国や北にも関心ないしなぁ。ひたすら分厚い本を読破するのに頑張ってた。あと、この人の本て、主人公同士が男女の関係になり、二言目には胸にそっと顔を、みたいのがお決まりのセリフとして何度もでるのもなんか気に障る(笑)深いようで実はそうでもないような内容と感じる | ||||
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これははっきり言って小説としては二級品ですね。主人公ふたりの人物像に深みはなく、ストーリーも陳腐でこっちに訴えかけてくるものがない。第一、純子が持ち出した機密ってのがあいまいでよくわからない。わかる人がいるのかな?作者はストーリーよりも国際情勢に関する自説、考察に主眼を置いてるんじゃないかな。そっちはさすがに小説家が書くだけあってわかり易いしすごく面白い。国際情勢を考える上でのヒントを与えてもらった感じがします。 | ||||
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ここ数年におきた国際政治情勢の様々な事件の裏を明かすような内容はなかなかおもしろいのですが、細かい部分で単純なミスが見受けられるのが残念です。 北京のホテルの場所の表記の間違いや、ラサの中心部から見える丘の上のポタラ宮のことをダライ・ラマの夏の離宮ノルブリンカと書いていたり・・・(ノルブリンカは丘の上にはないしラサ中心部から見通せません)、胡錦濤や温家宝が会議の時に食べる食事を飲茶、という日本人から見た中華のステレオタイプなイメージ、等が、ああ、実際に現地を見て来ていないんだなと思わせてしまうがっかり感があります。 また純子の心理変化も唐突な感じがありました。 その辺を差し引けば、面白く読めます。 | ||||
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