ラバー・ソウル

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評判

ラバー・ソウルの評価:

3.43/5点 レビュー 67件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.43pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全68件 1〜20 1/4ページ
No.68
(5pt)

純愛

全てを読めば純愛だということがわかる。
こんな読後感経験したことない。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.67
(5pt)

純愛

全てを読めば純愛だということがわかる。
こんな読後感経験したことない。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.66
(5pt)

切なすぎる結末

最後で一気に見方がかわってただ切ない気持ちになりました。
けどとっても素敵なお話です。これは誰かにオススメしたいです。
途中疑問に思うところが一気に解消されて、はぁ、、そうだったか。、っとなりました。(語彙力なくてすみません)
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.65
(5pt)

切なすぎる結末

最後で一気に見方がかわってただ切ない気持ちになりました。
けどとっても素敵なお話です。これは誰かにオススメしたいです。
途中疑問に思うところが一気に解消されて、はぁ、、そうだったか。、っとなりました。(語彙力なくてすみません)
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.64
(5pt)

愛なんです。

最初、すごく読みにくくて努力が必要。
複数人の証言形式だから重複もやむなし。
なんでこんな形式にしたのか、首を捻りながら読み進めると、最後にわかった時はアハ体験。

放心の後、すずきと金山の強い絆が胸に迫った。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.63
(5pt)

ラストは泣ける

世代的にビートルズにもレコードにも詳しくないのだが、章がA面B面と分かれており、「イニシエーションラブ」みたいな感じか?と思ったが違った。
ラストは哀しいけど、読後感はとても良い。

ミステリーマニアな方は読み進めるうちに「こんな展開?」とわかってしまうかもしれないがそれを差し引いてでも良い作品だと思う。

使用人の金山さんは主人公の唯一の理解者でラストは本当に泣かせてくれる。
「実の親からさえも受け入れられなかった気持ちがあなたにはわかりますか?」というようなセリフがあるのだが、それが本当に哀しい。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.62
(5pt)

ラストは泣ける

世代的にビートルズにもレコードにも詳しくないのだが、章がA面B面と分かれており、「イニシエーションラブ」みたいな感じか?と思ったが違った。
ラストは哀しいけど、読後感はとても良い。

ミステリーマニアな方は読み進めるうちに「こんな展開?」とわかってしまうかもしれないがそれを差し引いてでも良い作品だと思う。

使用人の金山さんは主人公の唯一の理解者でラストは本当に泣かせてくれる。
「実の親からさえも受け入れられなかった気持ちがあなたにはわかりますか?」というようなセリフがあるのだが、それが本当に哀しい。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.61
(4pt)

胸が痛い

ミステリ通の人が読むと文句もあるだろう。
長いので誰かにお勧めするのも はばかれる。
読後長く経って話の内容はあまり覚えていないが胸の痛みはおぼえている。
ながいラブレター。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.60
(4pt)

胸が痛い

ミステリ通の人が読むと文句もあるだろう。
長いので誰かにお勧めするのも はばかれる。
読後長く経って話の内容はあまり覚えていないが胸の痛みはおぼえている。
ながいラブレター。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.59
(5pt)

物静かで自己主張をしない、目立たない使用人、金山さんの愛情に心を打たれる

非常に良いのだけれど、それでいてどこか惜しい作品。

ジャンルをミステリーと捉えると肩透かしだがサスペンスと捉えれば相応ではある…か?非常にカテゴライズが難しい作品ではある。

他の方のレビューにもあったが読後感は素晴らしい。ただ途中の描写がとにかく重くて長い。しかしかといってそこで放り出せるかというとそれを許さない不思議な面白さもあり、気づけばあっという間に読み終えてしまっていた。

全てが登場人物の独白形式であり、それ故に情報が非常に限定される形式は他の作品でもよく使われる手法であり、それ故に読者は作者のその意図を察知してしまいやすいのでどうしてもそれを隠す事に意識がいってしまいがちになるのが難しいところである。

この作品の場合、鈴木誠含む何人かの登場人物が警察の取り調べに対して答える部分と鈴木誠の手記が変則的に綴られていくが最後に警察の取り調べに答える人が本当に時系列通り最後なのがもったいない様に思う。

