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(短編集)
アマニタ・パンセリナ
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アマニタ・パンセリナの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全42件 1~20 1/3ページ
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今じゃネットでイリーガルドラッグも買えるし知識も得られる ドラッグ中毒になるのにリーガルもイリーガルも関係はない そして、この本は情けない 目次にドラッグ名を書き連ねておいてバキバキなイリーガルドラッグの経験は乏しい だがガッカリする事はない らもさんは自分自身のスタンスを保ったままでドラッグについて語ってくれている ユーモラスで優しさに溢れる文章で 私はこれを読んでつまらないと感じる人とは話が合わないと思う 洒落た酔っ払いの素敵な本です。 | ||||
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自分の経験がないものも書かれてるので面白かった | ||||
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昔、花粉症とかアレルギーとかの診断もなかった頃、季節になると咳がとまらず、咳止めシロップか龍角散を仕事場の引き出しに常備していた。せき止めシロップには習慣性があり、飲まないと咳がでるようになった。3日で一本消費するようになり、で、これはマズイーとやめた。習慣性のあるものは恐らくイケる。 | ||||
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中島らもの世界観がとてもいい。中古品だが全く気にならない程綺麗だった。 | ||||
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この人は人間が大好きなんだろう。好きが故に、時にウツになりアルコールをあおり、ブロンに浸かる。様々な薬物に対する自らの経験談から成る本。何故、薬に手を出すのかについてのらもさんなりの考察が光る。どうしようもないすべてのアナタにお勧めの本。 | ||||
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まぁ書籍については内容の満足度は別になりますが、品質に問題はありません。 | ||||
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冒頭も冒頭、「ガマなめ」に児雷也を登場させて語るあたり、おっ、この話は面白いのではないかと予感を胸に抱きつつ、読み進めるうちに、らもさんの筆がどんどん滑らかにらも節が炸裂していきます。後半、ハシシュに登場するドイツ人の名前を読んだ瞬間、それまでニヤニヤ笑いで済んでいたのに、声に出して笑ってしまいました。電車の中で読むのには、物騒な単語と笑いのエピソード満載で危険ですが、薬に興味ある人にもない人にもオススメの一冊です。途中、咳止めシロップのあたりで本当に市販されている薬なのかググったとき、偶然、市販されていてお手軽な風邪薬にも阿片系が入ってることを知って愕きました。らもさんも「シャブ」の回で書かれていますが、「知識」って大切。気をつけようと思いました。そして、不味かったり、気持ちが悪くなったり、頭痛がするってわかってるものに手を出して、自ら体験してみるらもさんの好奇心旺盛さに脱帽しました。 | ||||
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中島らもの作品の中には『今夜、すべてのバーで』もそうだったが反キリスト教思想が感じられる作品、表現が含まれている。それは意図的にやっているとしか思えない。中島らもは、聖書に書いてある善いこと悪いことを意識しながら意図的に、そのキリスト教思想への反抗として悪徳の表現をしていたのである。 しかしその悪徳の表現というのもあくまでもプロレス的な演技のようなものであり、観客である読者にまで累が及ばないような書き方をしている。ただキリスト教徒でない大部分の日本人には反キリスト教の表現というのは気づきにくく、分からない人は分からないまま見過ごしてしまうであろう。反キリスト表現の模倣をしなければならない必然性のあるキリスト教徒(が身近にいる)の日本人は少ないはず。私は中島らもファンだがファンであることと模倣するということは違うという実感もあらたにした。 アルコールも過度の飲酒はキリスト教からすれば、たとえ合法でもまぎれもない悪徳であるがゆえにこの『アマニタ・パンセリナ』にも取り上げられたのだろう。 日本の作家で反キリスト教文学が書ける立場にいる作家というのは日本にキリスト教徒が少ない以上、非常に少ないはずである。私は昔、アントナン・アルトーの『ヘリオガバルス』やボードレールの『惡の華』を読んだがそれらについてはもはや忘れてしまった。しかしそれらは反キリスト教文学のはずである。中島らもは関西人としてというのか個人として他人を笑わせる才があるがゆえにかなりの数の読者がついた作家だったが、反キリスト教作家という日本においては非常に珍しい立場にいたのである。 (私はほとんど聴いたことがないが)ビートルズやストーンズから反キリストの要素を抜き去ることはできないように中島らもからも反キリストの要素を抜き去ることができない。 私は日本人が書いたキリスト教文学というと田中小実昌の『アメン父』くらいしか読んだことがない。ただキリスト教徒の大学研究者の書いた本は何冊か読んでいるはず。キリスト教徒の文章というのは、それとわかる特徴を見せている人が多いような気がするが、分からなかったことも多かったかもしれない。 そして日本人が反仏教という表現形式で反抗をするのかというと、それはあり得ない。なぜかというと仏教において出家者は、まさに家から出て個人資産を持たない身分になった人であり、子どもをもうけてから出家する人もいたはずだが、出家している限りは子どもをもうけれらないのだから反抗してくる子どもというのがいないのである。それから仏教で定められた戒を破る人というのは単なる俗人でしかなく、ことさら悪というわけでもない。そう考えると仏教へ反抗する若者が反仏教の表現をするというのはあり得ないのである。 この『アマニタ・パンセリナ』は薬物については法の侵犯を意識しているがゆえの抑制された記述になっているが、笑わせようとしている個所が多くあり読んでいて面白い気持ちになれる。 * 唐突に、中島らも全集があればいいのになんていうことも思ってしまった。 まだ単行本が生きていたと思うとなんとなしにうれしくなってしまった。 | ||||
