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輝天炎上
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輝天炎上の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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『ケルベロスの肖像』と同じ時系列を 『螺鈿迷宮』の主人公、天馬大吉を語り手として 裏から描いた作品です。 『ケルベロスの肖像』は大事なことが描かれておらず、 隔靴掻痒の感がありましたが、 それは本作に謎を残しておくためでした。 つまり、本作が当時の一連のシリーズの 当時の真の完結作だったと言えるでしょう。 …ですので、本作を読めば 『ケルベロスの肖像』は読まなくても良いように感じます。 本作を読むに当たっては 『螺鈿迷宮』だけは読んでおいた方がいいでしょう。 ただ、他の作品は読んでなくても大丈夫です。 「他の作品で何かあったんだろうな」 くらいで充分に読み進められます。 暗躍するものたちが何をなそうとし、 結局何をなせたのか。 浮かび上がった闇は再び闇に戻っていきました。 作者は後継作も描いてくれていますが、 2022年2月現在、その闇はまだ闇のままです。 落第生の天満くんは相変わらずモテモテです。 新たに登場した美少女、冷泉深雪との関係にも注目です。 二人は7年後の作品、『コロナ狂騒録』でも共演します。 そちらも併せてお楽しみください。 | ||||
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「コロナ黙示録」を読んで白い服の人は誰なのだろうと思い、「氷獄」を読んで白い服の人から種付けしていった女の人は誰だったか?と思って本書に遡及。 単行本で読んだ時も十分面白く読んだのだけれど、他の作品と絡めて一気に読むと面白みが増す。さすが「桜宮サーガ」と呼ばれるだけのことはある。しかも単発で読むと登場人物の造形が薄く思えてしまうのだが、「サーガ」の中に置くとその厚みが増す。単発で読んだ時よりも主人公に強く感情移入してしまった。また出てこないかな。 | ||||
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良品でした | ||||
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お安く買ったにもかかわらず、美品で驚きました。注文から到着までも迅速でした。また買いたい本があったら、頼むと思います。 | ||||
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一気に読む進めてしまいました。ありえないよーでいて、ありえないことが起こってしまっている世の中の崖っぷちを見た人だからこそ、かけるノンフィクションのよな気がするー。のです。というのはあくまで想像でしかないのですが。現実のパロディ? | ||||
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螺鈿迷宮の天馬が主役で前半はライトノベル調、後半はケルベロスの裏ストーリーです。特に後半は、ナイチンゲール、螺鈿、極北クレーマー、ブラックペアンシリーズが一つに交わる展開で、途中話が跳んだり、他作品の登場人物、エピソードと強引につなげる部分も目立ちますが、二つの螺旋が交わり消えるラストの余韻はシリーズの中で一番味わいがあります。一連の作品を読んでおき、3人の美女(うち一人は悲劇的です)が天馬に思いを寄せる設定が素直に受け入れられるなら十分楽しめると思います。 | ||||
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主人公は「螺鈿迷宮」の東城大学の留年医学生・天満大吉。 Aiセンターが出来上がるまでの話で、 「ケルベロスの肖像」は、田口公平目線 「輝天炎上」は、天馬大吉目線 で、語られる。 同じ場面も多いですが、「輝天炎上」では、桜宮一族の生き残りの話もでてくるので、新たな事実もあり楽しめます。 「ケルベロスの肖像」から読むことをお勧めします。 私は、本書を読む前に「螺鈿迷宮」を読み直しました。その方が桜宮一族の怨念だとかいう話は、分かりやすいと思います。しかし、桜宮一族は恨み過ぎのような気も… バブル三部作の「ブラックペアン1988」「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」「ジーン・ワルツ」「マドンナ・ヴェルデ」「極北クレイマー」「極北ラプソディ」の登場人物や話がでてきたりと、桜宮サーガの物語がちょこちょこ絡んでくるので、海堂作品を全部読んでいる方が楽しめます。 三枝家と桜宮家が親戚同士なのには驚き。ひかりの一族・三枝家を根絶やしにしようと、極北での暗躍があったとは! 三枝茉莉亜院長の眼力はすごい。 曽根崎理恵に闇をうつすとか、小百合は魔女!?桧山シオンまでおかしくなるし。 「ケルベロスの肖像」と共に、だらだらした感じだったのが残念。 個人的には、バチスタシリーズが好きなので、白鳥さんの変な活躍がもっと見たかったです。 シリーズの最後の物語らしい「カレイドスコープの箱庭」と、理恵の子供・薫の出てくる「医学のたまご」を読んでみたくなりました。 | ||||