出来れば鈴木誠と三島江利子以外のそれがラストを知って読み返したら実はそれより後に答えている物であり、最初に呼んだ時と全く意味が違っていたとなればラストの驚きがもっと活きた様に思えて残念である。

ストーカーの描写がステレオタイプなのはそれを意図したものである故に仕方がないのだが、なかなか読むのがヘビーでしんどいのが難点ではあるが、先述の通り途中で読むのを止められない面白さがあり、トータルでお勧めの一冊である。

今作ではいろいろな事を感じさせられたが、何よりも鈴木誠を幼い頃から面倒をみてきた鈴木家の使用人、金山勝信の深い深い愛情に僕は胸を鷲掴みにされたのだった。

作品としては惜しいので☆4なのだが金山さんのキャラが良すぎて個人的に愛おしい作品になった為、☆5の評価。

また読み直してみたい。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.58
(5pt)

物静かで自己主張をしない、目立たない使用人、金山さんの愛情に心を打たれる

非常に良いのだけれど、それでいてどこか惜しい作品。

ジャンルをミステリーと捉えると肩透かしだがサスペンスと捉えれば相応ではある…か?非常にカテゴライズが難しい作品ではある。

他の方のレビューにもあったが読後感は素晴らしい。ただ途中の描写がとにかく重くて長い。しかしかといってそこで放り出せるかというとそれを許さない不思議な面白さもあり、気づけばあっという間に読み終えてしまっていた。

全てが登場人物の独白形式であり、それ故に情報が非常に限定される形式は他の作品でもよく使われる手法であり、それ故に読者は作者のその意図を察知してしまいやすいのでどうしてもそれを隠す事に意識がいってしまいがちになるのが難しいところである。

この作品の場合、鈴木誠含む何人かの登場人物が警察の取り調べに対して答える部分と鈴木誠の手記が変則的に綴られていくが最後に警察の取り調べに答える人が本当に時系列通り最後なのがもったいない様に思う。

出来れば鈴木誠と三島江利子以外のそれがラストを知って読み返したら実はそれより後に答えている物であり、最初に呼んだ時と全く意味が違っていたとなればラストの驚きがもっと活きた様に思えて残念である。

ストーカーの描写がステレオタイプなのはそれを意図したものである故に仕方がないのだが、なかなか読むのがヘビーでしんどいのが難点ではあるが、先述の通り途中で読むのを止められない面白さがあり、トータルでお勧めの一冊である。

今作ではいろいろな事を感じさせられたが、何よりも鈴木誠を幼い頃から面倒をみてきた鈴木家の使用人、金山勝信の深い深い愛情に僕は胸を鷲掴みにされたのだった。

作品としては惜しいので☆4なのだが金山さんのキャラが良すぎて個人的に愛おしい作品になった為、☆5の評価。

また読み直してみたい。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.57
(4pt)

長いトンネルをくぐり抜けると...

途中から出来事を反芻するシーンになり、その先を早く知りたいんだが...と思いつつも地道に読み進めていきました。
読み始めは、なんだただのストーカーやんけ...と思っていましたが最後になって、そういうことだったのねっ!!と感動を覚えました。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.56
(4pt)

長いトンネルをくぐり抜けると...

途中から出来事を反芻するシーンになり、その先を早く知りたいんだが...と思いつつも地道に読み進めていきました。
読み始めは、なんだただのストーカーやんけ...と思っていましたが最後になって、そういうことだったのねっ!!と感動を覚えました。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.55
(5pt)

満足

綺麗で良かったです。
この方の作品を始めて読みましたが、最後の衝撃は心に突き刺さって
又、他の作品も読んでみたいと感じました。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.54
(5pt)

満足

綺麗で良かったです。
この方の作品を始めて読みましたが、最後の衝撃は心に突き刺さって
又、他の作品も読んでみたいと感じました。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.53
(4pt)

