■スポンサードリンク
七つの会議
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全295件 201~220 11/15ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
空飛ぶタイヤと似たテイストでやや新鮮さがないですがこれも面白かったです。 難しいテ―マなのに分かりやすく表現される池井戸さんの才能は素晴らしいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読んでいくうちに、どんどん引き込まれていきました。 とても面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
社会に一石を投じる不祥事を隠ぺいしてしまう話ですが、「空飛ぶタイヤ」とは一線を画し、会社内部から発する声をテーマにしています。 パワハラ、不倫、偽装、改ざん、ねつ造、そして隠ぺいといった会社内の複雑な構造により決して表には出ないアンダーサイドな諸事情をピックアップしています。 早々に係長に昇進したにもかかわらず、その後、万年係長となり会社内にどっかりと腰をすえているという設定は、ごく一般的な会社でもよくあるパターンとして表現しています。 ノルマを達成したら、次はそれ以上のノルマ必達が課せられ、それが達成できないと処遇や昇進の機会を逸するという、社内での自転車操業のような戦いの日々もよくあるパターンです。 戦いに打ち勝つには、最終的にはなりふりかまわずといった意識がはたらき、ついにはコンプライアンスという鉄壁が破られ崩壊してしまうのだと思います。 それは個人の責任であるのか、組織としての責任であるのか。 個人の金銭的、社会的地位、自己実現、更には会社のためといった欲求を満たすためもありますが、組織としても過酷で限界を超えそうな過剰目標を与えてしまうことも問題です。 最近のニュースで、目標「チャレンジ」といったことで、加速的に、そしてそのことがあたかも正しい行為のようにして、会社利益を水増ししていったという不祥事がありました。 会社がそのような企業コンプライアンスとして許されるべきではない行為に走っていることに、だれもが気づかないか、気づかないふりをしているときこそ、会社は危険な状態なのです。 警笛を鳴らし、会社の裏事情が表沙汰となるのは、いずれも内部からの告発です。 本書では、会社は世のため、従業員のため、顧客のため、さまざまなステークホルダーのため、清貧かつ正々堂々と誠実な経営環境であるべきことを力説しています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろい。 他の作品もおもしろいが、これは極めて良い。 さらに一歩突っ込むと、いいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会社組織の矛盾を指摘!サラリーマンである自分を見直させられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池井戸氏の作品は最近のお気に入りなのですが、 意外と勧善懲悪であえて胸がすくように書かれているのが 若干、気になる点ではあったのですが・・・ 本作品は、かなりその点は控えめで結論も妻の一言で 救われる感のある作品でした。 皆、言うのです「お客さまのため、Win-Winの関係って」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サラリーマンなら思わず同情、共感せずにはいられない ほろ苦い物語。 サラリーマンにならなきゃよかったとさえ思ってしまう作品。 興味深く読ませてもらったが、 あっと驚く展開でもないので、 池井戸先生への期待値から☆4つで。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
老眼が進行して、最近は読書が続かないことが多い今日この頃 久しぶりに楽しく読めました。 いろいろな物事の繋がりが推理小説のように面白く感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池井戸潤さんらしい話しの展開と、スピードが良かったです。 職種が違うために、知らない世界を知るこも興味深いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読むのを止められずに、寝不足になりましたけど、読み上げた瞬間充実感があったような。 。 。 ああ、また新しい何か良い本を見つけれたらよいなっていう少し寂しい気持ちになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いまこうしてサラリーマンをやっているけど、作中の八角さんの生き方をできる度胸はない。 しかし正義感を貫く生き方は見習いたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編の集まりでも、本を通して一つの物語になっています。 サラリーマンの悲哀を描いた作品です。 この作者の本は、読後えもいわれぬ爽快感があります。 期待を裏切らない作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
さすが、池井戸潤さん、最後まで一気に読んで、スッキリしました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれ登場人物を絞った形で短い物語によって構成されているので、とても読み易かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池井戸潤の作品の中でも上位に入ると個人的に思います。 会社組織の中でのそれぞれの立場でもがくサラリーマンの姿を多方面からうまく描写された作品なのでお勧めできます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初め、短編集だと思わせるも読み続けていくうちに全てが一つの方向を向いて集約されていく。 無駄なダラダラとした部分もなく、緊張感を保ったまま最終章まで読んでしまった。 残念なことに池井戸さんのkindle化されている作品はまだまだ少ない。 全作品をkindleで読みたいくらいである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今日は久しぶりに涼しくて、快適な読書ができました。 そんなときはいい本にめぐりあいます。 『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』ですっかりファンになった企業小説の著者、おっと、『半沢直樹』の原作者、と言った方が今は通りが良さそうですね。 初めは単なるパワハラから始まった会議が、回数を経るごとに大変な問題が明らかになってくる。。。ちょっとそのオビのアオリ文句とは違う、まったくいつもの池井戸小説。だから、面白い!ハラハラドキドキ身につまされる企業の内部問題が次々に登場して、まったく飽きさせません。登場人物のセリフにいちいちうなづいたり、ツッコミを入れたくなります。 「会社にとって必要な人間なんかいません。辞めれば、代わりを務める誰かが出てくる。組織ってそういうもんじゃないですか」 うん、そうなんだけど、違うんだよ! 「会社なんてどこも同じだ。期待すれば裏切られる。その代わり、期待しなけりゃ裏切られることもない」 うん、まあ、気持ち分かるけど、それもズレてる! 「仕事っちゅうのは金儲けじゃない。人の助けになることじゃ。人が喜ぶ顔見るのは楽しいもんじゃけ。そうすりゃあ、金は後からついてくる。客を大事にせん商売は滅びる」 そうそう、それそれ! なあんて、すっかり夢中になりました。と、同時に、働く上で大事なことに気づかせてくれる、やっぱさすが著者!いい本です。 ところで、オビのアオリどおり、会議を重ねるごとに明らかになってくる驚愕の真実!ってやつを次回作では期待したいです。いやあ、こんな良い本読ませてもらっておいて他力じゃだめか。自分で書こうっかな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
章ごとに主人公が移っていき、感情移入のよりどころが 次々に変化するところがこの物語の醍醐味である。 一見、悪と思える人物も、本人の主観にそって物語を 見てみると同情するに足る人物であったりするところが この世の中をあらわしているように思える。 そして、この物語の本当の主人公が誰なのか、 最後の章まで読めばそれが分かる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中古品を買ったのですが、状態は良く満足しています! まだ、途中までしか読んでませんが、これからの内容が楽しみです! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
池井戸氏の小説は、著者自身がサラリーマン経験があるからことから、小説の中身がリアルでかつ共感を呼ぶ。 現場体験というものがよく活かされていると思う。 この「七つの会議」も、「こんなことって、サラリーマン社会では絶対にあるよな」と思える内容である。 本書は、第一話から第八話まであり、最初は、それぞれ別の話ではないかと思ったが、 読み進んでいるうちに、それぞれの話が有効に結びつき機能していることに気づいた。その手法は絶妙である。 さて、どこの会社でもあると思える営業部門が引き起こす不祥事 不祥事自体は問題だが、 多くの会社はその背景まで掘り下げることはない。 しかし、この本は、そこに切り込んでいる。 すなわち、サラリーマン一人一人の行動も、背景にはその人のみが知る育った環境、事情というものが存在しているのだ。 これが、 この小説の真のテーマなのかもしれない。 確かに、普段我々は、よほどのことがない限り、個々の社員の育った環境、背景といったものを知ることがない。 そんなことを知らないまま、一緒にいるのがサラリーマン社会なのかもしれない。 なにか、こう考えると怖くなってくる。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!