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はた迷惑なウェディング



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【この小説が収録されている参考書籍】
はた迷惑なウェディング (創元推理文庫)

はた迷惑なウェディングの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

スーの娘シドラの結婚に振り回される人々

ニューヨークでTVプロデューサーをしているスーの娘シドラが大富豪と結婚することになったことから、様々なトラブルや殺人事件が巻き起こるのが今回の大筋です。
この大富豪の花婿とその母親がかなりの曲者で、結婚準備を手伝うルーシーたちは振り回されっぱなし。
当のシドラは仕事を理由にニューヨークから戻らず、スーやルーシーに何もかも任せきりでなかなか登場しませんが、やっと戻ってきたと思ったら都会に染まって地元の旧友をばかにするイヤな奴になっていました。
しかもニューヨークでも付き合っていた同郷の恋人がいたのに、どうやらお金に目がくらんで大富豪に乗り換えたようなのです。
作中でシドラは大きな不幸に見舞われるのですが、相手に非があるとはいえ、あまりに立ち直りと変わり身が早すぎて唖然としてしまいました。
正直周りが言うほど元々いい子だとは思えません。
ある疑念からスーがルーシーに心を閉ざして、いつものようなやり取りが少ないのも残念なところ。
終盤での急速なハッピーエンドの流れも付いていけませんでしたし、本当に日本語のタイトル通りのお話です。
もうひとつ気になったのはルーシーの職場での態度。
アメリカでは日本ほど上下関係にうるさくないのかもしれませんが、私用で度々遅刻している割には上司に対して態度が大きく、ほとんど反省もありません。
仕事に対しても文句が多くて、社会人としての自覚が希薄に感じました。
ルーシーの場合は仕事を持ったことが経済的な面を除いて、今のところ必ずしも良い方には出ていないように思うので、今後はもっと成長してくれることを願っています。
余談ですが、長女のエリザベスは相変わらず気が多くて生意気盛りです。私が親なら毎日ケンカですね。
今回はやや辛口評価でいろいろ書きましたが、このシリーズは大好きなので、今後も楽しみにしています。
はた迷惑なウェディング (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:はた迷惑なウェディング (創元推理文庫)より
4488248101

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