なかなか巧妙な展開

醜い心を持ったストーカーがモデルの女性を巧妙に付け狙い、女性に近づく人間を次々殺していくという話。
ストーカー具合を、本人を含めた登場人物が証言していくミステリー仕立て。
かなり分厚い小説だが、するすると読めた。
金を持ったストーカーは怖いな~という単純な感想を持っていたが、最終的には覆される感じ
。著者の得意とする伏線を張り巡らせた展開に、あまり疑いもせずに読み進めた。
ストーカーものとしても、ミステリーとしても、愛の物語としても読める多面的な物語である。
主人公と女性の接点がやや安直な感が否めない…。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.52
(4pt)

なかなか巧妙な展開

醜い心を持ったストーカーがモデルの女性を巧妙に付け狙い、女性に近づく人間を次々殺していくという話。
ストーカー具合を、本人を含めた登場人物が証言していくミステリー仕立て。
かなり分厚い小説だが、するすると読めた。
金を持ったストーカーは怖いな~という単純な感想を持っていたが、最終的には覆される感じ
。著者の得意とする伏線を張り巡らせた展開に、あまり疑いもせずに読み進めた。
ストーカーものとしても、ミステリーとしても、愛の物語としても読める多面的な物語である。
主人公と女性の接点がやや安直な感が否めない…。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.51
(5pt)

ミステリー小説でもって“人生の意味と幸福”について哲学していた!

精神病質というか反社会性人格障害に恋したエレファントマンの悲劇?を描いたミステリー。

 本書の中でいちばん興味を持ったのは、ミステリーの部分ではなくて、主人公の鈴木 誠が< “人生の意味と幸福”について哲学している! >ところです。

 つまり、鈴木 誠は、美縞(みしま)絵里という女性のおかげ?で< 自分というものの存在に初めて意味をみつける! >のですが、この鈴木 誠の哲学が、業田良家の4コマギャグマンガである< 『自虐の詩(うた)』の主人公の森田幸江の哲学とつながっている! >ように思いました。これには< びっくりポン>です!

 鈴木 誠も森田幸江も、読者の目から見ると、< かなり悲惨な境遇にありながらも、人生の意味について覚醒する! >という点では共通しています。

 しかし、哲学者の永井 均(ひとし)先生は、『マンガは哲学する』という著作の中で『自虐の詩(うた)』を取り上げたうえで、< まれにみる傑作であり、絶対に読む価値がある! >と極めて高く評価しながらも、その一方で、森田幸江の哲学については、「 手放しでは称賛できない 」ところがある!とコメントしています(同書182頁)。

 永井先生がこのようにコメントする理由は、幸江が< 幸福と不幸にはどちらにも等しく価値がある! >と言いながらも、< 人生には明らかに意味がある! >ということに覚醒したのは、< 幸江が妊娠して幸福になってからのことだ! >という印象をぬぐうことができない!という点にあるのではないか?と思います。

 ボク個人も、永井先生が言われるように、新宿で幸江が< シャブ中の立ちんぼの境遇 >のままで< 人生の厳粛な意味について覚醒したか? >というと< そうとは思えない! >です。

 これに対して、この『ラバー・ソール』の主人公の鈴木 誠は、< かなり悲惨な境遇のままで人生の意味について覚醒した!のではないか? >と思われます。

 つまり、森田幸江が< 幸福になってから人生の意味について覚醒した! >のに対して、鈴木 誠のほうは逆に< 人生の意味について覚醒してから幸福になった! >ように思われます。 この点で2人の主人公の間に< ちがい >があります。

 なので、永井先生は、この『ラバー・ソール』という小説について、これを『自虐の詩(うた)』のように< まれにみる傑作である! >と評価するか?は良くわかりません!が、“人生の意味と幸福”についての主人公の鈴木 誠の哲学については、森田幸江の哲学とはちがって< 手放しで称賛する! >のではないか?と思いました。

 なお、森田幸江と鈴木 誠の< 2人の哲学と通じている哲学 >を座右の銘にしている!のが、お笑いタレントの< 明石家さんま >です。

 つまり、さんまは、大竹しのぶとの間に授かった自分の娘に対して、< 生きてるだけで丸儲け >という意味をこめて< いまる >と命名した!そうですが、この< 生きてるだけで丸儲けの哲学 >が“人生の意味と幸福”についての< 幸江と誠の哲学と通じ合っている! >と思いました。

 なぜなら、さんまは、紳助と12年ぶりに共演した競馬関連の番組で、次のように述べている!からです。

 < 笑顔で地獄見たら勝ち!、人生 >

 最後に、精神病質というか反社会性人格障害には< 極力関わりを持たない! >ほうがいい!です。 さもないと、< 自分の人生を滅茶苦茶にされて >しまいます!

