ラバー・ソウル

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

ラバー・ソウルの評価:

3.43/5点 レビュー 67件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全136件 121〜136 7/7ページ
No.16
(4pt)

純愛といえるのか?

井上夢人氏は好きな作家さんで全作品を追いかけています。久々の作品。わくわくして読みました。

単純な私は、東野圭吾の「容疑者Xの献身」をイメージして最初読んでいました。

ですが、最後のどんでん返し、という意味が本当に最後になってわかったのです。良い意味で裏切られたのですが、これは、さすが井上夢人と言うべきでしょう。ただ、あまりに技巧に走り過ぎているというか、そこまでやるのかという気持ちになったのも事実ですが。

ですから、もう一回読みました。読まずにはいられなかったのです、全てを分かった上で。結末が分かっているのに、二度読める作品なんてなかなかありません。お得かも。

そのどんでん返しに至るまでに、ちょっとおかしいなと思う点がないことはなかったのです。
例えば、彼が告白している体を取っている文章があることとか、主人公が自分の車をぶつけて、車を埠頭から落とし、殺人を犯したと告白しているのに、車に指紋がたくさんついていたということなど。

ところで、「空前の純愛小説」というキャッチコピーには違和感を覚えるなあ。ちょっと違うのではないか。強いて言うなら、一途な、いやこの言葉も美しすぎるな、一方的な愛とでも言うべきか。また、見ただけで人を愛せるのだろうか、しかもその人の欠点(ネタばれになるので、この表現でとどめておく)をまるごと含めて。とても想像できない。

そう言ったことすべてを含めて、井上夢人の次の作品また読みたいです。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.15
(4pt)

純愛といえるのか?

井上夢人氏は好きな作家さんで全作品を追いかけています。久々の作品。わくわくして読みました。

単純な私は、東野圭吾の「容疑者Xの献身」をイメージして最初読んでいました。

ですが、最後のどんでん返し、という意味が本当に最後になってわかったのです。良い意味で裏切られたのですが、これは、さすが井上夢人と言うべきでしょう。ただ、あまりに技巧に走り過ぎているというか、そこまでやるのかという気持ちになったのも事実ですが。

ですから、もう一回読みました。読まずにはいられなかったのです、全てを分かった上で。結末が分かっているのに、二度読める作品なんてなかなかありません。お得かも。

そのどんでん返しに至るまでに、ちょっとおかしいなと思う点がないことはなかったのです。
例えば、彼が告白している体を取っている文章があることとか、主人公が自分の車をぶつけて、車を埠頭から落とし、殺人を犯したと告白しているのに、車に指紋がたくさんついていたということなど。

ところで、「空前の純愛小説」というキャッチコピーには違和感を覚えるなあ。ちょっと違うのではないか。強いて言うなら、一途な、いやこの言葉も美しすぎるな、一方的な愛とでも言うべきか。また、見ただけで人を愛せるのだろうか、しかもその人の欠点(ネタばれになるので、この表現でとどめておく)をまるごと含めて。とても想像できない。

そう言ったことすべてを含めて、井上夢人の次の作品また読みたいです。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.14
(4pt)

ネタバレです

私はしばしば、結末を先に見るという読み方をするので、この作品を、東野圭吾の「容疑者Xの献身」に似ているなあ、と残念な気持ちで読んでいました

井上夢人さんの作品は、結構好きで「オルファクトグラム」を読んだときは、すごい発想の作家だとびっくりしました(こっちの方は逆に漫画「もやしもん」が二番煎じでは?)

単行本には、帯に結末を予想できるような感想が書いてあったし、ちょっと鼻につく納得できない感想があり、そんなものを載せるくらいなら、ビートルズの「ラバーソウル」の日本語訳を巻末に付けて欲しかったなあと切実に思いました(家にはビートルズのレコードはあるのですが、面倒くさくて歌詞カードまで出してくる気になれない…)

そしたら、二回目読めて、一回目より、さらに感動できるはず

扉絵は、最初手に取った時は、漫画チックというか、乙女チックというか、なんか好きになれなったのですが、読んでいる途中で、何回も見直しました

そして読んだ後、花をまとったような髪が、少しだけ見える目が、とても美しく感じられ、主人公の救い、そして読んだ私の救いになった気がして、ビートルズのラバーソウルと同じくらいこの絵がこの作品に不可欠のものだと思いました

すごい絵です!クールな絵なのに温かさを感じる(涙)
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.13
(4pt)

ネタバレです

私はしばしば、結末を先に見るという読み方をするので、この作品を、東野圭吾の「容疑者Xの献身」に似ているなあ、と残念な気持ちで読んでいました

井上夢人さんの作品は、結構好きで「オルファクトグラム」を読んだときは、すごい発想の作家だとびっくりしました(こっちの方は逆に漫画「もやしもん」が二番煎じでは?)