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間違いはないと思います。まだ読んでいないのは、もったいないからです | ||||
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一通り読み返して改めて思う。 海堂ワールドはおそらく多分永遠に閉じないw ビックバン同様、広がり続けて行くんだろう。 故に、帯に「いよいよ完結!」「ここに完結!」「最終章」などのフレーズはもうつけないで欲しいw | ||||
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海堂さんの作品は、医師の目線から 小説ながらリアリティーを感じる面がありましたが、 螺鈿シリーズは、ストーリーに無理?というか現実感のない作品でした。 しかし、桜ノ宮一族のキャラクターは魅力的で、小説として 引き込まれる作品でファンでした。 その続編ということで、楽しみにしていました。 新たなストーリー展開というよりは、 バチスタシリーズの本編「ケルベロスの肖像」 派生シリーズの「極北シリーズ」 この2作品を別視点から描いた感じです。 最近の海堂さんの作品はストーリーはイマイチ、 本作品も・・・・・・ しかし、螺鈿シリーズのファンなら、充分楽しめます。 | ||||
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「チーム・バチスタの栄光」から始まった東城大学を舞台にしたシリーズの最終作。 「ケルベロスの肖像」のアナザー・ストーリーとなっています。 この二作品の関係は、「ケルベロスの肖像」が表の物語とすると、「輝天炎上」は裏の物語といったところでしょうか。 一つの事象の二面性が、この物語では様々に語られています。 従って、この二作品を読み終えて、物語の深みを強く感じました。 最終作らしく非常に楽しい小説になっているのですが、私の場合は関連の作品群の大半を読んでいたので、十分に楽しめたのですが、問題は読んでいない人にとってはどうなんだろうと言う事です。 シリーズの中ならともかく、それ以外でも関連する作品が多く、その知識があったほうが良いというのは、どうなんでしょうか? そこがちょっと気になりました。 | ||||
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螺鈿迷宮の裏バージョンなので、先にそれを読んでおくのが望ましいでしょう。 新たな事実が発覚し、飽きさせません! | ||||
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螺鈿迷宮を読んでからにしましょう。できればその他シリーズも。 | ||||
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複数の作品にまたがって、様々な登場人物が、いろいろなことをしているので、「ああ!あの人か」「もしかして、この人って?」という感覚になるのが、著者の作品の特徴。 それは、まるで蜘蛛の糸のようでもあり、絡み取られると、次々と著作を手に取ることになる。 一つずつの作品は、後世に残るような名作とは思わないのだが、複雑に枝分かれしている作品を読み続けていくと、引き込まれて、はまる、という点では、名作群と言って過言ではない、と思う。 少なくない人が、関連作、自作に期待したり、楽しみにしたり、してしまうことからも、言えることだろう。 天馬くんの、医師としての姿が、見たい。 この願いは、かなうだろうか。 | ||||
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本屋で探して買うより、直接自宅まで届けてくれるので便利です。内容はもちろん一緒です。海堂尊ファンなら便利では? | ||||