 また、さんまのように、 < 笑顔で地獄を見る! >ことができる!ような境地に到達できた!としても、< 地獄を見ない!で済む! >ことができる!のであれば、< それに越したことはない! >からです。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467
No.50
(5pt)

ミステリー小説でもって“人生の意味と幸福”について哲学していた!

精神病質というか反社会性人格障害に恋したエレファントマンの悲劇?を描いたミステリー。

 本書の中でいちばん興味を持ったのは、ミステリーの部分ではなくて、主人公の鈴木 誠が< “人生の意味と幸福”について哲学している! >ところです。

 つまり、鈴木 誠は、美縞(みしま)絵里という女性のおかげ?で< 自分というものの存在に初めて意味をみつける! >のですが、この鈴木 誠の哲学が、業田良家の4コマギャグマンガである< 『自虐の詩(うた)』の主人公の森田幸江の哲学とつながっている! >ように思いました。これには< びっくりポン>です!

 鈴木 誠も森田幸江も、読者の目から見ると、< かなり悲惨な境遇にありながらも、人生の意味について覚醒する! >という点では共通しています。

 しかし、哲学者の永井 均(ひとし)先生は、『マンガは哲学する』という著作の中で『自虐の詩(うた)』を取り上げたうえで、< まれにみる傑作であり、絶対に読む価値がある! >と極めて高く評価しながらも、その一方で、森田幸江の哲学については、「 手放しでは称賛できない 」ところがある!とコメントしています(同書182頁)。

 永井先生がこのようにコメントする理由は、幸江が< 幸福と不幸にはどちらにも等しく価値がある! >と言いながらも、< 人生には明らかに意味がある! >ということに覚醒したのは、< 幸江が妊娠して幸福になってからのことだ! >という印象をぬぐうことができない!という点にあるのではないか?と思います。

 ボク個人も、永井先生が言われるように、新宿で幸江が< シャブ中の立ちんぼの境遇 >のままで< 人生の厳粛な意味について覚醒したか? >というと< そうとは思えない! >です。

 これに対して、この『ラバー・ソール』の主人公の鈴木 誠は、< かなり悲惨な境遇のままで人生の意味について覚醒した!のではないか? >と思われます。

 つまり、森田幸江が< 幸福になってから人生の意味について覚醒した! >のに対して、鈴木 誠のほうは逆に< 人生の意味について覚醒してから幸福になった! >ように思われます。 この点で2人の主人公の間に< ちがい >があります。

 なので、永井先生は、この『ラバー・ソール』という小説について、これを『自虐の詩(うた)』のように< まれにみる傑作である! >と評価するか?は良くわかりません!が、“人生の意味と幸福”についての主人公の鈴木 誠の哲学については、森田幸江の哲学とはちがって< 手放しで称賛する! >のではないか?と思いました。

 なお、森田幸江と鈴木 誠の< 2人の哲学と通じている哲学 >を座右の銘にしている!のが、お笑いタレントの< 明石家さんま >です。

 つまり、さんまは、大竹しのぶとの間に授かった自分の娘に対して、< 生きてるだけで丸儲け >という意味をこめて< いまる >と命名した!そうですが、この< 生きてるだけで丸儲けの哲学 >が“人生の意味と幸福”についての< 幸江と誠の哲学と通じ合っている! >と思いました。

 なぜなら、さんまは、紳助と12年ぶりに共演した競馬関連の番組で、次のように述べている!からです。

 < 笑顔で地獄見たら勝ち!、人生 >

 最後に、精神病質というか反社会性人格障害には< 極力関わりを持たない! >ほうがいい!です。 さもないと、< 自分の人生を滅茶苦茶にされて >しまいます!