単行本には、帯に結末を予想できるような感想が書いてあったし、ちょっと鼻につく納得できない感想があり、そんなものを載せるくらいなら、ビートルズの「ラバーソウル」の日本語訳を巻末に付けて欲しかったなあと切実に思いました(家にはビートルズのレコードはあるのですが、面倒くさくて歌詞カードまで出してくる気になれない…)

そしたら、二回目読めて、一回目より、さらに感動できるはず

扉絵は、最初手に取った時は、漫画チックというか、乙女チックというか、なんか好きになれなったのですが、読んでいる途中で、何回も見直しました

そして読んだ後、花をまとったような髪が、少しだけ見える目が、とても美しく感じられ、主人公の救い、そして読んだ私の救いになった気がして、ビートルズのラバーソウルと同じくらいこの絵がこの作品に不可欠のものだと思いました

すごい絵です!クールな絵なのに温かさを感じる(涙)
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.12
(5pt)

面白い!

571ページもある本ですが、引き込まれてしまい、一日で読みきりました。
登場人物がそれぞれ平易な語り口で物語を進めていく形式ですが、
大変読みやすい本です。
井上さんの小説が元々好きなのですが、
一言で言えば、傑作です。
最初はネチネチしたストーカーの話だと思って読んでいくうちに、
どんでん返しが。。
実は純愛小説だったのですね〜
装丁も凝っていますし、お勧めの一冊です。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.11
(5pt)

面白い!

571ページもある本ですが、引き込まれてしまい、一日で読みきりました。
登場人物がそれぞれ平易な語り口で物語を進めていく形式ですが、
大変読みやすい本です。
井上さんの小説が元々好きなのですが、
一言で言えば、傑作です。
最初はネチネチしたストーカーの話だと思って読んでいくうちに、
どんでん返しが。。
実は純愛小説だったのですね〜
装丁も凝っていますし、お勧めの一冊です。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.10
(4pt)

醜くも美しい

作者の事もこの本の内容も全く知らずにタイトルのみに惹かれて手に取った。

「愛とは?幸福とは?」

最後の最後に驚愕と共に突きつけられる人生の根源とも言える問い。
それぞれの理由はどうあれ、手に取る価値のある圧倒的な傑作。

・・とりあえず読み終えた方は、
ビートルズ『Rubber Soul』の日本盤が欲しくなると思います(笑)
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.9
(4pt)

醜くも美しい

作者の事もこの本の内容も全く知らずにタイトルのみに惹かれて手に取った。

「愛とは?幸福とは?」

最後の最後に驚愕と共に突きつけられる人生の根源とも言える問い。
それぞれの理由はどうあれ、手に取る価値のある圧倒的な傑作。

・・とりあえず読み終えた方は、
ビートルズ『Rubber Soul』の日本盤が欲しくなると思います(笑)
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.8
(5pt)

井上夢人の最高傑作!!

これは正直文句なしです。
井上夢人単独の作品としても、これまでで最高ではないでしょうか。

話としてはかなりストレートな嫌ミスです。
おそらく好き嫌いもあるんだと思いますが、他のレビュアーの方が100%共感出来ないと思ったようなところが、
個人的には非常にスムーズに受け入れられたのが高評価の要因ではないかと思います。
決して短い小説ではありませんが、一気読みでした。

また、正直ビートルズはそれほど良く聞いていたわけではないのですが、最後の解説を読んでこれは聞かずばなるまいと思いました。

とにかくまず読んで!
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.7
(5pt)

井上夢人の最高傑作!!

これは正直文句なしです。
井上夢人単独の作品としても、これまでで最高ではないでしょうか。

話としてはかなりストレートな嫌ミスです。
おそらく好き嫌いもあるんだと思いますが、他のレビュアーの方が100%共感出来ないと思ったようなところが、
個人的には非常にスムーズに受け入れられたのが高評価の要因ではないかと思います。
決して短い小説ではありませんが、一気読みでした。

また、正直ビートルズはそれほど良く聞いていたわけではないのですが、最後の解説を読んでこれは聞かずばなるまいと思いました。

とにかくまず読んで!
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.6
(4pt)

狂気の愛に引き込まれた

警察の事情聴取を受ける男女の対話と、主人公の男性の心情のみで描かれたミステリ小説。

鈴木誠の絵里への「狂気の愛」が事細かに描かれていて引き込まれた。自分の外見の醜さを誰よりも分かっている男が、それでも一人の女性のために何かをしたいという気持ちがくどいほど丁寧に描かれていた。よくここまで一方通行の愛を描けたと思う。ネタばれになるので触れないが、最後の終わり方も、納得できるものだった。

個人的には、鈴木誠に尽くす金山という男の、鈴木誠に対する純粋な気持ちが好きだった。

表紙も、全部読み終わってから見返すとちょっと恐くなるくらいよく描かれていると思う。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.5
(4pt)

狂気の愛に引き込まれた

警察の事情聴取を受ける男女の対話と、主人公の男性の心情のみで描かれたミステリ小説。

鈴木誠の絵里への「狂気の愛」が事細かに描かれていて引き込まれた。自分の外見の醜さを誰よりも分かっている男が、それでも一人の女性のために何かをしたいという気持ちがくどいほど丁寧に描かれていた。よくここまで一方通行の愛を描けたと思う。ネタばれになるので触れないが、最後の終わり方も、納得できるものだった。

