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(短編集)
謎解きはディナーのあとで3
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謎解きはディナーのあとで3の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 41~52 3/3ページ
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本の内容は期待通りでした。本の状態もとても良く満足してます。 | ||||
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上記の見出しをつけて売るべき本ですね。 それ以上でも以下でもありません。 とてもミステリーなどと呼べる代物ではありません。 こんなものが「三巻目」というのは、最近の小学生(これを読むとは小学生とはいえ本当に読書好きとは思えないが)は読書が好きなんでしょうか? | ||||
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おもろかったね。楽しかったよ。本が良いね。また読みたいね。GOOD | ||||
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事件はそれほど難しくないのですが、楽しく読めたようです。風祭警部の移動が寂しいですね。 | ||||
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今回も読みながら P・G・ウッドハウスの小説に出てくる天才執事ジーヴスの 痛快な活躍ストーリーと重ね合わせてしまった | ||||
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嵐・櫻井翔さん主演のドラマでおなじみ。早くも第三巻ですね。同じキャラクターを使った短編を集めたもの、という感じです。普段小説は読まず漫画ばかりの夫もこれだけは私が買うのを楽しみに待っています。この巻からでも読めますが、せっかくですから第一巻から読んでみてください。今回はラストが本当にお楽しみだし、1巻から読んでいればなお楽しいですよ。 | ||||
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1,2巻に続く安定感のあるストーリーでした。 個人的には執事とお嬢様の掛け合いが好きなので読んでいましたが、本格推理よりはバカミスよりな内容です。 シリーズを通して酷評が多いですが書下ろしではなく連載作品なので、人物紹介の重複などは目くじらを立てる程でもないと思うのですが・・・。 好き嫌いは別れると思いますが、その作品毎に合った楽しみ方があると思いますので、是非執事が話始める前に読むのを止めて推理してみて下さい。 | ||||
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かの有名な本屋大賞の続編だが…。執事の意見がいつの間にか事実として扱われ…。例えば『自殺の際、〇〇の水は飲まない筈、だから殺人と言える』みたいな話があったが、それは単なる意見です(絶対に飲まないとは言い切れないし、そもそも〇〇と決めつける根拠も弱い)。いつの間にか、意見が事実にすり替えられ、そこを出発点に更に迷推理が続く。前提条件が曖昧なのに、それでいいのか?と思ってしまう。手掛かりの出し方はフェアなので、読者も一緒に考える愉しみは味わえるが、論理の甘さに首を傾げてしまう(仮に執事の推理通りだとして、自転車や川の話では、犯人の無意味な行動にツッコミを入れたくなる、ネタバレになるので詳しくは書けないが犯人はバカばかりだ)。要するに執事の推理は可能性のひとつに過ぎず、この程度でお嬢様をアホ呼ばわりしてはならないと云うことだ。更に体言止め多用の文章にもうんざり。ギャグと割り切って、妄想執事と令嬢のやりとりが愉しめる方のみにオススメする。本屋さんがいかに読書をしていないかを証明したシリーズと云えるだろう。 | ||||
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謎解き〜シリーズの中で、一番トリックに納得できるものが多かったように思います。 1、2のレビューに散々書いてきた、いちいち登場人物の説明はいらね〜は聞き入れられずそのまま。しかしながら、大分短くなっているので寛容できました。 編集するのはそんなに大変なのでしょうか。チャッと消しゃ〜済むように感じるのですが如何。 ベタな笑いはそのまま。比喩は中年向け。このことを心して読んでくださいね。 ベタな笑いが好きな中年より。ヒヒッ | ||||
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2巻を買った当時、次からは文庫化されてからにしようと思ったものですが買ってしました。 このシリーズはともかく、やっぱり、この作家さんが好きなんですよね。 全6エピソード収録となりますが、相変わらず月刊誌の連載作品からか、毎回のように登場人物の説明が入るのはくどいです。 話の展開も過去作と同様なので、目新しさがない反面、この感じが好きなら楽しめるかと思います。 結論として、個人的にはイマイチな感じを受けました。 どうやら、この巻で完結するような感じがあるので、そうなら文庫化を待たずに買って良かったかなと思いました。 一方で、文庫化された第1巻には描き下ろしエピソードが収録されているようなので、 わざわざ高いお金を払って買った人が損するのかと微妙な心境です。 | ||||