 また、さんまのように、 < 笑顔で地獄を見る! >ことができる!ような境地に到達できた!としても、< 地獄を見ない!で済む! >ことができる!のであれば、< それに越したことはない! >からです。
ラバー・ソウル Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウルより
4062177137
No.49
(5pt)

ミステリー小説でもって“人生の意味と幸福”について哲学していた!

精神病質というか反社会性人格障害に恋したエレファントマンの悲劇?を描いたミステリー。

 本書の中でいちばん興味を持ったのは、ミステリーの部分ではなくて、主人公の鈴木 誠が< “人生の意味と幸福”について哲学している! >ところです。

 つまり、鈴木 誠は、美縞(みしま)絵里という女性のおかげ?で< 自分というものの存在に初めて意味をみつける! >のですが、この鈴木 誠の哲学が、業田良家の4コマギャグマンガである< 『自虐の詩(うた)』の主人公の森田幸江の哲学とつながっている! >ように思いました。これには< びっくりポン>です!

 鈴木 誠も森田幸江も、読者の目から見ると、< かなり悲惨な境遇にありながらも、人生の意味について覚醒する! >という点では共通しています。

 しかし、哲学者の永井 均(ひとし)先生は、『マンガは哲学する』という著作の中で『自虐の詩(うた)』を取り上げたうえで、< まれにみる傑作であり、絶対に読む価値がある! >と極めて高く評価しながらも、その一方で、森田幸江の哲学については、「 手放しでは称賛できない 」ところがある!とコメントしています(同書182頁)。

 永井先生がこのようにコメントする理由は、幸江が< 幸福と不幸にはどちらにも等しく価値がある! >と言いながらも、< 人生には明らかに意味がある! >ということに覚醒したのは、< 幸江が妊娠して幸福になってからのことだ! >という印象をぬぐうことができない!という点にあるのではないか?と思います。

 ボク個人も、永井先生が言われるように、新宿で幸江が< シャブ中の立ちんぼの境遇 >のままで< 人生の厳粛な意味について覚醒したか? >というと< そうとは思えない! >です。

 これに対して、この『ラバー・ソール』の主人公の鈴木 誠は、< かなり悲惨な境遇のままで人生の意味について覚醒した!のではないか? >と思われます。

 つまり、森田幸江が< 幸福になってから人生の意味について覚醒した! >のに対して、鈴木 誠のほうは逆に< 人生の意味について覚醒してから幸福になった! >ように思われます。 この点で2人の主人公の間に< ちがい >があります。

 なので、永井先生は、この『ラバー・ソール』という小説について、これを『自虐の詩(うた)』のように< まれにみる傑作である! >と評価するか?は良くわかりません!が、“人生の意味と幸福”についての主人公の鈴木 誠の哲学については、森田幸江の哲学とはちがって< 手放しで称賛する! >のではないか?と思いました。

 なお、森田幸江と鈴木 誠の< 2人の哲学と通じている哲学 >を座右の銘にしている!のが、お笑いタレントの< 明石家さんま >です。

 つまり、さんまは、大竹しのぶとの間に授かった自分の娘に対して、< 生きてるだけで丸儲け >という意味をこめて< いまる >と命名した!そうですが、この< 生きてるだけで丸儲けの哲学 >が“人生の意味と幸福”についての< 幸江と誠の哲学と通じ合っている! >と思いました。

 なぜなら、さんまは、紳助と12年ぶりに共演した競馬関連の番組で、次のように述べている!からです。

 < 笑顔で地獄見たら勝ち!、人生 >

 最後に、精神病質というか反社会性人格障害には< 極力関わりを持たない! >ほうがいい!です。 さもないと、< 自分の人生を滅茶苦茶にされて >しまいます!

 また、さんまのように、 < 笑顔で地獄を見る! >ことができる!ような境地に到達できた!としても、< 地獄を見ない!で済む! >ことができる!のであれば、< それに越したことはない! >からです。
ラバー・ソウル (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: ラバー・ソウル (講談社文庫)より
4062778467