個人的には、鈴木誠に尽くす金山という男の、鈴木誠に対する純粋な気持ちが好きだった。

表紙も、全部読み終わってから見返すとちょっと恐くなるくらいよく描かれていると思う。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.4
(3pt)

愛なのか。

ビートルズは最高ですね。個人的に『マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー』が大好きな曲なので、終盤を読んでいて思わず喝采をあげました。

この作品、絶対、○○○○があるはずだ、と思いながら読み進めるが、小さな○○○は感じるものの、○○○が○○○なくて、早く○○を知りたくて、ページを繰る手が止まらない。ストーカーって怖いなー、というだけのミステリではないと確信していましたが…○○○、そう○○○!それは○○○○○!と○○しました。

○(伏せ文字)を多用しすぎたか…。仕方ないかな。

ただ、これは愛なのでしょうか?
愛なのかなあ…。

帯に、ある言葉が堂々と書かれていて、それはかなりネタバレのような…。予備知識無しで読んでほしいです。

面白い本格ミステリでした。ビートルズを聴きたくなりますよ。
読み終わったあと、『ラバー・ソウル』を10回くらい聴きました。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.3
(3pt)

愛なのか。

ビートルズは最高ですね。個人的に『マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー』が大好きな曲なので、終盤を読んでいて思わず喝采をあげました。

この作品、絶対、○○○○があるはずだ、と思いながら読み進めるが、小さな○○○は感じるものの、○○○が○○○なくて、早く○○を知りたくて、ページを繰る手が止まらない。ストーカーって怖いなー、というだけのミステリではないと確信していましたが…○○○、そうきたか!それは○○○○○!と感心しました。

○(伏せ文字)を多用しすぎたか…。仕方ないかな。

ただ、これは愛なのでしょうか?
愛なのかなあ…。

帯に、堂々とある言葉が書かれていて、それはかなりネタバレのような…。予備知識無しで読んでほしいです。

面白い本格ミステリでした。ビートルズを聴きたくなりますよ。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.2
(4pt)

読解力不足なのかなあ…。

この著者の小説がもともと好きなのもありますが、面白いと思います。
10数年前に、井上さんの「プラスティック」を読んだときの驚きを思い出しました。
(今作と語りの形式も少し似ています。)

メインのトリックも、何か仕掛けがあると分かっていながら読み進めていく中での、いい意味でのもどかしさ
ときれいな落としどころがあり流石の仕上げ方という感じです。

ただ、今作には一つだけ疑問が残っていて、それがなければ迷いなく満点を付ける作品でした。
未読の方には、意味は分からないと思いますが、一応。

・なぜ鈴木がクライマックスのところで、想定外であったはずのその成り行きを受け入れたのか。
 そのまま受け入れてしまうと、それまでの行動を無に帰してしまう可能性がある状況なのに。
 (最終的に似たような結末を想定していた気もしますが、まだ仕上げができていない段階であったと明記されている。)
 想定外であっても、鈴木にとっての最高の「幸福」を目の前にして、ただそれに手を伸ばした、ということなのでしょうか。

最後に、作品の良し悪しとは無関係ですが、帯に「空前の純愛小説」というコピーがあります。
しかし、個人的には全く、「純愛小説」であるとは感じられませんでした。
「容貌の美醜」というのは世の現実としてキレイごとで済まないものであり、この設定で、かつこの内容で純愛と言ってしまうのは
キレイごと過ぎるというか、言葉が軽すぎる気がして、そぐわないと思います。

ミステリーとして優れた作品であることは間違いありませんので、素直にミステリーとして読まれることをおすすめします。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.1
(4pt)

読解力不足なのかなあ…。

この著者の小説がもともと好きなのもありますが、面白いと思います。
10数年前に、井上さんの「プラスティック」を読んだときの驚きを思い出しました。
(今作と語りの形式も少し似ています。)

メインのトリックも、何か仕掛けがあると分かっていながら読み進めていく中での、いい意味でのもどかしさ
ときれいな落としどころがあり流石の仕上げ方という感じです。

ただ、今作には一つだけ疑問が残っていて、それがなければ迷いなく満点を付ける作品でした。
未読の方には、意味は分からないと思いますが、一応。

・なぜ鈴木がクライマックスのところで、想定外であったはずのその成り行きを受け入れたのか。
 そのまま受け入れてしまうと、それまでの行動を無に帰してしまう可能性がある状況なのに。
 (最終的に似たような結末を想定していた気もしますが、まだ仕上げができていない段階であったと明記されている。)
 想定外であっても、鈴木にとっての最高の「幸福」を目の前にして、ただそれに手を伸ばした、ということなのでしょうか。

最後に、作品の良し悪しとは無関係ですが、帯に「空前の純愛小説」というコピーがあります。
しかし、個人的には全く、「純愛小説」であるとは感じられませんでした。
「容貌の美醜」というのは世の現実としてキレイごとで済まないものであり、この設定で、かつこの内容で純愛と言ってしまうのは
キレイごと過ぎるというか、言葉が軽すぎる気がして、そぐわないと思います。

ミステリーとして優れた作品であることは間違いありませんので、素直にミステリーとして読まれることをおすすめします。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137