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原点回帰,まだ三作目の作品には適当ではない言葉かもしれませんが,それを強く感じさせる一冊で, 前巻では薄れていた『安楽椅子探偵』の魅力,さりげない伏線,セリフから導かれる無理のない真相と, 著者の巧さが存分に出ており,毒舌や掛け合いに隠れがちな,ミステリとしての楽しさが十分にあります. その反面,どの編にも入る登場人物などの説明や,事件の背景,舞台が似たシチュエーションばかりと, シリーズを通しての不満は,この巻でも解消はされず,せめて後者はもう少し幅がほしかったところです. とはいえ,新キャラの登場や,ある意味パターン化された展開でありながら,ちょっと違ったオチなど, いくつかの『変化』は,これまた前巻とは異なり,シリーズの雰囲気を損ねず,効果的に作用しています. また,どの編でもストンと収まる結末が心地よく,物語のおもしろさもこれまでで一番ではないでしょうか. さて,そのシリーズ.作中で特別な言及はなかったものの,最後の編から,どうやらここで完結の模様. 13年の劇場映画化も控え,まだまだ引っ張るものと思っていましたが,これは思いの外潔い引き際でした. ただ,いつでも再開できそうな含みは持たせており,この巻ほどのデキなら,またいつか読んでみたいです. | ||||
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本格ミステリーとしての、無理のない手がかり、そこから導きだされる意外なロジック、 そこから反転する意外な真相。 本格ミステリーの醍醐味を味あわせてくれるシリーズが無事、完結しました。 このことに拍手を送りましょう。 氏の書くようなものこそ、本当の本格なんですね。 どれも、ロジックと読者が参加して推理する楽しみに満ちながら一筋縄じゃいかない、 ひねりを味あわせてくれる傑作ばかりです。本シリーズを読んだら続けて手にとってください。 ただ推理すれば、解けるただのパズルでも、絶対わかるわけもたどりつけるわけもない、 屁理屈やこけおどしでもない、それが本格ミステリーに求められるサプライズですが、 毒舌の中に隠される視点の変換、ブラウン神父やデュパンに連なる逆説の系譜をうけついで、 高い評価を得られるところです。 モルグ街や盗まれた手紙以来の日常と非日常を行き来する遊歩者。執事の造形は見事でした。 ちょっと残念だったのは、このシリーズはヒットし、賞を取ったりドラマ化したりして、 あるいは、キャラクター小説として予想外に好評はくし、うけてしまったことで、 本来届かなくていい層まで届いてしまい、いらぬ誤解を受けてしまったことです。 「こんなの本格じゃない」という評を受けた時は耳を疑いました。 本シリーズより優れたミステリー、物語として優れた推理小説はたくさんあるでしょうが、 ドラマとして成功を収めている創作はたくさんあるでしょうが、 本格としてのスピリッツという点では本シリーズを超えるものなどないことは明らかでしたのに。 それは今説明したような、本格のスピリッツ、読者が参加できるぎりぎりのところで、 しかし、一般人には及ばない非日常の論理のきらめきを輝かせる。その一点が理解されていないということです。本シリーズの最大の魅力は理解されませんでした。 ドラマや物語性の高さとは関係なく、たとえ伝奇小説としては傑作でも、名探偵が格好良くても、 本格推理、ミステリーとしては評価できない「傑作」などはいてすてるほどあります。 探偵が推理しないで、どんどん被害者を増やしながら、物語としての悲劇度、ドラマ性がエスカレートするとか、よくありますよね。 そういう物語性の高さを本格ミステリーと勘違いしている方がいて、誤解したままなのは、哀しいですね。 本書をひも解けばわかりますが、必ず、そう推理して、そういうことがあってもおかしくないだけの材料は出てて、 読者が参加して物語の奥深くまで分け入れるだけの準備はなされてます。 その上で読者の想像したものが裏切られる。一筋縄じゃいかない驚きに満ちた。 そういう感動は、物語の出来の良さに対する感動とは別の本格にのみ許される感動です。 本格のみに許されるワンダーがここにあります。存分に楽しんでください。 物語だけの感動で横溝作品を思い浮かべたかたもいらっしゃると思いますが、 氏は同時代のクイーンやカーやクリスティに負けない、本格作家であると共に、 それ以上に様々な日本の伝統に棹さした物語の紡ぎ手という逆説があり、 むしろそっちの方で評価され、そういう作品ばかり思い出されるという問題があります。 その逆に、青山剛昌さんなんかは、快斗やヤイバで、物語の世界で縦横無尽に花開くはずが、 本来そっちの方の才能があり、頑張るはずが、売れないうけないために、 ちまちまパズルを作りつづけたら、不滅のヒットになってしまったが漫画として物語としては何を残したか微妙で、 本格としてはちまちましすぎて失敗した不幸な作家です。 本書を足がかりに、氏の別なシリーズへ。更には、本格の別な作品へ。 橋を渡ってください。 いろいろ書いてきましたが、物語性豊かな小説を批判しているわけではなく、 ただ本シリーズの神髄をわからないまま、誤解したまま、低く評価して理解するのは、 もったいないということにつきます。 本格ミステリーではないが、物語豊かな作品。 本格ミステリーであって物語でも豊かな作品。 本格ミステリーであって物語には難のある作品。いろいろあります。それに応じて適切な評価を願うだけです。 東川氏の作品は本格スピリッツにあふれながら、物語として、全てを有機的につなげるのに難があるために、 無理やりなところやギャグや掛け合いに逸れてユーモアミステリーに分類されますが、 本格ミステリーとして、評価しないものはいません。 本書を気に入ったら、交換殺人や館島など、更なる世界へお進みください。 | ||||
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