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ちょっと待ったあッ! 「ケルベロスの肖像」を未読の向きは、是が非でもそちらから先になさるが得策。 というか… 海堂作品未経験者ならば、相当アドバンス編なので著作時系列を追われたほうが賢明かと。少なくとも「ケルベロス」の前の「螺鈿迷宮」は必須。 ま、文庫に落ちているのをしこたま買い込んで、次々読破するという、切れ間ない悦楽を獲得されたし。夥しい作品群海を泳ぎ渡ってきた読者としては、たった今から怒涛の海へ飛び込もうという人あらば、嫉妬のあまり断崖から突き落とし、挙句の果てに「あんな素敵な海に突き落としたりするんじゃなった」と歯ぎしりして後悔してしまうだろう。 「ケルベロスの肖像」読了の熱冷めやらぬまま、何やら華々しくもおどろおどろしい表題に惹かれて本書を手に取る。なるほど「『ケルベロスの肖像」のアナザーストーリー』とは知らされてはいるが、読み進めると単に裏話というだけのものではないと気づく。重複シーンも、ある種のネタバレ要素もさほど気にならないばかりか、「ふんふん知ってるぞ」てな優越感をくすぐられたりもする。 エンディングに近づくにつれ「ケルベロス」に続いての「輝天」の刊行の意味、すなわち著者の目論見が完全に透けて見えてくる。順路を違えず歩めばこそ謎の糸の絡まりようを見極める心眼を得、輻輳音を体感しながらドラマの帰結が迎えられる。 とにかく、そのあたり、読者心理をくすぐり操りの名手、海堂術師の術中にてらいなく、ままに落ちていくのもまた心地よいというもの。 なんといっても、本書のメインキャスト東城医大の多重留年生「天馬君」のファンになる。 そうそう、嬉しいことに、うっすらと見えた気がしてくる。 バチスタシリーズの行く末が… | ||||
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何時もながらの海堂節、またまたたのしませてもらいました。次回作品にも期待! | ||||
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ケルベロスで不明だった点が補足され、バチスタシリーズが完結しました。ただ・・他のレビューにもある様に、他の作品も読んでないと理解できない所が多数!例えば僕も「清川って確か帝華大では?」と思って・・「あぁ!弟の方か!」と納得しましたが・・これも(ひかりの剣)を読んでないと勘違いするでしょう。この後も(ジーン・ワルツ)の双子が光と闇の対決を引き継ぐ流れの様ですし・・複雑過ぎ!(ジェネラル・ルージュの伝説)巻末の人物紹介では不十分!ここは各出版社合同で人物・時代及び関連作品が良く解る関係図を載せて欲しいです。あと個人的希望では(ひかりの剣)の朝比奈が極北の速水の前に再登場して欲しいですね! | ||||
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医療関係のミステリーを書く作者による、ある崩壊した病院一家の続編 海堂さんは、チームバチスタで有名になって、マドンナヴェルデなど 色々な医療に関わる作品を作られている方で、特に説明の必要はないかと思います。 この作品は、螺鈿迷宮、終末医療を中心にやってきた、「でんでん虫」が 不審火になり、焼け落ち、その跡地に「でんでん虫」によく似た医療施設が でき、こちらも「でんでん虫」同様焼け落ちます。 この、炎上する物語は、すでに作品として「ケロベロスの肖像」が存在しますが、 その作品のサイドストーリーのような作品になっています。 螺鈿迷宮から数年後、螺鈿迷宮の際には、内部調査のために 「でんでん虫」に潜入した天馬大吉が今回の主人公です。 螺鈿迷宮の際は、薬漬けにされながらも「でんでん虫」(碧翠院桜宮病院)に 縁があるせいか、今回もでんでん虫の跡地に建った「ケロベロス」に 関わりを持ちます。 目新しいのは、優秀な同級生でついでに美人という冷泉深雪ぐらいが、新しい メンバーで、その他は海堂作品のどこかで登場してきた人物ばかりです。 ケロベロスの肖像にあったような、警察の暗躍に焦点を当てたのではなく 螺鈿迷宮での生き残り、双子の姉妹のすみれと小百合のどちらが生き残り どのような復讐劇を繰り広げたのかを中心に展開されます。 特に後半、既に「ケロベロスの肖像」で結果はわかっているのですが、 思いも寄らない展開に引き込まれます。 この作者の作品は、前作を読んでいないと、かなり内容を把握するのが難しい点です。 前作を読んでいると、この正確が真反対なすみれと小百合、そして 死んでいる確率の高いすみれに恋していた天馬と複雑な人間関係の基に 大人の利害関係が渦巻く医療ミステリーになっていることがわかるのですが。 また、これもこの作者の特徴なのですが、完結編といって、完結していないのが もどかしい点です。特に、双子の姉妹の生死については述べていませんし、 最後は、天馬がベッドからいなくなるだけで、前半あれだけ絡んでいた冷泉深雪が あとかたもないのが残念です。 とはいえ、過去の海堂作品みたいに、闇にたたき落とされて、暗い気持ちのまま 読み終わることもなく、少し謎を抱えたままになりますが、展開のおもしろさを 反芻できる良い作品になっているのではないかと思います。 双子の姉妹、そして冷泉深雪とめずらしく女性がおおく登場する海堂作品、 とても良い作品になっていると思います。 | ||||
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バチスタから全て読んできましたが、最高の出来ではないでしょうか? | ||||
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