■スポンサードリンク
海賊とよばれた男
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
海賊とよばれた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 121~136 7/7ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これに星五つつけてる人のリテラシーの低さには呆れる。 こういう人達がマジョリティーとなって世の中の価値が決定されてるのなら、 世の中の憤りを覚える程度の低い、認識、世論にも納得がいく。 と勢い任せに雑言吐いてしまったが、この著者の「柳の下にはたくさんドジョウがいてさ・・・ヒッヒ」的な 野卑な大阪商売人根性の連打には呆れる以外の反応はなかった。 二流の講談師が「ここが泣かせどころさ」と同じことをもったいぶってクドクドと・・・・百田ってひと、それしかない。 また多くの読者が語ってるようにまるで子供向けの勧善懲悪モノのように主人公とその取り巻きの美しいことウツクシイコト。 もうここまでくれば人間ワザじゃないですね。 右から見ても左から見ても「ツクリモノ」丸出し。 ホント安い小説です。値段は高いけどね。 どうすれば感動して星五つ付けたくなれるのか教えてほしいのは私だけでしょうか。 そうなれれば人生単純で幸せキラキラなんですが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一つだけ声を大にして言いたいが、出光は、部下に対し「乞食をしよう」と言ったらしいが、自分なら即答で「嫌だ」というだろう。出光が偉いのではなく、出光にお金を出した友人が偉いのだと理解した。 出光は社員を死ぬかもしれない場所へ送るという事を平気でやる人であって、決して人情に厚い人ではない。出光社長もイラクへ行くべきだったと思うのだが、社員達は人が良すぎるのか、はたまた宗教的な信者だったのか定かだ。出光はワンマン社長そのものであり、今の時代もこんな奴は腐るくらい居ます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、「この人物を褒め称えたい!」という作者の思いが全面的に出すぎていて、小説としてはイマイチな出来だった。企業人としての生き方と成功にのみ焦点をあて、人間性を美化し過ぎている。主人公を褒め称えるためには当時の日本の家父長制度を肯定的に捉えざるを得ず、そのため描かれる夫婦愛も薄っぺらく、他の人も書いているように、娘たちとの葛藤も何一つ書かれていない。「これはノンフィクションではありませんよ、だから作者の好きな様に書いていいんですよ」といいわけするために主人公の名前を仮名にしているのだろうが…。「永遠の0」の作者なら、と期待し過ぎたかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昨今珍しい大ベストセラーということで、興奮して購入しましたが、期待はずれでした。 なぜか、心に響かない。「満足げにうなずいた」とか、常套句のオンパレードだからでしょうか? 文章で人の心を伝えるのではなく、「ここで泣いて下さい」、「ここで感動して下さい」的な文章にかなり辟易しました。企業モノは好きなので、出光の起業秘話、国交のないイランへの社員の渡航など、ドキドキされるシーンはいくつかあります。でも、それは現実がすざまじい経験だったからだと思います。こうした現実の下書きのない部分は(下巻の前半などは)つまらなくて読み進むのが苦痛なほどでした。もしかしたら、出光興産の社史をそのまま読む方が面白いのでは思わせる作品でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本書の内容は正直、可もなく不可もないという感じだった。ヨイショ感があるのが残念なところで、その分、内容が浅薄になっていると思う。ネット上ではこの作品に対する低評価もあるのだが、著者はツイッターを使ってそのような低評価を書いた人を執拗に攻撃している。愛読者の方々もそれに便乗して、炎上している場合もあるようだ。寡聞にして原著者が自分の本を守るため、ツイッターで言葉狩り、思想の検察官をやっているのは聞いたことがない。ちょっとひどすぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
思っていたよりきれいではなかった。 背表紙もずれていてその説明はなかったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「海賊とよばれた男(上)」 各界から感動の声!!…正直正気かと疑いたくなるような内容です。 戦後の焼け野原という近代日本人の共有する心象風景より結ばれる「勇ましく躍動する国岡商店の面々と家父長的な愛で店員を叱咤激励する経営者」の姿は、無論心を打つものがあります!! また、メジャーを創意工夫と真摯さをもって出し抜く痛快なところもあります。が… 三文小説の悲しさか、登場人物や時代のインフレーションが停滞すると やれ感動的な表現、やれ主人公の脚色された私生活の悩みを大げさに描いている感じが鼻につく。 総じて人物の後背景はのっぺらぼうで、国岡某が男泣きしたからイイ奴ていど 下巻もあるようだが、100円の古本のラックに打ち捨てられるころ暇つぶしに回収するくらいの期待しかない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光佐三は、傑出した人物であり、郷土の誇りとも思ってきた。数年前、出光が上場した際は、ついに家族主義に終止符を打つ時が来たかと、ショックだったが、この本を読んで、別の意味のショックを受けた。 赤間出身の主人公が門司で創業する訳だが、登場する九州出身の人物がすべて、博多弁を話すのである。あまりの違和感に読み進めるのに支障をきたすほどだった。東京などの人には、福岡の人間は皆博多弁をしゃべると誤解している人がいるそうだが、全く違う。