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なぜ人は薬物を摂取するのか?の問いに、、作者はたった一言「それは気持ちがいいからだ」と答えます。 人は動物であり、動物は快楽原則に乗っ取って生きている以上、薬物摂取&薬物中毒はなくならないでしょうね。 だって薬物は摂取すると気持がいいんだから・・・ | ||||
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書いてる最中に現在進行形でシャレにならない中毒・禁断症状が出ていたようで所々痛々しくも面白い | ||||
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すごくよかった… | ||||
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独特すぎてくせになります。 わかぎえふさんとのくだりは、毎回爆笑。 ずっとお元気でいてほしかったです。 おじいちゃんになったらもさんの文章が見たかった。 | ||||
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読み物というより、トーク集を読んでいる感じがしました。 クスリ関係の話を軽く知りたい人にはちょうど良さそうです。 | ||||
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前々から中島らもさんに興味を持っていたので購入させていただきました。当時の時代やそのイメージを想像しながら読んでいたら楽しかったです。 | ||||
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らもさんのダラダラ私生活エッセイ。 どうでもいい日常をどうでもよくないかのごとく思わせて読ませる技術はすごいよな。 | ||||
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ドラッグ体験を綴った本と聞き、てっきり古今東西様々なドラッグを味わった体験記だと想定していたのですが、ヘロイン、コカイン、シャブ(メタンフェタミン)等を中島らも氏はお嫌いなようで、体験談は書かれていませんでした。 ましてやLSDに至っては摂取経験もなし(この体験談を最も楽しみにしていたのだが…) そして多くの文量を割かれている咳止め薬、睡眠薬、抗うつ剤と言うしょぼいドラッグの体験談… ガマとサボテンもトリップに失敗しているし、目次欄に並ぶドラッグの名称群はタイトル詐欺としか言いようがありません。 | ||||
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読んでみなきゃわからない世界です 中島 らもさんの本でも読んでおくべきひとつではないかと思います | ||||
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中島先生は、本著の中で「日本ではドラッグはやらない」「逮捕されるのがばかばかしいから」と言っておられるが、 この作品が終ったあと、日本で逮捕されてゐる。らもさんん。 「」に関し、 「見たいと思っていたら、変な訳( タイトルに関してツッコミあり)とか はては「阿片禁煙者の告白」というものまであった」 といふ「トホホである」な批評もする。私もその娼婦のお嬢さんとポートワイン飲んでどうのなところで止まってゐるが、面白いけどアレ。批判の文章で「イナガキ・タルホも褒めていた」件を知りました。はい。 大槻ケンヂさんによると射干玉だかウバタマといふ 本著では「ヒクリ様」も一応なさる。それを斬って、加工した後、かじると気持ちがよくなるでなくて、形が可愛いとかかじるとものすごく不味いとか、同様にブロンも不味いとか、「ヒキガエルはやりたいけど」中島らも ガマ吸って死亡(の可能性はかなりあるらしい。詳細は本を読みませう)!とかになったら娘がぐれるのでやめたとか、書く。 それから、「青春と読書」ではこっちで文章を掲載されてゐたわかぎえふさんもその当時大変であった旨を描いてゐた筈であるが、鬱になった旨を客観的に描く。胸を打つがさう言へば、その生きなければと言ふのの次に、その関係を描かねばならないといふ作家根性がすごいなぁと最近思ふ次第である。あ、文庫版だと抗うつ剤が普通に効いて、仕事をバンバン受けて困った旨がちょろっと描かれる。 | ||||
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中島らもさんの書かれたものとしては、最も楽しいものかもしれないなと思いました。 | ||||
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目次を見ればLSDやら覚せい剤やらといかついハードドラッグの名前が並んでいるので、てっきり中島らも氏が挑戦した薬の数々についての体験記と思いましたが、さにありません。 本人は殆ど睡眠薬をガリガリやって、酒をあおっています。 あとはブロン中毒がひどく、その苦労話。 覚せい剤などは3度ほど使用しただけで、それもしょぼい体験ばかり。 LSDに関してはやってもないみたいです。 しかしこの本を読み終わると文中に出てくる氏の仲間に対する情が伝わってきてほっこりできました。 グルメじゃないけど、美味しんぼは読んじゃう、そんな人向けです。 | ||||
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