黒死館殺人事件
評判
黒死館殺人事件の評価:
3.89/5点 レビュー 150件。 D ランク
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全504件 401〜420 21/26ページ
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黒死館殺人事件の評価:
3.89/5点 レビュー 150件。 D ランク
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この作品はどちらかといえば、
・文章のテンポ、全体の構成が良い。最後まで一気に読ませてくれる。
・沢山の登場人物、変な言い回しなどで読者の頭を混乱させること、が無い。
・相性がぴったり合えば本当に楽しめる作品。いや、大体、誰でも楽しめる作品の方が珍しくないだろうか。
ペダントリーがどうとか言われるが、そもそも世の中そういう小説の方が多くないか。ストーリーの進行を遅くさせる(余計な)感情、情景の描写はペダントリーの一種だと言えないのか。一つのことだけにこだわる作品が必ず名作なのか。9割がストーリーとは関係のないペダントリーと言う人は多分wikiの見過ぎ。ちゃんと予告にもなっている。全く意味のない文章ばかり並べてあるわけではない。大体、他人ん家の家庭事情なんて簡単に分かる筈が無いのだ。寧ろこの展開は当然と言える。
などの点で親切丁寧な小説です。
“日本三大奇書”“アンチ・ミステリー三大傑作”の内の一つと言われますが、夢野久作「ドグラ・マグラ」、中井英夫「虚無への供物」とはジャンルが全く違うと思います。「虚無への供物」は 冗談小説+黒死館のオマージュ入ってる から良いとして、「ドグラ・マグラ」とは一緒にされたくない。この中で本当に(良い意味で)ミステリーの枠から外れている(アンチ・ミステリー自体がそれを狙っているとは思ってませんが)のは「黒死館殺人事件」だけです。
と、「黒死館殺人事件」は悪評も多いので、ここまでそれを否定することばかり書いてしまいましたが、
ここでチョット、文章の気になったところを。
qlikjyikkkiubiじゃなくて
qlikjyikkkjubi、
pqrstvwxyzbnmlkhgfdcじゃなくて
pqrstvwxyzbnmlkjhgfdcと思いますが……。
作者のミスなのか、河出文庫のミスなのか、それとも私の持っているものがたまたまそうなっていたのか分かりませんが(青空文庫ではqlikjyikkkjubi、pqrstvwxyzbnmlkjhgfdeとなっていました)、作者のミスだったとしても、訂正しても問題ないと思います。
私は、河出文庫の紙の質や、澁澤龍彦さんの解説、細谷正光さんの解説がすごく好きなので河出文庫版をおすすめします。