旧筑前藩の博多近辺では「肥筑方言」に属する博多弁が話されるが、旧豊前藩に属する北九州近辺では、「豊日方言」が使われる。語尾が「〜ちゃ」、「〜やろ」となるのが特徴で、博多弁のような「ばってん」とか、「どげな」とか「〜ばい」などは、決して言わない。その言葉は、博多よりむしろ、大分や山口、四国地方など瀬戸内の言葉である。九州の方言は大きく3つに分けられるが、そのうち福岡県では2つが話されているのである。 他地区の方には些細なことかもしれないが、たとえて言えば、横浜の人が同じ東日本だからと、東北弁で皆話して描かれればおかしいと思うのではないか。また、神戸の人が河内弁を話すように描かれてもおかしいと思うのではないか。門司の人間は博多弁を知らない。およそ、港町の人間が極端な方言で話すというのは考えにくいことであろう。 物語で、最初の妻ユキは、印象的な人物であるが、築上郡出身の彼女が、博多弁を話すことはあり得ない。せっかくの魅力的な人物像が台無しである。 出版社の講談社が適切に配慮してくれればと、つくづく残念である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これが一冊の本ならば最高だったが、出版社の意向で商売を一番に考え、上下巻にしたのは見え見えだ。 少し前の話を解説する場面がやたらとリピートされ、何回も説明し間延びさせてる商売本は今や常識になってきたが、それに気付かぬ高評価をしている人は哀れだ。日本史や世界史の社会科の教科書を読んでいる感覚になり、兎に角読むのが苦でした。 因みに私は、百田尚樹の大ファンであるが、ボックスや永遠の0の様な素晴らしい作品だと思って高い金を出し購入したのは後悔してます。 直ぐに売ろうかな…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今では日本を代表するような大企業の創業者自伝としては異色かもしれません。 しかし今風で言えばブラック会社?言われそうな 出勤簿なし(残業代は?)組合無し(労災は?)定年無し(退職金は?) まぁ戦前戦後ですから出来た事なんでしょうが。 いわゆる創業者のカリスマ性で店員(社員)が自己犠牲もいとわぬ献身で競合他社を寄せ付けぬ まさに日本人らしい物語なのでしょう。 自伝には著者の取材(調査?)+周囲の当時を知る人たちの証言+想像が合わさって作るもの ですよね。 そういう意味では少し強引な問題解決や過剰な主人公の持ち上げ方が鼻に付きます。 昭和的ワンマン社長さんあたりは社員に勧めたい一冊なのでしょうが、ノンフィクションとして読むものとは 思えません。 戦前戦後のパワーを貰える物語として楽しめる一冊でしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何故実名では無いのか疑問に思い読み始め、小説のためと納得。ドキュメントだと思っていた私の間違い。出光佐三翁の教えや出光興産の歴史は、数多く記録され大切に残されている。それらを紹介し並べて行ったため2冊になった様な感。より具体的な背景や陰の部分も加え1冊にまとめると「社史的な小説」にならなかったと思う。出光佐三翁が偉大であるのは間違い無い。しかしどんなに偉大な人物でも光もあれば陰もある。省略してはいけない。そして出光興産は上場とともに生まれ変わった。何故今これを書かれたのか、くすぐったい家族主義と言う大義を思い出しながら考える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず驚いたのは、参考文献に出光真子『ホワイトエレファント』(風雲舎、2011年)が挙げられてなかったこと。実の娘の出光真子は、父親から受けた精神的DVを作品化している国際的に評価の高いアーティストである。彼女の魂の叫びのような作品も、「天下国家」を語る上では、「女子ども」の取るに足らないものと見なしているのだろうか。なぜ今、「強い男」の神格化が必要なのだろう?本屋大賞は楽しみにしていただけに、残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
百田さんはストーリテラーで退屈しない著書が多い方だと思うが、これはひどい。モデルがあるためか、躍動感が無く文章も月並みで全く面白くない。大きく期待はずれだった。本屋大賞にも裏があるのでは疑うほどの駄作だと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
出光という石油会社は、外部からのぞけない閉鎖的で一風変わった会社という印象を持っていましたが、それを裏付ける意味で興味を持って読みはじめました。 が、伝記、或いは実名を変えたりしての伝記風小説にありがちな”ヨイッショ”的雰囲気が、この本を軽くしているような感じです。結構なお値段でしたので上巻読破はしましたが、いささか無感動ガッカリ感が残り、下巻入場未だ為さずです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知人の紹介でこちらの本を購入しました。 とても為になりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
文字通りの波瀾万丈、事実は小説よりも奇なり、を地でいく物語で退屈のしようがないのは当然なのだが 氏の著作「永遠のゼロ」レベルの「エンターテインメント」を期待するとやや「はずれ」てしまうかも。 上下分冊の分量だが、三分の一程度の紙幅が日本・戦前の軍国主義化、開戦から敗戦に至る(出光と直接は関係ない)史実を ほぼ抑揚無くなぞっていく部分が多く途中のパートがかなり退屈。 ・・・で、「次は次は」とページを繰る手が止まらない・・・みたいな感じは無く。この手の「歴史小説」が好きな向きには 面白いのかもしれないが、どうしても現代人・個人的な感覚で「この程度で海賊か?」とも思ってしまった。無念。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!