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バンド・オブ・ザ・ナイト
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バンド・オブ・ザ・ナイトの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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がここには描かれている。 正しい社会に相応しい正しい物語から落選したエピソードは、今で言うところのブルー・オーシャン。 似たような作品を見つけることはなかなか難しいだろう。 清濁に関わらず知識を求める人や、 あるいは当事者としてのアウトサイダー諸兄には きっと面白く感じられる内容であると思う。 端々にいささか意味不明な言語の羅列があるが これは読み飛ばしてしまっても構わないだろう。 | ||||
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中島らものヘルハウス時代 | ||||
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現在、電子書籍以外での入手が難しい作品でマーケットプレイスからの購入を選択しました。 とてもきれいな状態で入手ができました。 迅速な発送、丁寧な梱包で安心できました。 また機会がありましたらこちらで利用したいです。 | ||||
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中島らもの大ファンで、あらかたの作品は読みましたが、この作品は意味のない言葉の羅列にページを割きすぎです。またエッセイを読んでいるので聞いたことがあるエピソードばかりでつまらなかったです。初めて彼の小説で読むのをやめました。 | ||||
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けっこう作品によってクオリティの触れ幅がでかい作家なんですが、本作はまあつまらないです。 平たく言うとまともな会社ではないにしろそれなりに働いて普通の規範に収まってた主人公が妻や友達と一緒にドラッグにハマって楽しく堕ちていく話です。ドラマも起承転結もエンタメ性もなんにもないです。ドラッグさいこぉセックスさいこぉ!って、本気でそれだけの話。 主人公が持ち逃げした大金について責められることもなく、ドラッグ浸けの主人公夫婦の間に子供がいるはずなのに影形も出てこず、正直読んでて???となりました。 レビューを見ていて気付いたんですが本作を小説として読むのは間違いのようです。作者のエッセイとして楽しむのが正解っぽいですね。私はエッセイを読みたいと思うほど作者のファンでもないので本作を小説として評価すると☆1.5がギリ。あえて誉める部分を探すなら文章の読みやすさだけはよかったです。 | ||||
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アマニタパンセリナなどに出てくる「らも家」 その一部を収録ですが、まとまって書いてるのはこの本だけです。 部分的に散書されておられますが・・・ 登場人物も本名に近いです(笑) 「らも家」の日常薬編、と見ても面白いかも知れません。 この本を読んで「今夜すべてのバーで」を読むと、かなりつながります・笑 | ||||
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確かに、他エッセイなど内容がダブっている。ああこれどっかで読んだ、そんなこと何度も思ったが、自分はそれでもおもしろかった。 単純に素朴な意味で、ファンだからだろう。 「人が死んでしまうというのは、どういうことなんだろう?」というのがテーマなんだろうと感じた。 だからむしろ、何度でも同じネタを使いまわすべきなのではないかとも思った。 言葉の羅列、あれは森の木々みたいなもので、葉っぱの一枚一枚をじっくり見る必要はない、と自分に言い聞かせたりもしたが、実際に読んでみると、葉っぱの一枚一枚、葉脈までじっと穴があくほど見つめるべし、みたいな作者の声が聞こえてくるような、そんな気持ちにもなった。 そんな、あの一語一語をいちいち読んで考えたって、意味がないとは思う。 しかしそれは、生きることの意味のなさに通じている。 | ||||
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中島らも。彼のことを知りたければこの本を読むことをススメます。 | ||||
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バンド・オブ・ザ・ナイト【中島らも】 中島らもの自伝小説と言っても過言ではない。 就職してからの20代〜30代に焦点を当てて書かれている。 前編はまとまりのあるストーリだが、後半は継ぎ足し継ぎ足し書いたかのような印象だ。 言わずもがな、ジャンキーな内容に目が行きがちだが社会人ヒストリーにぐっとくるものがある。 「みんなそうやってあがってくるんだなあ」 この言葉が俺にドンときた。 俺はこの言葉を胸に生きていこう。 世間の話題はドジョウ内閣。泥臭く生きていこうぜ。 何回読んだか忘れたが、これからもページはめくるだろう。 | ||||
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エスはうちにきてクスリをがりがりかじりながら言った。 「ガド君はね、この世に向いてない人だったんだよ。そう思わないか」 そう思う、とおれは答えた。 心を引き裂くサウダーヂ | ||||
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文庫本のイラストが気に入った、いわばジャケ買いで読んだ本です。中島らもさんには興味はありましたが、これまではエッセイのたぐいしか読んでいません。 自伝的でリアルな息づかいの聞こえるような文章は、あ、こういう小説もたまにはいいな、と面白く読みました。 まわりの人たちに対しても「評価」でなく「関わり」で描いているので、一人称の自伝的作品にありがちなひとりよがり感がありません。 時代がどうとか、社会がどうとか関係なく、人間の生活として、こうやってダメダメに生きる生活だって生活だし、輝きもあるじゃないか、と思わせてくれる。でも変な憧れなどは起こさせない。良い作品だと思います。 ただ、ラリったときの言葉の羅列が、最初はイメージ喚起力が非常に強く、詩的な魅力に富んでいると思えたのに、後半になるとどんどん失速して凡庸な表現になるように思えました。これは作品・作家としての表現の失墜なのか、それともお祭り状態のような生活が徐々に普通になって終息していく過程を示した、作家の計算のうちなのか、私には判断がつきませんでした。計算だとしたら見事だと思うのですが...そうじゃないような気が... | ||||
