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(短編集)
みぞれ
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みぞれの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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ちょっとセンチメンタルに過ぎるかな。 | ||||
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本作は2019年、京都産業大学の入試に採用された作品である。 問題文としてどの程度の文章が出るのか、把握するという意味でも、一読あるべきと思う。 | ||||
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感じ方は、人様々。おゆるしを。 これまで、どれを読んでも「外れのない作家」という認識だったが、私にはこの文庫は、1000%外れ本でした。 返品したいくらい。 一番最後の「みぞれ」に重松さんの作風が感じられたが、 あとは、文字通り「十把一絡げ」本。(小品11編の合本) これらは、本当に「重松清さんが書いたんですか?」これが正直な感想です。 各小編は、初出で少しでも「当たり」があった作品なのか? 「柳の下の泥鰌」を角川の編集者は狙ったつもりなのか? この文庫、角川の編纂編集に「浅ましさ」さえ感じました。 幸い、私には これが重松作品の1作目=初めての重松作品デハなかったこと。 もし、これが1作目ならば、「駄作家烙印を捺して」重松清を知らずにいてしまったところだった。 こんな作品集を今まで、知らなかった事が、幸いだった。 重松さん、数冊の素敵な作品をありがとうございました。 | ||||
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ただ、いずれの話も引き込まれる展開を感じず、もう一度読みたいという気にはなれませんでした。多分、これは重松さんのせいではなく、私の方に問題があるのでしょうね。 | ||||
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重松清の本をほとんど読んでいる子どもに購入。めずらしく「あんまり…」といいました。 | ||||
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思春期の悩みを抱える十代。社会に出てはじめての挫折を味わう二十代。仕事や家族の悩みも複雑になってくる三十代。そして、生きる苦みを味わう四十代――。人生折々の機微を描いた短編小説集。 | ||||
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初めて読む重松作品としてこの短編集を選んでみました。 泣ける物語を期待してましたが、そうでもなかったです。軽い感じで読了しました。 | ||||
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サラリーマンの悲哀を描いた「メグちゃん危機一髪」子供のいない41歳夫婦の 物語「石の女」等ひたむきな人生を描いた短編はグッとくる内容である。 そして一番泣かせる「みぞれ」晩年を迎えた父に複雑な思いを抱く43歳の息子 の気持ちを見事に描いた秀逸な作品である。 | ||||
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人間が葛藤していく、ごくありふれたテーマを温かく冷静に作品に込められていると感じます。 重松先生の十八番。 ファンなら絶対、初めての方もぐっとくると思います。 必読です! | ||||
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本書は、直木賞や山本周五郎賞などを受賞され、多くの名作を世に 出し続ける著者が、1999年〜2006年までの8年間に書いた11の物語 を集めた短編集である。 本書に収録されているのは、「拝啓ノストラダムス様」「正義感モ バイル」「砲丸ママ」「電光セッカチ」「遅霜おりた朝」「石の女」 「メグちゃん危機一髪」「へなちょこ立志篇」「望郷波止場」「ひ としずく」「みぞれ」の作品群で、初出は、『サンデー毎日』や 『別冊文藝春秋』や『小説現代』などで発表されたものである。携帯 電話や、都会の海に突然現れたアザラシや、平成大不況で吹き荒れ るリストラの波など、当時の世相を反映したテーマもえがかれてい るのが印象的である。 それぞれの物語の登場人物たちは、10代の学生であったり、20代の マスコミに勤める若者であったり、30代の夫婦であったり、親の介 護に忙しく過ごす40代であったりと、バラエティーに富み、物語の 文体も登場人物に呼応したかたちで書かれた、個性豊かな作品群と なっています。重松作品では、40代で既婚の父親という設定や、小 学生という設定で主人公をえがいていく物語が多い中、本書の登場 人物の多様性は、本短編集の大きな特徴といえるだろう。 特に秀逸だと感じたのは、2004年以降に書かれた「望郷波止場」と 「ひとしずく」と「みぞれ」で、自然な文脈の中で、押しつけがま しくなく、読者に感じさせる強いメッセージが込められている。 読んでいて、多くのメッセージを感じざるを得ないこれらの作品は、 まさに、著者ご自身が目指しているという「息をするようなお話」 と言える作品ではないでしょうか。 8年間というタイムスパンの長い期間に書かれた、バラエティーに 富む作品を集めた短編集をどうぞ。 | ||||
