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(短編集)
みぞれ
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みぞれの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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この作品には11篇の短編が収められている。自分は重松清は家族の物語を書かせると日本一の作家だと思っているので、中でも『みぞれ』『ひとしずく』『石の女』は心に響いた。特にこの3篇はぜひみなさんにも読んでもらいたい。 | ||||
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あらゆる世代のお話をちりばめた珠玉の作品集です。 10代から40代まで もちろんその年代を通り過ぎた重松さんだからこそかける作品集だとは思う。 そして同じく40代に入ってしまった自分にも 似たような経験として自分の身に置き換えても 十分に分かる話が多かった。 ただ夫婦ものは・・・ 独り身の人間には分かりづらいところもあるんだけど、 結婚してなくても なぜか少しは分かるような気もするから そこは不思議だ。 重松さんの筆力のおかげだと思う。 どちらかといえば 30〜40代の話が多いので 共感できる部分が多く、 途中読むのが辛くなってしまうところも。 結局読んでいる自分にも跳ね返ってくる物語の奥の深さに やるせなさが襲ってきたり・・・。 『息をするようにお話を書きたい』 という重松さんの言葉。 息をするようにお話を読みたい そう感じられる作品集でした。 | ||||
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十代の高校生から、リストラや親の介護といった問題を抱える四十代の男性まで、さまざまな年齢の男女が主人公の、11の短編が収録されています。 十代の自殺、子供のいない家庭の悲哀、学校で心をすり減らす教師、街に現れた動物をとりまく人間たちの狂騒、リストラ、親の介護……。タイムリーな問題をモチーフにして、時に笑わせ、時に考えさせながら、人の心の機微を描ききった作品ばかりです。 表題作の「みぞれ」は、病気の後遺症を抱えながら故郷で暮らす父親を見つめる息子の話。大人にとって、涙なしでは読めない一編です。電車の中で読んでいて、本当にヤバかった……。 おすすめです。 | ||||
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