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読書をする時は、しらふで集中して読むのだが読んでるだけで酔っ払ってくるような、らもワールド全開の小説だ。 らもさんは、おそらくアルコールも一番、入ってた頃ではないかと思うが、けっこう内容は支離滅裂です。 らもさんの事だからアルコールだけじゃじゃないだろうしね。だけど、その状態で小説を書けるという事が凄い。 彼はそこにファンを惹き付ける天才的な脳の回路を持っているのだと思う。 | ||||
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らも氏の読んだ事のあるエッセイやその他の流用が続くので、 前半は特に読んでいてしんどかった。 ラリッた時の言葉の羅列は詩のようにかじられたが、 それを読むのはしんどかった。 | ||||
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かっこいい ジャンキーはアホと思うけど それもいいんじゃないかなって思うくらいかっこいい とてもなぞれるとは思えない中島らもの半生 ラリった時の言葉の羅列をまともに読んで疲れたなんてレビューが多くてびっくりしたけど 一言一句まともに読むなんてアホ これらが何かを読もうとしないからだとも思う。 羅列ではなく連鎖。 自分の現実を全て言葉で表現したもの バックには中島らもの目、耳、五感、記憶、人生がありまともに全て出したイメージを全てを処理しようなんて素面ではやってられない ラリってまともに現実に取り組めるなんて、皮肉以外のなんでもない 不器用かつ誠実 でも悲壮感が微塵もないのが最高にかっこいい | ||||
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故・中島らものラリ中時代の自伝的小説。 仕事を辞した主人公と彼の家に居候する愉快な人々との日々を描いた作品。 他氏が「無意味な言葉の羅列」と書いておられるが、それらはラリッて混沌とした意識、無意識下でのものと見え、又、シュルレアリスムに傾倒した著者の自動筆記であろう。というのも、この作品中の「○○は××においてロックンロールだ」という部分があるが、これをブルトンの「○○は××においてシュルレアリスムだ」を借りたようであるからだ。 無意味と言うと大いに語弊がある。 脱線してしまうので割愛するが、シュルレアリスムについてはアンドレブルトンの「溶ける魚・シュルレアリスム宣言」(岩波文庫)などを読まれたい。 | ||||
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らもさんの作品は結構当たり外れがあって、外れは「あれ?前も同じ話書いてなかったっけ・・・?」みたいな内容になる。この作品もそんな感じ。既読感たっぷり壮大な寄せ集め。 これより過去のらも作品を結構読んだことがある人は避けた方が無難。 | ||||
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ロックを感じさせる本だと思います。 こういうふうに言われて、ピンとくる人には、とてもお勧めです。著者は、死んでしまいましたが、作品の中で彼は、自分の心臓を投げつけています、そう思います。 異様に多い言葉の連鎖で、頁が埋められています。引用したいけれど、長いので。 …ちなみにページをめくると、「歌詞なんて聞き取れる必要はないんだよ。ロックの場合はね」/ルー・リード、最後の解説は町田康でした。 | ||||
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無意味な言葉の羅列の部分が多く、途中で読むのが苦痛になり、結局読みとおせませんでした。全然おもしろくないです。私は作者のファンなのですが、これほど期待を裏切られた作品は初めてです。書きたいけど書けない作者のイライラが無意味な言葉の羅列になって現れているような気もします。 | ||||
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らもさんの自伝的な小説なのでしょうか?私はこの作品が大変好きです。社会から見たらだめな人達ばっかりなのかも知れないけど、これまでに読んだどの小説より人間関係に愛情を感じました。嘘がないと思いました。著者のらもさんの愛情深さを感じます。 メチャクチャで荒廃した生活なのに、皆すごく人間らしい。生きている感じがする。何かを得るには何かを捨てねばならない、と言いますが、この人たちはお金や安定を捨てて代わりに何を得ていたんだろう。私は、その得たものを一緒に見てみたいと思ってしまいました。 | ||||
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この本は薬を飲んでしまって、トリップしている状態の描写になると、言葉の羅列になって、訳が分からなくなってしまう。著者自身の体験も織り込み筒の話のようだが、これを書いたときはしらふの状態だったようだ。しらふで如何に飛べるのかを実験した作品だったようだ。余り上手くはいかなかったようだが・・・。ジャンキーのような人たちの話ではあるが、何かに依存していなければだめな人たちの話とも見れる。薬の影響で死んでしまったり、自殺で死んでしまったりと、登場人物は悲惨になくなっていくのだが、主人公は最後まで生きていた。それが救いだが、また最後で薬を飲んでしまうので、先の安心はできない。この間著者は酔って階段から落ち、その後亡くなってしまった。それで気になって読んでみたが、なんとも言えなくなってしまう本だった。(いろんな意味で)とにかく中島らもさん、安らかに。 | ||||
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