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11の短編から成り立っています 自分は重松さんの本を割りと読んでるからかもしれませんが、 ストーリーの3分の2くらい読むと、最後がある程度わかってしまうので そこから先は流し読みになってしまいました。 締めくくりは、読者を感動させたいわけだから、こうだろうと・・・ 予想してしまいました。 | ||||
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久しぶりの重松作品でしたが、やはりどの作品も読んだあとに心が温かくなります。 ってまだ途中なんですけど、嬉しくなってレビューしちゃいました。 この7、8年あまり小説を読まなくなり、手に取るのは自己啓発本やら仕事関係の本ばかり…。 ふっと気がつくと、自分もいつの間にか重松作品の主人公たちと同年齢になっている。 10年程前に重松作品を読みまくっていた頃も、何となく主人公たちに共感している自分がいたが、今新たに読んでみるとより一層深く重松ワールドに、ごく自然に引き込まれているのに気付かされます。 これを機に、この間発行されている未読作品も読んでみたくなってしまいました。 | ||||
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重松清の短編集はこれまで多く読んできたこともあって、今回も良くも悪くも期待を裏切らない中身だった。あえて言うなら、主人公の年齢がいつもより多彩なところが特色でしょうか。 印象に残ったのは「メグちゃん危機一髪」。タマちゃんネタをモチーフに、本社残りと地方左遷にわかれるふたりの課長さんの話。こういうのがズキンズキンとリアルに感じる年頃になってしまったんだね。 ほかにも、砲丸投げ選手の女子高生と陸上部マネージャの男子が結婚した家庭の話「砲丸ママ」とか、子供に恵まれなかった家庭が甥っ子を一晩だけ自分の家の子にしてしまう「石の女」あたりが印象に残りました。 | ||||
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11編の短編で構成される。 それにしても、どうして 重松さんの本は、こんなにも泣けるのだろう。 今作の一番のツボは「望郷波止場」だったが、 そのほかにも、必ず、ウルッとくる場面が用意されている。 是非、ハンカチを用意して、ご覧下さい。 | ||||
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10年ほどかけて作られた短編をあつめた作品集。 どの作品も重松さんらしさがよく出ており、万人に受け入れられる内容に仕上がっていると思います。 この人は、思春期の学生を書くのもうまいけれど、その思春期の子どもを持つ親くらいの世代の人間を描くのも抜群にうまい。 今回は、「望郷波止場」が一番好きです。 | ||||
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重松さんの作品を初めて読みましたが、他のレビューに違わず、どれも心に残るあたたかい作品でした。ここにでてくる人たちは、みな正面きって“幸せ”とは言い切れない人たち。みな、ごく普通に生活しているけれども、何かしら心に痛みを持っています。だから他の人たちの何気ない言葉に傷ついたり、自分を責めたり、“しょうがないよね”ってあきらめたり。。。そして、どれもハッピーエンドというわけでもない。でも、だからこそ等身大で、あたたかいんです。ここに描かれている情けない気持ち、切ない気持ち、悲しい気持ち、優しい気持ちは、立場が違っても、きっと共感できます。特に心に響いたのは、“望郷波止場”、“ひとしずく”、“みぞれ”です。 | ||||
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『みぞれ』は、重松清ワールドが詰まりに詰まった作品であると思う。 表題作「みぞれ」は、『卒業』のような哀愁漂う作品だし、 「拝啓ノストラダムス様」は、エイジみたいな青春を感じさせられる。 「メグちゃん危機一髪」のような中年のリアルさを思わせるのも重松氏のうまいところ。 ただ、似たような話が多く(重松氏の作品の多くを読んだ私には)、 先が読めすぎてしまうのが気にかかってしまった。 まぁ、そこが持ち味の一つでもあると思うが・・・。 | ||||
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10年近くの間に発表された短編を、アドランダムに収録した作品集。 時勢が懐かしい作品や、個人的に思い出したくない時期の時事ネタもあり、本当にバラエティ−に富んでいる。 どこを切っても重松作品で、10年前から現在まで、こうもポリシ−を変えずに優れた作品を発表し続けたものだと、感心します。 決して最高傑作とは言いませんが、重松作品の色々な側面が凝縮された、カタログ的な作品集という意味で、非常に意義がある一冊だと思います。 | ||||
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うーんうまいなぁと感心させられる短編集。 重松は自分と同じ年の主人公のものを書かせると非常にうまい。 心に響く作品もその年代の主人公ものが多い。 とはいえ、この作品集での一番のおすすめは、 「望郷波止場」だろう。 多少のあざとさも感じるが、 それをうまくマスコミのあざとさに転化している。 星を4つにした理由は、 他の作家なら5つでいいが、 重松清のものは、ハードルが高いということ。 | ||||
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様々な人々の様々な瞬間を切り取った短編集。全ての作品がテレビドラマを見ているよう。物語の展開が早く、映像が頭の中に浮かんでくる。ここにある11編全てが映像作品になる完成度。特に「へなちょこ立志編」「望郷波止場」「ひとしずく」「みぞれ」の後半4作品が秀逸です。 | ||||
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