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007/黄金の銃をもつ男
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【この小説が収録されている参考書籍】
007/黄金の銃をもつ男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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映画ダブルオーセブンは避けて通った ボンドによる"M"暗殺未遂をちゃんと描破してるところが 素晴らしい。 | ||||
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本作校正中に死去したとあって純然たるフレミングの007とは言えない部分もあるものの、映画版とは比べ物にならないスリリングかつワクワクする展開で楽しませてくれます。 ただ、個人的好みからいうとスカラマンガのキャラがちょっとチンピラ風なのがイマイチなのと、前作ラストで渡ったソ連での洗脳シーンを端折らずにじっくり読んでみたかったかな?といったところが少し残念ではありました。 | ||||
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前作のラストを引き継いだオープニングは映画でも、プレタイトルあたりで映像化してもらいたい。 これを読んだら、続いて都筑道夫『フレミングは生きている』と小松左京『Mは二度泣く』もオススメ。 | ||||
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ゴルゴ13のファンですが、「007」の復刻盤の発売を知ったので購入しました。 | ||||
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子供の頃に読んで思い出深い本です。 再販されて大変嬉しく思います。 | ||||
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さいとうたかをさんの画業60周年記念企画、007シリーズの最終作「黄金銃を持つ男」が復刻されました。 しかし、版権問題どうクリアーしたのでしょう! 本作品は、伝説的雑誌「ボーイズライフ」に1967年1月号~8月号まで連載され、現在のところ、さいとうさんの007シリーズの最終作です。 原作はイアン・フレミングですが、さいとう版007は、ボンドなどの名前、基本的な設定のみ原作を借り、 後は原則的に、さいとうさんのオリジナル・ストーリーになっています。 したがって、原作では、スカラマンガになっていますが、これもスカラマングと少し変えてあります。 映画版と小説版もかなりストーリーが違っていますから、どちらと比較していいのか解りませんが、 イアン・フレミングから版権をとっていますから、ここでは、小説版と比較しておきます。 冒頭はよく似ていますが、小説では、KGBの洗脳が原因で、Mの命を狙うということになっています。 また、スカラマンガは、乳首が3つあるという設定ですが、さいとう版ではその話は少しも出てきません。 また、スカラマンガは、黄金銃を使うということが最大の売り物ですが、さいとう版では、単に拳銃使いが非常に上手いという設定になっています。 当然、最終的な2人の対決も原作とは全く違っています。 しかし、この007シリーズは、さいとうさんが貸本作家から雑誌連載に主軸を移したごく初期の作品で、 やってやろうじゃないか、という気迫、迫力が画からもプンプン漂ってきます。 そして、この作品が、後の名作ゴルゴ13の下敷きになっていることは、いうまでもありません!!! | ||||
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最強の敵、スカラ・マング登場。 最後のシーン…ボンドと、黄金の銃を持つ男=スカラ・マングとの一騎打ち。 霧の中の敵陣での対決。相手は、ボンドよりも銃の腕は上。 霧の中に銃声が響き、ボンドが血を流し、倒れる…。 さいとう・たかをはこれまで幾度となく、1対1の対決シーンを描いてきた。 チャンバラがほとんどだが、劇画黎明期の「ゴリラマガジン」「刑事(デカ)」「街」「摩天楼」にはやくざ同士の一騎討ちも見られる。 007の連載終了後に、少年マガジン誌にバウンテン劇画の最高峰「無用の介」がある。 ここでもチャンバラ一騎討ちが見られる。それも刀の腕は相手が上。 しかし、無用の介は勝つ。そのセリフは決まって「勝負は時の運」… 俺は、子供心にそれはずるいよなと思っていた。 その後の「ゴルゴ13」ではさすがにその言葉は出なかった。 荒唐無稽ドラマなので、勝ち負けは<理ずめ>でなければ読者は納得しない。 さて、007とスカラ・マングとの対決の結末は? | ||||
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フレミングの遺作で、評価もあまり高くありませんが、これだけは言いたい。 出だしは最高です。 「007は二度死ぬ」の最後で記憶喪失となり、ウラジオストックを目指したボンドが、 KGBに洗脳されてMを殺しにくる! ここの部分の話の盛り上げ方とサスペンスはただものではありません。何度も読み返す価値ありです。 また、シリーズを通してみると、ボンド自身の加齢や疲れのようなものが感じられ、 フレミングの悪化しつつあった健康状態も考え合わせると、さみしさを感じました。 | ||||
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同名の映画は「私を愛したスパイ」と同様に、原作から表題と登場人物だけ借りた全く別の作品。 映画と映画、小説は小説として楽しむべきなのだが、映画を先に見てしまうと、どうしてもスカラマンガにクリストファ・リーの面影を追ってしまう。それだけ魅力的なキャラクターなのだろう。 フレミングの他の作品に比べると派手なアクションシーンもなく、カリブの濃密な空気も漂ってこない。どちらかと言えば地味な印象だが、遺作で補筆もあることを考えると仕方ないのかもしれない。 | ||||
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イアン・フレミングの最後の作品です。 残念ながら、執筆途中で亡くなってしまいました。 未完成稿にキングリイ・エイミスが加筆して発表されたのが当作品です。こういう経緯があるので作品の評価はあまり高くありません。 確かに一件落着の後のボンドのサー叙勲の話なんか、取ってつけたような印象があります。しかも、この後もボンドの冒険は続きます。みたいな終わり方は、エイミス自身による続編の予告とも取れます。 個人的には、これらの部分を除けば、いつものフレミング節を堪能できます。今回の薀蓄はスカラマンガのフロイト的心理分析です。 どちらにしても、当作品がなければ、前作"You only live twice"でボンドは記憶喪失になってソ連(現在のロシア)に行っちゃったままですので、その後が気になってしょうがなかったでしょう。 エイミスさんご苦労様。 | ||||
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ボンドは不死身のヒーローではないです。生身の人間です。苦悩し続けています。それでも彼は戦います。半分マシーンとかしてますが、生身のスパイは頑張ります。因みに黄金銃を持つ男は、映画版ではEpisode2のカウント・デュークでおなじみのかのマスターオブブジュツ演じられています。 | ||||
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